大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2017/11 | 12
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -



連休明けの日本株は、仏大統領選で中道派候補が当選したことや、円安を好感。買い戻しや出遅れ投資家の買いに全面高。日経平均、TOPIXとも年初来高値を更新して終了。
 「自由・平等・友愛」を示す3色旗のもとに集い王政を打倒。フランス革命を成し遂げた国民は、やはり中道政治を選びました。中道系独立候補のマクロン候補が、極右のルペン候補を大差で破り、史上最年少でフランス大統領に就任することになります。政治的な経験がない点では米トランプ大統領と同じですが、海千山千の政治家がひしめく欧州で、どこまで手腕を発揮できるか…。とりあえず、当面の関門は無事に突破しました。次は、明日の韓国大統領選ですが、こちらの方は、北の工作員ではないか…と揶揄される文在寅候補が優位とされますが、この国の選挙ほど事前予想が当てにならないものはないといわれており、蓋を開けてみるまでは、わかりません。もっとも、だれがなっても、米、中や国連安保理で北朝鮮の過激な軍拡をやめさせようという流れに竿を指すことはできませんし、せいぜい、日本に対し嫌がらせをする程度のものでしょう。従軍慰安婦に関する合意見直しを公約にしていますが、国際条約を一方的に見直すようなことをすれば、世界から信用を無くすことになりますので、そう簡単にできません。結局、国際世論と国内世論の板挟みになって、苦労することになるのでは…。相場的には誰になろうと無関係ですが…。

 また、北朝鮮の緊張が高まって以来、地政学リスクから、海外投機筋の日本株先物売りが続いてきました。4月初めから金額は7000億円を超える売り越しになっていましたが、一方、緊張が高まる中で、韓国株は高値を更新するという、奇妙な動きになっていました。フランス大統領選、韓国大統領選、北朝鮮の緊張増幅などから、リスク回避の円高が進み、日本株が下げる…という、ストーリーでも作り上げていたんでしょうか。本来なら、韓国で仕掛けたかったんでしょうが、マーケットが小さすぎるので、代替え的に日本株を売った、というのが本音ではなかったんでしょうか。おまけに日本市場は5連休。最後の休みには仏大統領選もあるし、まさかに備えてヘッジしておかなくては…という、格好で売りがたまり込み、今日は、朝から一斉にこの売り玉が買い戻されたということではないでしょうか。円高進行を当て込んで、外需株も個別に売り込まれていたことから、これも買い戻され、全面高になった、ということですね。

 また、投資主体別売買動向(現物)を見ると、3月は個人が買い越し、4月は海外投資家が買い越し、5月に入り、指をくわえて見ていた国内機関投資家が大挙して買い出動。売り物をぶつけられて、5月末~6月にかけて相場が小休止…という流れをたどりますが、今年は果たして…。出来高や売買代金が急増していることを見ると、案外、当たらずとも遠からず…か。

 本日の日本株は、先週の米雇用統計結果を受けた米株高やCME日経平均先物高を好感。円相場が113円台に接近したことも好感され、朝方から買いが先行。売りが手控えられる中、先物買い先行に伴う裁定買い、外需株の買い戻しなどから全面高に…。指数は終日上げる展開となり、引け近くに日経平均は、2日終値比484円高の1万9929円と、一昨年12月以来の高値を付ける場面もありました。ただ、米金利先物の低下から円が下げ渋り、引けにかけては上げの勢いをなくしています。
 結局、終日上げる展開となり、日経平均終値は、450円高(2.31%)の1万9895円70銭、TOPIXは、35.56ポイント高(2.29%)の1585.86ポイントと、ともに3立会日続伸。出来高は、5.45億株増の24億0808万株、売買代金は、約1兆1800億円増の3兆4434億円に、急増。単なる買い戻しではなく、実需買いが入ったことを思わせます。騰落状況は、値上がり1875、値下がり108と、全高商状。

 今日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに9勝3敗(75%)で変わらず。日経平均RSIは、79%→89%に上昇(80%以上は警戒)。25日線かい離率は、+3.286%→+5.5%に拡大。反落警戒ゾーンの+3%を大きく上回っています。騰落レシオは、102%→112%。騰落レシオのみ、警戒ゾーン(120%超え)まで余力を残すものの、指数系はいずれも警戒ゾーンに入ってきました。
 以前から、昨年12月中旬から続いたレンジ相場は、ちょうど価格別出来高最多帯に押されて伸び悩んだ結果でしたが、欧州政治リスクや地政学要因を理由にいったんレンジを下放れたことで、玉のほぐしが効いて、次はあっさり、釣り天井みたいになっているゾーンを突破できるかもしれない…としましたが、やはり、想定通りの動きになりました。当面の因縁場を突破したことで、セオリー通りなら、釣り天井ゾーンが下値抵抗帯になるはずですが…。まずはこれを見極めたいところ。

 指数の過熱が気になりますが、サイコロジカルラインのように短期簡に警戒ゾーンまで行ったものは押し目買いとなることから、買いのチャンスを探すところ。ここからは、テクニカルは週足を使った方が良いのですが、週足サイコロは、7勝5敗、週RSIは61%と、過熱感はありません。当面は、2万円大台にチャレンジすることになりますが、その前に上げの⑤ポイント19965円が控えており、やはり、釣り天井ゾーンが下値抵抗帯に変化したか確認に行く動きが出るのかも…。ただ、今は、あくまで指数よりも決算発表を重視すべき時…。レポートでは、これに焦点を合わせてきましたが、想定通り今期も増益予想になったものは、高値を伸ばしてきています。まずは、発表内容と反応を気にするところ。一貫注目してきたダイワハウスとソニーが本当にいい動きになってきました。直近レポートでも書きましたが、ドル円相場のレンジ上限の抵抗線…。なかなか強固ですね。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ