大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
04 | 2017/05 | 06
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週末の米国株は、金利低下を受けた金融関連の下げに対し、業績好調のハイテク株買いが継続。主力3指数は高安まちまちで終了。
 おはようございます。フランス、韓国と大統領選が終わり、相場の方も落ち着くと思ったら、今度はトランプ大統領が、大統領選へのロシアの関与を巡る調査で、FRB長官を電撃解任。米国民の脳裏にはニクソン大統領が民主党の盗聴を指示し、失脚した「ウォーターゲート事件」が甦った感じですが、もし、本当に選挙へのロシアの干渉があったとしたら、大統領としての正当性が足元から揺らぐことになります。米国民の価値観に「正義」がありますが、もしトランプ政権がロシアと組んで選挙を行っていたとしたら…。今回の解任劇は、今後の政権運営に大きな禍根を残しただけでなく、事態の推移によっては大統領の弾劾まで進みかねず、市場は新たなリスクを抱え込むことになります。軽視しないで事態を観察する必要がありそう。 

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万0896ドル61セント    -22ドル81セント(0.11%)
 NASDAQ総合指数      6121.23ポイント       +5.27ポイント(0.09%)
 S&P500             2390.90ポイント       -3.54ポイント(0.15%)
 CME日経平均先物      1万9815円          -65円
 10年物国債金利       2.328%             -0.062%
 ニューヨーク原油       47.84ドル           +0.01ドル
 GOLD              1227.80ドル          +3.60ドル
 ドルインデックス        99.19             -0.46 
 

 週末の米国株は、前日までの百貨店決算の不振に加え、この日発表の小売売上高が予想を下回ったことが嫌気され、。売りが先行。続落してスタートしました。同日発表の消費者物価指数(4月)の前年比伸び率が前月を下回ったこともあり、FRBの利上げ懸念が後退。金利が低下したことを嫌気し金融株が下落したことから、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の安値2万0869ドル(前日比50ドル安)をつけています。ただ、アップルをはじめとするハイテク株への買いが続いたほか、公益株や製薬株などディフェンシブ系業種が買われたことから、引けにかけては下落幅を縮める展開に…。金融株不振の影響で、NYダウ、S&P500は下落。ハイテク株の上げを支えにNASDAQ総合指数は続伸。高安まちまちで終了。アマゾンのネット家具販売テコ入れを嫌気し家具株が下落。景気の先行き懸念から重工株が下落。一方で、バイオテクノロジーやコンピューターハードなどが買われていました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1305、値下がり1676(NASDAQ市場は、1181-1635)と、ともに売りが優勢。VIX指数は0.2ポイント下げ10.40ポイントに低下。市場の先行き楽観状態が続いているようです。

 NYダウは、4日続落。採用30種は、値上がり9、値下がり21。新型アイホンへの期待からアップルが1.4%上昇。業績好調のマクドナルドが0.8%上げ、指数を下支え。一方、投資判断の下げを嫌気しGEが2.08%下落。金利低下からGSが0.86%、AMEXが0.55%、それぞれ下落。指数の足を引っ張りました。このところ原油価格の上げと金利の低下が相殺しあい、NYダウは膠着感を強めています。上昇中の25日線、50日線、13週移動平均線が集中。強力な下値支持帯を形成していることから、下方硬直性が強まっていることもあります。この日の終日レンジも、わずか47ドルにとどまっています。このところじり安状態でしたが、この日日足MACDがシグナルラインを下回り売りシグナルを出しており、来週の動きが気になるところ…。引き続き、NASDAQ主導の展開が続く…。

 米国株は高安まちまち。円は、米金利低下を受け対ドルは113円30銭台に上昇。対ユーロは123円90銭台に小幅に下落。CME日経平均先物は、円高を嫌気し、大証先物終値を65円下回る1万9815円で帰ってきました。レンジは、1万9785円~1万9950円。週明けの日本株は軟調に始まりそうですが、引き続き米金利情勢次第の展開が続くか…。日本株は、下値に協力な岩盤を形成しており、下値不安は乏しいものの、国内機関投資家の消極姿勢が続いており主力株の値動きは乏しくなりそう。引き続き、決算発表を受けた個別物色の流れが続きそう…。昨日の米国でレポート注目のアマゾンドットコムが最高値を更新してきました。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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