大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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本日の日本株は、円安を好感し続伸して始まったものの、日銀の出口政策に関する思惑的な報道を受け円が急伸。先物が売られ、日経平均、TOPIXとも、反落して終了。
 朝方発表された1~3月期GDP改定値は、予想の+2.5%を大幅に下回る+1.0%に大幅に下方修正されました。寄り前の発表ですが、主因が原油在庫の圧縮ということで、それほど重要視せず、むしろ米金利上昇を受けた円安に反応。先物の買い戻しなどから日経平均は高寄りしてスタートしていました。今晩のFRB元長官の議会証言など重要イベントに対するポジション調整もほぼ終わっていると見え、前場から、後場にかけては前日引け値付近で小高く推移していました。しかし、欧州市場が開く2時頃になるといつものように相場は波乱。時々、思惑的な記事を配信する通信社が、「日銀が異次元緩和の出口政策について、これまでの時期尚早という考えか方から、市場との対話を重視する方向に修正しつつある…」とする記事をj配信。米金利の上げを受けてドルを買っていた投資家のドルの投げ売りを誘い、円が急伸。先物売りが入り、引けにかかけ日経平均は下落に転じていました。

 この通信社、以前にも、日銀金融政策決定会合を前に思惑的な記事を配信し、市場を混乱させたことが何度かありますが、今回の記事も、思惑的な感じがします。既に日銀の黒田総裁が先月10日開催の衆院での半期報告で、出口政策に言及。いろいろなシナリオについて議論している…」と回答。すでに物議をかもしたもので、敢えて今ことさらに取り上げて報じるほど新鮮な話ではなかったはず。明日のメジャーSQを控え、安い株価がほしい投資家の意向に沿ったものとしたら、問題です。同じ記事でも、報道するTPOによっては、市場に与える影響力は大きく異なってくるはず…。おまけに、今晩から、英国総選挙が始まりますが、事前予想では、与党が過半数を失うのでは…との予想もあり、イベントドリブン型のヘッジファンドなどが動きやすい地合いですから、この報道は、絶妙のタイミングで日本株を売り崩した、ということでしょうか。どうも最近の、日本の指数売買は、説明できないような動きが多すぎるような気がします。まあ、あまり思惑的な動きはしてほしくないですね。

 結局、日経平均終値は、前日比75円36銭安(0.38%)の1万9909円26銭、TOPIXは終値は、6.68ポイント安(0.42%)の1590.41ポイントと、ともに反落。出来高は、前日比2.66億株増の19億得8375万株、売買代金は、2060億円増の2兆5299億円と、ともに商いは増加。騰落状況は、値上がり698、値下がり1198、前場中は値上がり銘柄数が多かったのですが、引けにかけ売り急ぎ、値を消すものが増えていました。
 今日の終値での日経平均サイコロは5勝7敗、TOPIXは7勝5敗で、ともに変わらず。日経平均RSIは66%→62%に低下。25日線かい離率は、+0.99%→+0.49%にかい離が縮小。指数のモメンタムは低下傾向。再び、25日線の下値支持力を試す動きに…。日経平均陰転値は1万9895円70銭ですが、今日の安値は1万9895円…。かろうじて、弱気相場に移行するところで踏みとどまった、という格好。物色の広がりを見る騰落レシオは、115%→109%に低下。5月24日に164%でピークをつけて以来の最低水準に…。かさ上げ的な動きも一巡しつつあるようです。

 当面は、半導体関連、人材教育関連、独自の事業性を持った成長株に絞ればいい、としてレポート銘柄を選定してきましたが、今日は、半導体関連の山一電機、ジャパンマテリアルが高値を更新。業務請負や派遣のアウトソーシング、WDBホールディングスも高値を更新。成長事業を持つエスエムエス、ベクトルも高値を更新。しっかりした動きを続けています。いずれも、まだ大きく値を伸ばす場面はなく、次第に人気が高まりじり高するという格好。まだまだ上値は大きそう。ITバブルで培ったインフラをもとに、WEB関連、AI,IOT、クラウドサービスなど新たな産業が勃興しつつある米国と同様に、指数より個別企業の成長性を重視する局面。
英国総選挙の結果次第では、明日の相場は一荒れ来るかも…。本来なら、遠く離れた英国のことなんか関係ありませんが、投機筋が許してくれません。何しろ、北朝鮮が暴れまわっても、隣の韓国は過去最高値を更新。でも離れた日本は、北朝鮮を懸念して売られる変な市場ですから…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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