大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2017/07 | 08
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昨日の米国株は、複数の百貨店の決算悪やトランプ政権への懸念から売りが増加。主力3指数とも下落して終了。
 おはようございます。
 決算発表が続いています。継続追跡しているものは、想定以上の内容になり株価も堅調です。今回は、決算発表が近い企業のアナリストの取材が制限されたため勝手予測ができず、決算内容がコンセンサスに届かなかった銘柄を売りたたく「決算プレー」が少ないように思われます。その分、内容が上ぶれた場合の上げ方も激しくなっています。待ち伏せで臨んだ場合は、さっさと逃げて、次のエントリーポイントを探したほうがよさそうです。今日は1000社近い企業が決算を発表。週明け22日には400社近い企業が発表。ほぼ決算発表を終えることになります。でも、連休のおかげで、まとまって発表されるため、チェックする方は、大変…。積み残した新聞が作業机の上に山積みです。だんだん憂鬱になってきました。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万0919ドル42セント      -23ドル69セント(0.11%)
 NASDAQ総合指数      6115.96ポイント         -13.18ポイント(0.22%)
 S&P500             2394.44ポイント         -5.19ポイント(0.22)
 CME日経平均先物      1万9865円            -95円
 10年物国債金利       2.389%              -0.033%
 ニューヨーク原油       47.83ドル             +0.50ドル
 GOLD              1224.60ドル           +5.80ドル
 ドルインデックス        99.65               -0.05
 

 昨日の米国株は、トランプ大統領によるFBI長官の電撃解任から政権運営への懸念が強まっていることに加え、ネット通販に押される百貨店の冴えない決算が嫌気され、売りが先行。主力3指数とも下落してスタートしました。百貨店決算が軒並み悪化したことから、小売りへの懸念が台頭。消費関連が売られ、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値2万0798ドル(前日比145ドル安)をつけています。売り一巡後は、テクニカルな買いゾーンまで下落したことに加え、サウジアラビアがアジア向け原油供給を削減する方針を示したことから原油価格が上昇。エネルギー株や好業績のハイテク株が買われ、引けにかけ次第に下落幅を縮小する展開に…。ただ、個人消費に対する警戒感が強いほか、金利低下を受け金融関連が下落したことから下落分を埋めきれず、NYダウは3日続落。NASDAQ総合指数、S&P500は反落。主力3指数とも下落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1137、値下がり1833(NASDAQ市場は、1043-1802)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは続落。採用30種は、値上がり12、値下がり18。原油価格の上げを受けエクソンが0.85%上昇。投資判断の上げがあったキャタピラーが0.63%上昇。アップルが0.86%も上げ、それぞれ指数を下支え。一方、個人消費への懸念から、ホームデポが1.22%、ウォルマートが0.74%、ナイキが0.59%、それぞれ下落。金利低下を嫌気し、AMEXが0.93%下落などし、指数の足を引っ張りました。NYダウは4月26日に戻り高値を付けた後の安値を付けましたが、このゾーンは上昇中の25日線と50日線、13週移動平均線が位置しており、買いのポイントだったことから押し目買いが入ったようです。NYダウは、金利の方向性が定まらず上値は重いものの、下値は強力な下値支持線に支えられており、引き続き高値持ち合いの動きになりそう。引き続き、業績好調なハイテク株が支えるNASDAQ市場リードの展開になりそうですが、他の業種の伸び悩みもあり、上げ一服になる可能性も…。

 米国株は下落。円は、米株安を受けた金利低下やトランプ政権への懸念から買われ、対ドルは 113円80銭台に上昇。対ユーロも123円60銭台に上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値比95円安の1万9865円で帰ってきました。レンジは、1万9790円~1万9995円。出来高は前日比1万1000枚増の4万5943枚。本日の日本株は、週末控えでもあり軟調な展開が予想されるものの、相場の強さが試される展開になりそう。引き続き、業績を個別に評価する流れですが、昨日からTOPIXのコア銘柄に買いが入りだしており、内外中長期投資家の資金が入りだした可能性も…。週末に伴うポジション調整売りをこなし、続伸して終われるかどうか。2万円大台乗せへの試金石になりそう。ダイワハウス、三菱ケミカルホールディングス…。  
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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