大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、弱い景気指標と強気のFOMC結果の間で乱高下し、高安まちまちで終了。NYダウは2日続きで過去最高値を更新。
 おはよういござます。
 昨日の米FOMCは、事前予想通り政策金利(FFレート)の0.25%引き上げを決定。バランスシートの縮小を年内にも開始したいと、初めて言及しました。ただ、このところ発表される景気指標に弱含むものが多かったのに反し、景気の先行きには強気方針を持続。昨日の市場は、朝方発表の弱い景気指標とFOMCが示した強い景気の味方の間で、多少の混乱があったようです。短期金融市場は、次回利上げについて3月の可能性が高いと予想していますが、FOMC参加者の金利見通しは、前回3月を踏襲。年内にあと一回の利上げの可能性を残しています。今日の市場は、FOMC予想と市場の見方の間を詰めきれずに終わっており、しばらくはぎくしゃくした動きになるかもしれません。

 14日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1374ドル56セント      +46ドル09セント(0.22%)
 NASDAQ総合指数       6194.89ポイント         -25.48ポイント(0.41%)
 S&P500              2437.92ポイント         -2.43ポイント(0.10%)
 CME日経平均先物       1万9850円            -30円 
 10年物国債金利        2.128%              -0.085%
 ニューヨーク原油        44.73ドル             -1.73ドル
 GOLD               1262.90ドル           -6.10ドル
 ドルインデックス         96.93ポイント          -0.07 


 昨日の米国株は、欧州株が堅調に推移した流れを受け、小幅に続伸してのスタートになりました。前日買われたハイテク株への買い戻しの動きが続き堅調に推移したものの、この日発表された小売売上高や消費者物価指数、企業在庫などがいずれも予想を下回り、景気の先行きへの懸念が出たほか、想定外の在庫増加から原油価格が急落したことを受け、エネルギー関連やハイテク株が売り直され、指数はマナス圏に下落。売り一巡後は、弱含みの景気指標を受け利上げペースが鈍化するのでは…との観測が強まり買いが増加。再び、プラス圏に浮上するという神経質な展開に…。

 2時過ぎにFOMC声明文が発表され、想定通り0.25%の利上げを発表。年内にバランスシート縮小に着手する考えが表明されたほか、参加者による金利見通しも3月時の予想を据え置き。年内にあと一回の利上げ可能性が示されるなどタカ派的な内容だったことから売りが増加。引け近くに、ニューヨークダウはこの日の安値2万1294ドル(前日比34ドル安)をつけていました。引けにかけては金融規制改革を好感したGSや長期金利の低下を受けた住宅関連などが買われ、上げ幅を拡大。引け前に、ニューヨークダウはこの日の高値2万2391ドル(同63ドル高)をつけ、続伸して終了。景気の先行き懸念からハイテク株が売られ、NASDAQ総合指数、S&P500は反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1402、値下がり1593(NASDAQ市場は、1185-1672)と、ともに売りが優勢。

 NYダウは続伸。昨日に続き最高値を更新。ダウ30種は、値上がり18、値下がり12。指数寄与度がもっとも大きいGSが1.08%上昇。住宅関連のホームデポが1.8%、トラベラーズが1.48%、それぞれ上昇。GSとともに指数の上げをリードしました。ドル安を好感し、ボーイング(+0.68%)、ナイキ(+0.64%)など多国籍企業も堅調。一方、原油価格の急落を受け、エネルギー関連のシェブロンが1.4%、エクソンが1.07%、キャタピラ―が0.98%、それぞれ下落。指数の足を引っ張りました。この日は、弱気の景気指標とタカ派のFOMC結果を受け、10年債金利は2.096%~2.215%の間で乱高下し、債券市場は荒れ模様の展開に…。FOMCは景気の先行きに強気の見方を示したものの、弱い景気指標を受け、市場は弱気見方を採り債券が買い進まれています。NYダウも、一部の指数寄与度の高い採用銘柄の上げで押し上げられたところもあり、基本的には、NASDAQ市場の買われすぎの調整という流れに変わりはないようです。テクニカル指標の調整待ち…?

 米国株は高安まちまち。円は、冴えない景気指標を受け、一時は108円80銭台まで買い上げられたものの、FOMCのタカ派的な内容を受け、対ドルは109円60銭台に、対ユーロは122円90銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円下回る1万9850円で帰ってきました。米金利の荒い値動きを受け、レンジは1万9715円~1万9970円に拡大。出来高は、前日比約倍増の4万7908枚。本日の日本株は、為替を巡り神経質な動きになりそう。FOMCに続き今日から日銀金融政策決定会合がスタートすることもあり、出口政策を巡り思惑的な動きが出る可能性も…。当面、昨日までの内需株や材料株を中心にした展開に…。出来高が減少し、先物取引の影響が強まっており、GLOBEX市場の米株や債券先物の動きにも注意したい。今回のFOMCの内容は、最近の景気指標の弱さとは異なる内容になっており、市場は、引き締めすぎ→景気後退→IT投資の減少というストーリーでIT関連を打っているようです。当面、物色の方向感がでないなか、短期筋主導の荒い展開になりそう。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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