大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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週末の日本株は、円安を好感した主力株の買いや日銀会合の結果を受けた先物買い戻しなどから、日経平均、TOPIXとも反発して終了。
 久しぶりに、円安が追い風になり株価が上昇しました。円安の要因は新規失業保険申請件数の減少や、NY連銀製造業景況指数が予想を上回るなど、雇用の強さや景気の底堅さを示す指標の発表が出てきたことから、FOMCが声明文で示した雇用や景気の先行きへの自信は本当かもしれない…との見方が投資家の間に台頭。長期債のポジション調整売りが入り、10年債金利が上昇。金利の上げを受け、ドルが主要通貨に対し買われたことが、今日の円安の背景でした。この流れを受け、円は110円台後半で帰ってきました。昨日の米FOMCに続き、今日は日銀金融政策決定会合がありましたが、一部には、資産買取り額の縮小があるのでは…との、事前観測があり、昨日は、「株先物売り・円買い」のポジションを作る仕掛け的な動きもあったようです。しかし、日銀会合の結果は政策据え置き…。これを受け、昨日作られたポジションの反対売買が後場寄りに行われ、日経平均が2万円大台を回復するエネルギーになったものと思いまず。

 ただ、今回のFOMCについては、あまりにタカ派過ぎるのでは…との観測も多かったようです。参加者による金利予想が年内あと1回の利上げを想定していた他、イエレン議長は、バランスシート縮小時には引き締めを中断する…としたことを変更。引き締めと縮小を同時進行で進める、と示唆。長期債投資家の中には、このところの景気指標の退潮的な動きで景気の先行きに懸念が生じているときに、今回のFOMCで示された政策がとられると景気後退につながるのでは…とみる向きも多く、引き続き長期債買いのポジションを維持したままの人も多いようです。長い債券を扱う投資家ほど、米経済に対し弱気の見方をしているようですが、FRBと債券投資家と果たしてどちらが正しいのでしょうか。以前から、米長期債の動きが、円相場を左右。日本株の方向も決めてくる、としましたが、米国内での意見の相違を見ると、まだ、債券の方向は決まらないかもしれません。来週以降も、焦点になりそうです。

 週末の日本株は、円安の追い風を受け、流れが内需から外需株にスイッチ。CME日経平均先物にサヤ寄せする先物買いや、裁定買いから日経平均は反発してスタート。終日、円安傾向が続いたことから、主力株が買われ、プラス圏で推移。前段でも書きましたように、日銀会合で政策据え置きが決まると、先物への買い戻しや円を売る動きが強まり、日経平均は後場寄りに、この日の高値2万0015円(前日比184円高)をつけています。ただ、買い一巡後は、週末のポジション調整から売買が交錯。引けにかけては次第に上げ幅を縮める展開に…。投資判断の上げがあった海運、精密機j機など円安関連が買われたほか、情報通信、銀行、証券などにも買い戻しとみられる動きがありました。

 結局、日経平均終値は111円44銭高(0.56%)の1万9943円26銭、TOPIX終値は、7.95ポイント高(0.50%)の1596.04ポイントと、ともに反発。出来高は、前日比4億株増の22億8556万株、売買代金は7125億円増の3兆1900億円に増加。今日は、新規資金が流入した可能性もありそうです。騰落状況は、値上がり1237、値下がり652と買いが優勢。
 今日の引け値での日経平均サイコロは、5勝7敗(41%)、TOPIXは6勝6敗(50%)に、ともに上昇。日経平均RSIは、56%→60%に上昇。25日線かい離率は、±0→+0.55%に、拡大。かろうじて25日線上を守り切りました。騰落レシオは94%→98%に増加。指数、物色ともモメンタムは上向きですが、米債券次第では、まだ方向感のない動きが続くか…。

 今週は、大和ハウス工業や五洋建設のほか、東南アジアの購買力増加で潤うとして注目したニチレイ、ハウス食品に加え、次の銘柄としたものも堅調に推移。火災報知器の開花家需要を受けたホーチキも今日は1800円大台乗せを達成。政府が主導するiコンストラクション関連の福井コンピューターホールディングスも新値を更新。想定通り各論はうまくいっています。ただ、突然、一部上場替えと増配が決まり喜んでいたら、新株発行のオマケが付きがっかりしていた技研製作所が連騰。今日は新値を採るという想定外の動きになりました。おそらく、幹事証券が頑張っているんでしょうが、今週は振り回されました。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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