大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2017/11 | 12
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昨日の米国株は、強い景気指標を受け、一時は上昇したものの、WEB主力株の再下落やオバマケア代替え法案の採決延期など不透明材料が相次ぎ、主力3指数とも大幅安して終了。
 おはようございます。
 昨日は、久しぶりに不透明材料のオンパレードになりました。注目されたイエレン議長講演にサプライズはありませんでしたが、ドラギECB総裁のQE縮小を示唆するようなタカ派発言は、欧米債券の金利上昇につながっています。また、欧州委員会はEU競争法に基づきグーグルに制裁金を課しています。ともに、事前に想定されていたもので、後を引くことはなさそうです。しかし、想定外のものとしては、IMFが2018年、19年の米経済成長率をトランプ景気刺激策の不透明感から2.3%→2.1%に下方修正してきました。また、週内にも採択が予想された共和党上院のオバマケア代替え法案は、党内保守派「フリーダムコーカス」の反対などから成立のめどが立たず、来週に延期。夏休みが近いことから、税制改革法案の成立が遅れるとして投資家の懸念につながりました。さらに悪材料がつづきます。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は。「トランプ政策が企業利益を押し上げる投資家が米株を買っているが、リスクに対し、過度に無頓着になっている」と市場の動きに警鐘。フィッシャーFRB副議長も「PERは歴史的に高水準。リスク志向の上昇を注視する必要がある…」と、しています。FRBが資産価格の上昇を懸念していることを示しており、市場はFRBの動きに敏感にならざるを得なくなってきました。
 
 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1310ドル66セント    -98ドル89セント(0.46%)
 NASDAQ総合指数       6146.62ポイント       -100.53ポイント(1.61%)
 S&P500              2419.38ポイント       -19.69ポイント(0.81%)
 CME日経平均先物       2万0145円          -5円
 10年物国債金利        2.209%            +0.069%
 ニューヨーク原油        44.24ドル           +0.86ドル
 GOLD               1247.5ドル          +1.1ドル
 ドルインデックス        96.49              -0.92    


 昨日の米国株は、ドラギECB総裁のQE政策の見直しを示唆するような発言を嫌気し、欧州株が下落した流れを受け売りが先行。小幅に下落してスタートしました。この日発表されたCB(コンファレンスボード)消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数がいずれも前月水準、予想を上回ったことを好感。欧州債券利回りの上げを受け米債金利も上昇。銀行株が買われたこともあり次第に上げに転換。ニューヨークダウは昼前に、この日の高値2万1440ドル(前日比31ドル高)をつける場面も…。ただ、グーグルがEU競争法違反で巨額の制裁金(約3000億円)を課せられたことを嫌気し、親会社のアルファベットが急落。他のWEB関連株に売りが波及。ハイテク株全般が売られ始めると次第に下落幅を拡大。その後、FRB関係者から株高への警戒的な発言があったことや、今週中にも…とみられていたオバマケア代替え法案の採決が来週に延期されたことを嫌気。悪材料が続いたことで引けにかけ下げ幅を拡大。ニューヨークダウとS&P500は反落。NASDAQ総合指数は続落して終了。いずれも安値引け。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1021、値下がり1956(NASDAQ市場は、960-1896)と、ともに売りが先行。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり4、値下がり26。金利上昇を受け、JPモルガンが0.93%、AMEXが0.14%、それぞれ上昇。ウォルマートが買い戻しから0.68%上昇。一方、金利上昇を嫌気し高配当のベライゾンが1.99%下落。ハイテク株売りの流れを受け、マイクロソフトが1.87%、アップルが1.43%、インテルが1.23%それぞれ下落。7銘柄が1%超え下落し、指数の足をj引っ張りました。6月中間期末を控え、模様眺め気分が強まっているところに、ECB(欧州中央銀行)のQE縮小懸念、オバマケア代替法案採決延期→税制改革法案の遅れ…と不透明材料が続き、とりあえず、利益を確定しておこうという動きが強まったようです。順調に低下してきた長期金利が反転したことにも敏感になったようです。当面、株価上昇をけん引してきた債券市場の動きを見る動きから、調整色を強めてくるかもしれません。第2四半期決算が次の焦点に…。

 米国株は下落。円は、ドラギECB総裁のタカ派発言を受けた欧米金利の上昇から、対ドルは112円30銭台に、対ユーロは127円30銭台に、それぞれ下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を5円下回る2万0145円と、しっかりで帰ってきました。レンジは2万0095円~2万0215円。本日の日本株は、不安定な動きになりそう。対ユーロ、対ドルで円安が進んだことはプラスだが、IMFが米成長率予想を下方修正したことや、再び、米WEB関連主力株が下落したことは警戒されそう。引き続きGLOBEX市場の株、債券先物の動きを見ながらの神経質な展開になるか。米国の流れを受けた銀行株、欧州向け比率が高い機械や精密…。仕掛け的な動きを警戒。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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