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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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本日の日本株は、米金利低下を受けた円高を嫌気し、外需株が売られたものの、好業績の内需系銘柄に短期筋の買いがシフト。日経平均、TOPIXとも、小幅に反発して終了。
 明日の日銀金融政策決定会合、その夜のECB理事会…ともに大きな政策変更はなさそうですが、ともに会合後の総裁の会見に関心が集まりそう。特に、今回の世界的な金利上昇の引き金を引いたドラギECB総裁が、引き続き、タカ派の姿勢を貫くか、金利上昇でそわそわし始めた南欧のの銀行や景気に配慮した、ややハト派寄りの発言をするか…注目されます。本来なら、金融政策決定会合を控え、イベントドリブン型のヘッジファンドなどが、仕掛け的な動き(日銀プレー)をしてくるのですが、今のようにボラティリィティが低い状態では、仕掛けても値幅が取れる可能性もなく、仕掛け的な動きはなかったみたいですね。
 まあ、ドラギ総裁としては、自分の発言に対し、世界中の市場が反応したところを見ても、政策変更には、まだ時間をかけて市場に浸透させていく方がいいと考えたかもしれません。もともと、9月会合で、米FOMCがバランスシートの縮小を発表。ECBもこれを受け来年からのQEの縮小手法を発表する…というストーリーを描いていたのですが…。それにしても、ドラギ総裁の発言後、投資家は債券売り、ドル買い(円売り)のポジションを作ってきましたが、イエレンFRB議長の超ハト派発言で、完全に梯子を外された格好…。トランプラリーの需給整理がつき、やっと円安に動き始めたと思ったら、また、今回の変化でしこりを抱えてしまいました。

 本日の日本株は、小幅に反発して終了。朝方は、冴えない米景気指標を受けた金利低下から、円が上昇して帰ってきたことを嫌気。自動車株など外需か売られたほか、CME日経平均先物終値(1万9970円)にサヤ寄せする先物売りが入り、日経平均は安寄りしてスタート。裁定解消売りなどから、下げ幅を拡大寄り後すぐに、この日の安値1万9947円(前日比52円安)を付けていました。ただ、円高が進んだとみるや、短期筋を中心に好業績が期待できる建設株や食品、サービスなど内需系銘柄に買いが入り下落幅を縮小。イベントを前にした先物うあ売りポジションの買い戻しなどが入り、上げに転換。前引け近くには、この日の高値2万0032円(同34円高)を津得る場面も…。後場からは2万円大台を下値に膠着した動きとなりました。その他製品、水産農林、情報通信など内需系を上位に15業種が上昇。海運、その他金融、証券、輸送用機器なを18業種が下落。

 日経平均終値は、20円95銭高(0.10%)の2万0020円86銭、TOPIXは、1.39ポイント高(0.09%)の1621.87ポイントと、ともに反発。出来高は、前日比1.76億株減の16億4142万株、売買代金は912億円減の2兆0208億円と、ともに薄商い。騰落状況は、値上がり1136、値下がり760と、買いが優勢。円高進行にも関わらず、相変わらずの物色意欲の強さを示しています。
 今日の終値での日経平均サイコロは、7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに上昇。日経平均RSIは、39%→44%に上昇。25日線かい離率は-0.34%→-0.25%にややかい離が縮小。今のところは、25日線の上昇が続いていますが、近々、対応点の上昇から横ばいに転じる可能性もあり、早い時期の株価の上昇が期待されます。騰落レシオは111%→111%と横ばい。指数に方向感がでm無い中、高水準の物資の広がりを保っています。

 まあ、いつもより注目度が高い金融イベントを控えては、身動き取れないということでしょうか。ただ、為替が円高に転換すると、」すかさず内需系銘柄に買いが入ることから、指数に大きなブレが出てきません。以前にも9月の米FOMCやECB理事会の前くらいまでは、政策変更を織り込むためじめじめした展開がつづきそう…としましたが、一方、指数の変化を気にせず、業績に伸びしろがある銘柄を買うのがベストとしてきました。想定通り、業績の増額修正が続いた、日立製作所やSONYなどが堅調に推移。他の半導体関連なども堅調に推移しています。また、今日あたりは、好業績期待で先行して買われた後、調整に入っていた日本ユニシスなど中小企業支援株、人材関連も」出直る気配を着せています。まあ、あれこれ、目移りする必要はありませんので、今期の増額修正期待、来期増益銘柄を押し目押し目で買うようにすれば、そこそこの利益は上がってくるはずですが…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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