大仏さんの「株やぶにらみ」
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昨日の米国株は、AMEXの好決算を受けた金融株の上げや、トランプ政策への期待再燃から買われ、主力3指数とも上昇して終了。
 おはようございます。
 北朝鮮関連は、米国で、再度、「テロ支援国家」に指定する動きが出ているほか、中国で、同国への原油輸出を停止する動きがあるほかは、大きな動きは無いようです。中国が対北制裁を検討していること自体、交渉がうまくいっていないことを示しているのかもしれません。米空母カールビンソンは、中国と北朝鮮の交渉時間を稼ぐようにゆっくりと北上していますが、来週、朝鮮海域に進出し、一方で、北朝鮮がミサイル発射や核実験など攻撃的な姿勢を高めれば、米側も行動を起こさざるを得ないことになります。週明け25日の「朝鮮人民軍創建85周年」がポイントになることは変わらないようです。ロシアの横やりが懸念されます。 

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万0578ドル71セント     +174ドル22セント(0.85%)
 NASDAQ総合指数        5916.78ポイント        +53.75ポイント(0.92%)
 S&P500               2355.84ポイント        +17.67ポイント(0.76%)
 CME日経平均先物        1万8570円           +100円
 10年物国債金利         2.231%             +0.014%
 ニューヨーク原油         50.27ドル            -0.17ドル
 GOLD                1283.60             +1.6ドル 
 ドルインデックス          99.81              +0.01


 昨日の米国株は、主要企業の予想を上回る決算を好感したほか、トランプ政策への期待感が再燃し、主要3指数とも上昇。NASDAQ総合指数は、引け値での最高値を更新しています。朝方は、原油価格の下げや新規失業保険申請件数が予想上回ったことを受け慎重な始まりになりました。ただ、前日引け後に予想を上回る決算を発表していたカード大手AMEXが上昇すると、同業のVISAや好決算を発表していたJPモルガンやGSにも買いが波及。次第に上げ幅を拡大する展開に…。また、ムニューシン財務長官が「財務j省が、近く大型の税制改革を提示する…」と発言。さらに共和党内でオバマケア代替法案の議論が進んでいることが伝えられると、長期金利が上昇。これを受け金融株の上げが加速したほか、インフラ関連などにも買いが波及し、指数は上げ幅を拡大。昼過ぎにはこの日の高値2万0629ドル(前日比225ドル高)をつける場面もありました。ただ、トランプ政権の政策遂行能力への疑問から、戻り待ちの売りも多く、引けにかけてはやや上げ幅を縮めていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2125、値下がり852(NASDAQ市場は、2054-787)と、ともに買いが優勢。VIX指数は0.78ポイント下げ、14.15ポイントに低下。

 NYダウは反発。採用30種は、値上がり25、値下がり5。好決算のAMEXが5.92%上げ、指数をリード。金利上昇を好感し、JPモルガンが1.29%、GSが1.85%、VISAが1.56%、それぞれ上昇。また、インフラ投資への期待からキャタピラが2.1%上昇したほか、株価目標の引き上げがあったアップルが1.25%上げるなど、値嵩株の上げが指数を押し上げました。一方で、トラベラーズが1.25%、契約者数の伸び悩みを受けベライゾンが1.08%、それぞれ下落していました。
 NYダウは、今回も、日足一目均衡表の「雲」下限で踏ん張った格好。相場の分水嶺と見たのか、政権側jからトランプ政策の健在をアピールする動きが出て株価を支えた格好。ただ、一目均衡表の転換線、下落中の25日線に到達すると急速に伸び悩んでおり、頭の重さは変わらないようです。一方、引け値ベースで最高値を更新したNASDAQ総合指数の動きに見られるように、市場は成長株志向を強めているようです。この日も小型株で構成するラッセル2000の上昇率が大きかった他、52週来高値更新銘柄数も二;ユーヨーク市場を上回っており、当面、NASDAQ主導の展開が続きそう。

 米国株は上昇。円は、米金利上昇や、仏大統領選前のユーロ買い戻しなどを受け、対ドルは109円20銭台、対ユーロは117円10銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を100円上回る1万8570円で帰ってきました。レンジは、1万8370円~1万8615円。出来高は約8000枚増の4万0060枚。本日の日本株は、堅調な動きになりそうですが、フランス大統領選を控えた週末でもあり、指数の方はヘッジ的な動きも絡み不安定な動きになるか…。安川電機の好決算や対ユーロでの円安を受けた機械株のほか、5立会日続伸し、再度、1000ポイントの大台に迫ってきたSOX指数の動きから半導体関連の動きが注目されます。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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