大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



週末の米国株は、エネルギー株や金融株が売られたものの、ハイテク株にリスクオンの買いが集まり、主力3指数とも続伸。そろって最高値を更新して終了。
 おはようございます。
 注目の5月米国雇用統計で、非農業部門雇用者数は予想(+18.5万人)を下回る13.8万人の増加にとどまりました。4月の数字が21万人増から17.4万人増に下方修正されるなど、冴えないもので、一時は市場関係者を落胆させました。失業率は、2001年5月以来16年ぶりの4.3%に低下。労働市場のひっ迫感に変化はなかったようです。労働参加率が、62.9%から62.7%に低下したことが失業率を押し下げた可能性がありますが、FRB関係者は、「完全雇用に近い状態では、7.5万人~12.5万人の増加で十分…」としており、今回の数字について懸念していないようです。市場も、今回の結果で6月FOMC会合での利上げが影響されることはない、としているものの、賃金の伸びが相変わらず鈍い(前年比+2.5%←4月は+2.5%)ことから、9月以降の利上げに懐疑的な見方が台頭。長期金利は2.143%に低下し、とうとう、4月と5月で形成していたダブル底を突破。トランプラリー後の最低水準まで低下。円の対ドル相場を押し上げています。週明けの国内投資家の反応が気になるところ…。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万1206ドル29セント      +62ドル11セント(0.29%)
 NASDAQ総合指数         6305.80ポイント         +58.97ポイント(0.94%)
 S&P500                2439.07ポイント          +9.01ポイント(0.37%)
 CME日経平均先物         2万0165円            -5円
 10年物国債金利          2.162%              -0.048%
 ニューヨーク原油          47.65ドル             -0.7ドル
 GOLD                 1281.50ドル            +11.40ドル
 ドルインデックス           96.67               -0.54 
 

 週末の米国株は、朝方発表の雇用統計(5月)で非農業部門雇用者数が予想を下回ったことから、売りが先行。小幅に反落してスタートしました。ただ、原油価格の下下を受けたエネルギー株や長期金利低下を嫌気した銀行株の下げが足を引っ張り寄り後は小動きに推移していましたが、半導体のブロードコムやクラウドアプリケーションのワークデイが、ともに予想を上回る決算を発表し上昇すると、買いが他のハイテク株に波及。テクノロジー株を中心に買われ、次第に上げ幅を拡大。昼過ぎに、ニューヨークダウはこの日の高値2万1225ドル(前日比81ドル高)をつける場面もありました。ただ、引けにかけては、金融株やエネルギー株の下げが足を引っ張り伸び悩んでいました。一方、WEB関連株の上げに支えられNASDAQ総合指数は引けにかけ上げ幅を拡大。ほぼ高値圏でこの日の取引を終えており、ともに続伸したものの、明暗を分ける終わり方になりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1737値下がり1239(NASDAQ市場は、1932-936)と、ともに買いが優勢。

 NYダウは続伸。採用30種は、値上がり19、値下がり11。WEB関連人気を受け、アップルが1.58%、マイクロソフトが2.37%、インテルが0.55%、それぞれ上昇。またドル安の進行を好感し、ボーイングが1.55%、ナイキが1.3%、それぞれ上昇し、指数の上げをリード。一方、原油の下げを嫌気し、エクソンが1.5%、シェブロンが1.11%、それぞれ下落。金利低下を受け、GSが0.8%、JPモルガンが0.5%、それぞれ下落。指数の足を引っ張っています。金利の低下が、銀行株の足を引っ張りNYダウの動きを鈍らせる一方、リスク許容度の拡大につながりハイテク株の買いを促すという動きになっています。以前から、米国で起きているITを駆使した産業構造の変化を受けた成長企業群を多く抱えるNASDAQ市場に注目してきましたが、今後、ITを駆使し、成長分野はバイオや農業へと波及。新たな成長企業を生み出すことになると思われます。

 米国の重厚長大産業を中心にした「黄金の60年代」が終わり、NYダウは20年近く700ドル~1000ドルのボックス相場に移行するなか、一方で、IBMなどハイテクを中心にした成長企業群が次々に台頭。NYダウのレンジ相場をよそにNASDAQ市場が高値を更新していった流れが再現することになるのかも…。パソコンのOSで成長してきたマイクロソフトが、クラウドサービスに次の成長分野を求めて動き始めているように、大手企業も次の成長へ向け次々に変身を始めています。米国企業のダイナミズムを評価する流れに…。

 米国株は、続伸。円は、米貿易収支の悪化や予想を下回った雇用者数の増加を受け、対ドルは110円40銭台に、対ユーロも124円50銭台に、ともに上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を5円下回る2万0165円で帰ってきました。レンジは、1万9920円~2万0245円。出来高は前日比2万4000枚増の6万9856枚。週明けの日本株は、小動きな始まりになりそう。今週の上げが先物筋にリードされた側面があり、週末のメジャーSQへ向け懸念が残るものの、国内投資家の買い姿勢が高まっており、この動きが来週も継続するかどうかがカギに…。詳しくは、明日発信のレポートで注目株を含め解説します。
※レポート購読会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください
スポンサーサイト


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ