大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
09 | 2017/10 | 11
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昨日の米国株は、フランス政局懸念や予想を下回る主力企業の決算に加え、金融株の下落が足を引っ張り、反落して終了。
 おはようございます。今日は、敷地内で下水道関係の工事があり、夕方の書き込みができるかどうかわかりません。トイレも炊事もできないので、一日大変です。

 米食肉輸出連合会のヤング会長が、ロス商務長官とともに来日。日本市場の開放に政治圧力をかけようとしています。店頭販売でライバルのオーストラリア産に水をあけられていることが、気に入らないようです。ただ、自動車の対日販売がうまくいかないことと似ていて、自ら販売を拡大する努力をせずに、政治圧力を利用しようとしています。オーストラリア産牛肉は、昔から、霜降り肉など日本人の嗜好に合わせようと、飼料や育て方を改善。地道に努力を重ねてきた結果、ファン層を広げてきています。今では、日本人に好まれているとして、中国などでもオーストラリア産を輸入する動きが強まっています。一方の、米国では、いい加減な処理の仕方で、BSE肉を輸出。日本が安全性の面で輸入を制限したことを貿易障壁としています。果たして、米国内での食肉加工の改善策が講じられたのでしょうか…。自動車業界でも昨年フォードが日本から撤退。トランプ大統領に、自らの製品能力改善や販売努力をさておいて、障壁があると泣きついています。まあ、交渉するのは勝手ですが、もっと、日本の消費者の目線を見て販売する努力位はしてほしいものです。
 
 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万0523ドル28セント      -113ドル64セント(0.55%)
 NASDAQ総合指数       5849.47ポイント         -7.32ポイント(0.12%)
 S&P500              2342.19ポイント         -6.82ポイント(0.29%)
 CME日経平均先物       1万8330円            -110円
 10年国債金利          2.176%              -0.074%
 ニューヨーク原油        52.41ドル             -0.24ドル
 GOLD               1290.60ドル            +1.2ドル
 ドルインデックス        99.50                -0.80  


 昨日の米国株は、イースター休暇明けの欧州市場が、フランス大統領選への懸念や英国が総選挙を前倒し実施することを嫌気し全面安した流れを引き継ぎ、売りが先行。反落してスタートしました。この日発表されたゴールドマンザックスの決算が、想定外の債券トレーディング益の減少で、EPSが予想を下回ったことや、J&Jの売り上げが予想を下回るなど冴えない決算が続いたほか、地政学要因に加え、欧州政治リスクもあり、リスク回避の債券買いが増加。金利が急落したことから金融関連の下げを加速。ニューヨークダウは、昼にかけ下げ幅を拡大。この日の安値2万0462ドル(前日比178ドル安)をつけていました。引けにかけては、トランプ大統領がインフラ投資や税制改革に言及したものの、投資家の懸念は緩和できず、結局、主力3指数とも反落しています。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1414、値下がりは1534(NASDAQ市場は、1232-1571)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、0.24ポイント下げ14.42ポイントに低下。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり13、値下がり17。決算内容が予想を下回ったゴールドマンザックスが4.7%、J&Jが3.1%、それぞれ下落。指数の足を引っ張ったほか、金利低下を嫌気しAMEX(-1.15%)、トラベラーズ(-0.96%)、JPモルガン(-0.82%)が下落。いずれも指数への寄与度が高く、指数を押し下げていました。一方、ディフェンシブ系のコカ・コーラ(+0.95%)、ユナイテッドヘルス(+0.84%)などが買われたものの、1%超え上昇したものはありませんでした。NASDAQ総合指数の下げ(-0.12%)に比べ、NYダウの下落率(-0.55%)が大きく、金利低下を受けた金融関連の下げが足を引っ張っています。昨日の米10年債金利は2.165%まで低下。トランプラリー後の最低水準まで低下してきました。楽観視されていたフランス大統領選に、EU離脱を唱える候補同士の対決になる可能性が出てきたことから、急速に警戒感が高まってきました。計算上では2%割れのリスクもあり、NYダウの下押し懸念もあります。当面、神経質な動きが続きそう。

 米国株は反落。円は、ポンドの上げを受けドルが売られたことや米金利低下を受け、対ドルは108円40銭台に上昇。対ユーロも115円30銭台に上昇。CME日経平均先物は、円上昇を嫌気し大証先物終値を110円下回る1万8330円で帰ってきました。レンジは、1万8265円~1万8545円。出来高は、前日比1万枚以上増え4万3300枚。本日の日本株は、円上昇や米株安を嫌気し軟調に推移しそう。指数への売り圧力が強まりそうですが、個別は決算発表の接近から、前期決算の増額修正期待のあるものや、今期見通しが上振れしそうなものは堅調に推移しそう。円高に振れてきたことから、海外投資家にとっては押し目買いの機会でもあり、TOPIX型銘柄を中心に底堅い動きに…。欧州株が軟調になってきたこともロングショートポジションの解消から、指数を下支えしそう。引き続き、小型成長株の逆張り買い方針…。  
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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