大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、予想を下回った雇用指数への警戒感に加え、金利上昇も嫌気され、懸念売りが増加。主力3指数とも大幅安して終了。
 おはようございます。
 昨日発表された6月開催のECB理事会議事録が発表されました。やはり、「必要fがあればQEを拡大するとの文言を声明文から削除する」ことの検討が行われたようです。「金融危機などのテールリスクが消え、経済環境は改善」したことから、原則として、QEについても再検討を促す…としています。ただ、政策変更に関し微細で段階的な変更を行っても、「根本的な政策変更を示唆するものと、市場から誤解されかねないリスクがある」と市場とのコミュニケーションに最大限の注意を払う必要がある…としており、簡単に政策変更に踏み切れない戸惑いがあるようです。FRBが実施したように、段階的に時間をかけで縮小を行うこと時なるのでしょうか。まだ、具体的な手法が分かりませんので、市場では、しばらくは、懐疑の相場が続くのでしょうか。

 6日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1320ドル04セント     -158ドル13セント(0.74%)
 NASDAQ総合指数       6089.46ポイント        -22.79ポイント(1.00%)
 S&P500              2409.75ポイント        -22.79ポイント(0.94%)
 CME日経平均先物       1万9870円           -80円
 10年物国債金利        2.370%             +0.046%
 ニューヨーク原油        45.52ドル            +0.39ドル
 GOLD               1224.40ドル          +2.70ドル
 ドルインデックス         95.80              -0.39 
  

 昨日の米国株は、急速に高まってきた欧州のQE縮小懸念とそれを受けた金利上昇を嫌気。売りが先行し、下落してスタートしました。朝方発表されたADP社の全米雇用報告(雇用統計の先行指標とされる)で民間部門の雇用者が予想を下回ったことが嫌気されたほか、原油在庫の予想外に減少を受け価格は上昇したものの、一部アナリストがエクソン、シェブロンの投資判断を下げたことが影響。両社株が下落したことから寄り後に下げ幅を拡大していました。一時、買い戻しの動きが入り下落幅を縮める場面があったものの、ECB理事会の議事録が公表され、QE政策の質的な転換が協議されたことがわかると、引けにかけ売り直され、ニューヨークダウは、この日の安値2万1305ドル(前日比173ドル安)をつけていました。今晩の雇用統計発表を控え、積極的に押し目買いを入れる投資家は少なく、ニューヨークダウは続落。NASDAQ総合指数とS&P500 は反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり577、値下がり2419(NASDAQ市場は643-2192)と、ともに売りが優勢。VIX指数は1.47ポイント上げ12.54ポイントに上昇。下落幅は大きかったものの、出来高を伴っておらず、投資家は落ち着いた動き。

 NYダウは続落。採用30種は、値上がり3、値下がり27。原油価格の上げを受けた製品価格上昇期待からデュポンが0.46%上昇。ウォルマート(+0.2%)、マクドナルド(+0.01%)も上げたものの、小幅。一方、投資判断の下げがあったGEが3.8%下落。同じく判断の引き下げがあったシェブロンが0.76%、同エクソンが0.90%、それぞれ下落。ディフェンシブ系の医薬品も軟調。メルクが1.65%、ファイザーが1.25%、それぞれr下落。8銘柄が1%超え下落し、指数を押し下げました。金利は上昇したものの、株価下落を嫌気しGSが0.59%下落。ニューヨークダウは、25日線を維持。高値持ち合いの範囲内にありますが、ECBに加え、英国、カナダの中銀が利上げを示唆したことを嫌気し大幅安した先月29日の長大陰線を抜けきれず、下方圧力を受けたままの状態。また、日足一目均衡表の雲上辺で踏みとどまっていたNASDAQ総合指数も昨日の下げで雲内に入っており、雲下辺へ向けての下げが警戒されます。テクニカル指標を見ると、投資家心理は落ち着いているようですが、来週12日にイエレン議長の議会証言を控えており、今晩の雇用統計の平均時給の伸びに注目が集まりそう。

 米国株は下落。円は、対ユーロでドルが売られたことや株価の下落を受け、対ドルは113円10銭台に小幅上昇。対ユーロは129円20銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を80円下回る1万9890円で帰ってきました。レンジは、1万9860円~2万0080円。本日の日本株は、世界的な金利の上昇を受け軟調に推移しそう。雇用統計やG20 などイベントを控えた週末で模様眺め気分が強まる中なか、今晩の雇用統計で弱含みの動きを当てこんだイベントドリブン型ヘッジファンドなど投機筋の売り仕掛けを警戒したい。当面、昨年12月~3月中旬にかけ形成した吊り天井ゾーンの下値抵抗力を策ぐ動きが出るかも…。今日は7月7日七夕ですが、24節気の「小暑」。日曜日は「満月」で、相場の変化日が重なってきます。外部要因に負う部分が大きく、今晩の米国株の動向がポイントになりそうですが、業績やファンダメンタルの裏付けがあるものを買っているなら、現状維持のスタンスでいいのではないでしょうか。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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