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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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週末の米国株は、今年2番目の雇用者数の増加を示した6月雇用統計結果を好感。IT関連の買い戻しなどから主力3指数とも反発して終了。
 おはようございます。昨晩は、病院からの帰りが遅くなり書き込みができませんでした。ご容赦!
 今週の市場は、ECBドラギ総裁のタカ派変身とそれを打ち消すECB関係者の動き。FRBの議長、副議長、有力地区連銀総裁の資産価格の膨張けん制…など、中銀関係者の動きに振り回された一週間でした。市場関係者の話を見ても強気一辺倒から気迷い感を表す姿勢に変化しています。まあ、金融引き締めは、株式市場にとっては、悩ましいものです。迷ったら過去に学べ…。FRBの前回利上げ開始時期は、2004年6月30日がスタート。以後、17回にわたってFFレートを引き上げていますが、米国株がピークを打ったのは…?その時の他の中銀の動きは…?何が変化になって米経済がおかしくなった…? 調べてみると、今後の動き方がわかるのでは…。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1414ドル34セント      +63ドル62セント(0.44%)
 NASDAQ総合指数       6153.08ポイント         +63.62ポイント(1.04%)
 S&P500              2425.18ポイント         +15.43ポイント(0.64%)
 CME日経平均先物       2万0020円            +70円
 10年物国債金利        2.386%              +0.018%
 ニューヨーク原油        44.24ドル             -1.29ドル
 GOLD               1211.70ドル           -11.60ドル
 ドルインデックス         96.02               +0.21 
 

 週末の米国株は、朝方発表の雇用統計で、非農業部門就業者数が予想を上回ったことを好感。景気に対する安心感から幅広く買いを集め、反発してスタートしました。注目の平均時給の伸びは予想を下回りましたが、FRBの前のめりの金融引き締め姿勢へのブレーキになると好意的に受け止められ、このところ売られていたハイテク株に買い戻しの動きも入り、次第に上げ幅を拡大。ニューヨークダウは2時ごろにこの日の高値2万1425ドル(前日比105ドル高)をつけていました。ただ、原油価格がOPEC輸出量の増加などを嫌気し下落したことからエネルギー株が売られたことや、週末に伴うポジション調整売りから、引けにかけてはやや上げ幅を縮小したものの、主力3指数とも反発して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2036、値下がり914(NASDAQ市場は、2066-796)と、ともに買いが優勢。VIX指数は1.3ポイント下げ11.19ポイントに低下。市場は落ち着いた動きでした。

 NYダウは、3日ぶりに反発。採用30種は、値上がり23、値下がり7。マクドナルドが2.08%上昇。ナイキが1.43%それぞれ上昇し、指数の上げをリード。買い戻しなどからハイテク系のマイクロソフトが1.3%、アップルが1.02%、インテルが0.74%、それそれ上昇。指数を下支えしました。一方、投資判断の下げがあったGEが0.61%安と続落。GSが0.6%下落したものの、下げはいずれも小幅。
NYダウは週間では陽線引け。上昇中の25日線が下値を支えた格好。NASDAQ総合指数はも週間では前週末の終値を上回り反発。NYダウは、引き続き先月29日の長大陰線の中での動きで、下向きのバイアスがかかったまま…。NASDAQ総合指数は、何とか日足一目均衡表の雲上で終わってきましたが、昨日も50日線に届いたところで売られており、基調的な弱さは残ったまま。ただ、週足を見ると上昇中の13週線上で終わっており、上げ基調は維持されています。ともに、次の上げの材料を探しているというところか…。

 米国株は反発。円は、日銀の国債指値オペや米雇用統計結果を受けた金利上昇から、対ドルは114円台をつけたあと、113円90銭台に下落。対ユーロは129円80銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を70円上回る2万0020円で帰ってきました。レンジは1万9825円~2万0065円。
 昨日の日経平均は、64円97銭安(0.32%)の1万9929円09銭、TOPIXは8.47ポイント安(0.52%)の1607.06ポイントと、ともに続落。出来高は、前日比3000万株減の16億5375万株、売買代金は同373億円減の2兆2732億円と、ともに低調なまま…。騰落上昇は、上昇455、下落1471と、売りが優勢。日銀が異例の差値による買いオペを実施。金利上昇を死守する姿勢を示したことが好感され、朝安から反転。一時、前日安値付近まで戻す場面がありましたが、後場に入ると、先物主導で売られたほか、今週、安倍政権の経済政策による人気回復を思惑して買われたゼネコン株などが週末のポジション整理売りから下落するなどし、再度、下げ幅を拡大する動きがありましたが、この日の安値に迫ると、自動車株など外需系に押し目買いが増加。下げ幅をやや縮めていました。日経平均の、この日の安値は寄り付きの1万9856円(前日比138円安)。

 この日の終値での日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは、52%→43%に低下。底値ゾーンを暗示する40%割れに近づいてきました。25日線かい離率は、-0.29%→-0.57%に、マイナスかい離が拡大。騰落レシオは、105%→96%に低下。弱気のモメンタムが拡大中。この日の動きは、下落銘柄数の多さなど、円安への反応の鈍さなど、指数に表れている以上の中身の悪さを感じさせます。円安の進行から、海外投資家(欧州系?)が益出しを急いでいる可能性も…。日経平均は、日足一目均衡表の「雲」上辺に接近してきており、そろそろ変化する動きも…。週明けは、強含んで始まりそうですは、焦点は、6月15日安値1万9755円を切らずに上昇トレンドを維持できるか…。週末にオプションSQを控えているだけに、先物を使った仕掛け的な動きも懸念されます。
詳しくは、明日発信のレポートで、注目株を含め解説します。今週は、ぼちぼちの成果でした。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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