大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
05 | 2017/06 | 07
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週明けの日本株は、米長期金利低下を受けた円の上昇を嫌気。大型主力株が売られたものの、新興市場や小型株が息を吹き返し、指数は小幅安にとどまって終了。
 週が変われば国内機関投資家の買い姿勢が高まるかと思いましたが、相変わらず「買わない我慢」を続けているようです。高い利回りを求めて一生懸命、米国債を買いに行き、米長期債利回りを下げることに貢献しているようです。金利が低下することで円高につながり、投資金額が目減りするという悪循環に陥ることになるのでは…。他人事ながら、心配になってきます。先週末の10年債利回りはトランプラリー後の最低金利を更新。4月、5月の水準で2番底を確認するような動きにあったのですが、あっさり2番底への期待は砕かれてしまいました。このところ、強い景気指標が出ても金利は反応しなくなりました。一時は、トランプラリー時に投機筋が大量に長期債を空売り。この買い戻しが続いていたことが利回りの低下につながった、とされていましたが、投機筋の買い戻しも一巡した、とみられています。

 一方、来週のFOMCでは利上げが濃厚ですし、年内にはバランスシートの縮小にも乗り出すといわれ、金融当局の引き締め姿勢が強まっていることから、本来なら、もっと利回りが上昇してもいいはず…。短期債の方では3か月物財務省証券利回りが1%に近づいており、利上げを織り込むような動きになっているのですが…。どうも今の米長期債の動きは読めません。教科書通りに考えるなら、債券は安全資産に分類されており、利回りが低下を続けているということは、市場が何らか先行きのリスクを考え、リスク回避のため債券を買っている、ということになるのですが、一体、どんなリスクがあるのでしょうか。トランプ弾劾リスクや英国総選挙などがありますが、わかっているものはリスクにはなりません。まあ、恐怖指数といわれるVIX指数は過去最低水準にあり、市場の変動リスクは高まっている点はありますが、アンテナだけは高くして見ておくことにしましょう。円相場にとっては、いやな流れですが…。

 週末の予想を下回る雇用者数の増加を受け、米国では長期金利が急落。これを受け円が110円台前半に上昇して帰ってきたことから、週明けの日本株は、前週買われた外需株が売られ、反落してスタート。日経平均は寄り後にこの日の安値2万0104円(前週末比73円安)をつけていました。ただ、相場環境がもとに戻った、として短期資金が新興市場株や小型成長株に戻り、ゲーム関連やフィンテック関連などが上げると、次第に食品や小売り、建設など内需系に買いが入り、上げに転換。昼休み中にサウジやエジプトなど中東4か国がカタールと断行するとの報が伝わり、後場は売りが先行。一時、マイナス圏に沈む場面も…。ただ、先物の買い戻しなど週末のメジャーSQに絡んだポジション調整の売買もあり、2時ごろにかけ上げ幅を拡大。この日の高値2万0224円(同47円高)をつける場面がありました。引けにかけては、先物の処分売りに伴う円の上げなどが嫌気され、上げ幅を縮小。結局、日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反落して終了。

 日経平均終値は、6円46銭安(0.03%)の2万0170円82銭、TOPIX終値は、2.23ポイント安(0.14%)の1609.97ポイント。出来高は、前週末比6.67億株減の16億4811万株、売買代金は、同8448億円減の2兆3784億円の減少。騰落状況は、値上がり829、値下がり1070と売りが優勢。前週上昇率トップだった鉄鋼株が今日は下落率トップになるなど、外需系やTOPIXコア30など主力が売られる展開に…。
 今日の終値での日経平均サイコロは、6勝6敗、TOPIXは8勝4敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは、60%→58%に低下。25日線かい離率は+2.46%→+2.246%に、ややかい離が縮小。騰落レシオは128%→120%に低下。かさ上げ的な動きが一巡する中、指数は、目先指標が買われすぎゾーンに入り足踏みへ…。

 今週末の、メジャーSQへ向けて、先物市場では9月限りへのロールオーバーが始まっています。今日の日経平均先物の出来高は9.6万枚ですが、9月限りは6.1万枚で来ており、ロールオーバーする玉が多いようです。先物筋は日本株に対し先高観を持っていることになります。先週末は、日経平均が2万0012円の因縁場を抜いたことからトレンドフォロー型のヘッジファンドのアルゴリズムの買いが入ったようですが、今日、円高にも関わらずしっかりに終わったことから、明日、買い載せに動いてくるかどうかが焦点になります。まあ、指数の話については、直近レポートで、目標値も含め解説していますので、ここでは書きませんが、今日の全体の動きを見ると、強いものには買いが入り、ますます上げるような動きが出ています。レポート銘柄でも、エスエムエスや日本M&Aセンター、ミロク情報サービスなど継続注目株に一段高する動きが出ており、短期投資家が、ある程度銘柄を絞り、強いものにつくという動きをはじめたような感じがします。騰落レシオの低下の逆の現象ですね。まあ、仕上げを期待しておきましょう。それにしても、米長期債金利、下げ止まらないものですかね。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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