大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、アップル効果でNYダウは7日続伸し2万2000ドル大台乗せを果たしたものの、NASDAQ市場が下落し、高安まちまちで終了。
 おはようございます。
 米FRBによるバランスシート縮小へ向けての地ならしが始まっています。昨日は、ローゼングレン・ボストン連銀総裁が、「9月FOMCでのバランスシートに関する発表に関し、市場は適切に予想している」と発言。ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も、今週の縮小開始を支持すると発言。メスター・クリーブランド連銀総裁も、時期は明示しないものの「比較的近く開始する」と発言。縮小に関する発表が近いことを示唆しています。一方、FOMCでの投票権をもたないものの、ブラード・セントルイス連銀総裁は「追加利上げに反対…」と、発言。米金融当局が、j引き締めに前のめりになっておらず、縮小時には、一時利上げを停止するなどの措置があることを臭わせています。今月24日から、恒例のジャクソンホールでの「連銀経済会議」が開催されますが、FRB総裁が新年度へ向けての運用方針を発表する場としても注目されます。市場は、年内の利上げは無いという動きを強めていますが、7月12日のイエレンFRB議長の議会証言での変節が本物かどうか…真意を探る意味でも注目度が高まりそう。ドル安への誘導は十分に果たした、と思うのですが。

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万2016ドル24セント     +52ドル32セント(0.24%)
 NASDAQ総合指数      6362.65ポイント        -0.29ポイント(0.00)
 S&P500             2477.57ポイント        +1.22ポイント(0.05%)
 CME日経平均先物      2万0060円           -10円
 10年物国債金利       2.272%             +0.017%
 ニューヨーク原油       49.59ドル            +0.43ドル
 GOLD              1272.60ドル          -6.80ドル
 ドルインデックス       92.87               -0.16
    

 昨日の米国株は、朝方発表の(雇用統計の先行指標になる)ADP全米雇用報告で民間部門の雇用者数が予想を下回ったことから、利上げ懸念が遠のいたとして買いが先行。続伸してスタートしました。前日予想を上回る決算を発表していたアップルが急伸。ニューヨークダウは寄り後、まもなくこの日の高値2万2036ドル(前日比73ドル高)をつけ、史上初の2万2000ドル乗せを達成しています。その後は、大台乗せを受け売り買いが交錯したものの、アップルの上げが指数を支える格好でプラス圏で推移。ガソリン在庫の減少を受け原油価格が上昇、。エネルギー株が買われたこともあり、引けにかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは7日続伸し、2万2000ドル大台に乗せて終わりました。一方、半導体関連の下げなどを受け、NASDAQ総合指数は、反落。高安まちまちの終値に…。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1173、値下がり1764(NASDAQ市場は、862-2060)と、ともに売りが優勢。VIX指数(恐怖指数)は、0.19ポイント上げ10.28ポイントに上昇。

 NYダウは続伸。採用30種は、値上がり14、値下がり16。アップルが4.7%超え上昇。一社で指数を50ドル引き上げています。ドル安を好感し、他国籍企業のスリーエムが1.1%、マクドナルドが1.66%、ユナイテッドテクノロジーがそれぞれ上昇。指数の上げに寄与しました。一方、金利上昇を受け、公益関連のベライゾンが1.4%下落。ディズニーが1.75%下落したのが目立ちました。NYダウの上げが目立ちますが、この日の上げの大半はアップルの上げによるもの。騰落状況を見ると、下落数が上回っているだけでなく、52週来安値更新銘柄数が漸増していることが気になります。NYダウの上げの勢いが加速していますが、NASDAQ市場からの乗り換えの動きも出ているようです。昨日の原油価格の上げに対し、シェブロンが下落。ボルカールール緩和の報を受けても銀行株の反応も鈍くなっていることにも警戒したい。明日の雇用統計発表後の動きを注目したい。

 米国株は高安まちまち。円は、ドルが対ユーロで2年ぶり安値になったものの、金利上昇を受け対ドルは110円70銭台に下落。対ユーロは131円20銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を10円下回る2万0060円で帰ってきました。レンジは、2万0000円~2万0095円と小幅レンジの動き。出来高は3000枚増の3万2900枚。本日の日本株は、底堅い動きになりそう。昨日に続き決算発表を受けた動きや短期筋による低位株買いが入り混じった動きに…。NASDAQ市場の動きが鈍っており、電子部品株の動きが警戒されます。売買代金の増加を伴っておらず、上昇銘柄がある一方で前日上げたものが売られるなど、浮沈の激しい動きに…。対ユーロでの円安進行を受け、精密、機械など欧州市場に強い業種が買われそう。
          
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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