大仏さんの「株やぶにらみ」
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週明けの米国株は、重要イベントを前に手控え気分が強まる中、前週に続きテクノロジー株が軟調に推移。主力3指数とも下落して終了。
 おはようございます。
 先週末は、ハイテク株から、銀行、エネルギー、景気敏感株への資金ローテーションが起き、潮目の変化が警戒されました。週明けもアップルへの投資判断の下げがあり、ハイテク株は軟調に推移したものの、主力WEB関連は、午後に入り切り返して終わったほか、空売り投資家の売り推奨で、悪役になった先端半導体のエヌヴィディアはプラスで終わるなど、一部は続落したものの、底堅い動きになっています。一方、昨日は米10年債金利が上昇したにも関わらず、前週急伸したGS、JPモルガンとも、小幅に下落していました。やはり、先週末の極端な動きは、今週末に控えている、先物、指数・個別株オプション決済に絡み、ロング・ショート筋のポジション手仕舞いによるものではないでしょうか。狙い撃ちされた主力WEB株の底堅さを見ても、潮目の変化が起きたとは思えないのですが…。、
 
 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万1235ドル67セント      -36ドル30セント(0.17%)
 NASDAQ総合指数         6175.47ポイント         -32.45ポイント(0.52%)
 S&P500                2429.39ポイント         -2.38ポイント(0.10%)
 CME日経平均先物
 10年物国債金利          2.215%              +0.026%
 ニューヨーク原油          46.08ドル             +0.25ドル
 GOLD                 1267.90ドル           -3.5ドル
 ドルインデックス          97.16                -0.08   


 週明けの米国株は、総選挙結果を受けた英政局の混乱を受け欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。下落してスタートしました。前週末のハイテク株売りの流れが続き、WEB関連株が続落して始まったほか、日系証券がアップルの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことも下げに嫌気され、終日軟調に推移。昼過ぎにはこの日の安値2万1186ドル(前週末比85ドル安)をつける場面も…。ただ、サウジアラビアが7月積み出し分につき、アジア向けや米国向けを制限すると伝わり原油価格が上昇。エネルギー株が買われたことが下値を支えたほか、FOMCを控え積極的に売り込む動きはなく、経営トップの交替を好感しGEが上昇するなど市、引けにかけては下落幅を縮める展開に…。結局、ニューヨークダウは反落、NASDAQ総合指数、S&P500は続落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1529、値下がり1449と、買いが優勢。NASDAQ市場は、値上がり1209、値下がり1653と、売りが優勢。VIX指数は、0.76ポイント上げ11.46ポイントに上昇。一時は12ポイントを超え、先行き懸念が高まる場面も…。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり15、値下がり14、変わらず1(メルク)。原油価格上昇を受けシェブロンが1.54%、エクソンが0.97%、それぞれ上昇。16年ぶりのCEO交替を好感したGEが3.6%上昇しl指数を下支え。一方、投資判断の下げを嫌気したアップルが2.4%下落したほか、マクドナルドが1.99%、ユニアテッドヘルスが1.22%それぞれ下落。いずれも値嵩株で指数への寄与度が大きく、主要3指数の足を引っ張りました。NYダウは高値持ち合いの範囲内。下げがきつかったNASDAQ総合指数は、日足MACDが売りシグナルを出すなど冴えない動きですが、引け値ではかろうじて25日線を維持。下値には50日線も支えており、当面は様子見…。ただ、ニューヨーク市場の騰落状況は値上がり数が上回っているほか、」NASDAQ市場も値上がり数が1200を超えるなど、投資家心理は後退しておらず、短期的なガス抜きの動きとみてよさそう。

 米国株は下落。円は、米株安や英政局への不安から買われ、対ドルは109円90銭、対ユーロは123円10銭台に、それぞれ全種末水準から上昇。CME日経平均先物は大証先物終値を50円下回る1万9810円で帰ってきました。本日の日本株は、米FOMCや米司法長官の議会証言を控え、神経質な動きになりそう。昨日に続き、内需系銘柄に機関投資家のポートフォリオ形成の買いが入る可能性があり底堅い動きが期待できるものの、イベントを前に海外先物筋の仕掛け的な動きにも警戒する必要があり、指数は重苦しい展開に…。引き続き、個別に材料が出た株を買う流れ。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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