大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、地政学要因のエスカレートに加え、冴えない百貨店売り上げから消費の先行き懸念も台頭。幅広く売られ、主力3指数とも続落して終了。
 おはようございます。
 投資家心理が不安定になってきたところに、恒例の賭場荒らしの動きが始まってきました。親分や幹部がいないときに、博打場を襲い、掛け金をかすめ取っていく行為。まあ、以前から、懸念材料として指摘してきたものに、バカンス明けから始まる、米債務上限引き上げ法案、続く、10月から始まる2018年度予算の作成があります。ただでさえ問題の多い共和党案ですが、一か月足らずでまとめられるとは思われず、下手をすると政府機関の閉鎖まで発展する可能性も…。また、9月中には、ECB理事会、FOMCという2大金融イベントを控えています。これに先立ち、FRBが新年度の運営方針を示唆することが多いジャクソンホール「連銀経済会議」が8月24日から開催されますが、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁がともに講演します。北朝鮮の問題も気になりますが、株式市場にとっての問題は、8月後半から9月にかけてある金融環境の変化を十分織り込んだのか…ということ。好調な企業業績を受けて、不透明材料に目をつぶってきたところもあります。市場は年内の利上げは無理…とみているようですが、昨日はニューヨーク連銀のダドリー総裁が、FRBは年内利上げ方針を維持している、と述べています。FRBの考えと、市場の見方がかい離してきており、何らかの形で、整合することが必要になっているということでしょうか。賭場荒らしはこのあたりに付けこんでいるのでしょう。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万1844ドル01セント      -204ドル69セント(0.93%)
 NASDAQ総合指数       6216.87ポイント         -135.45ポイント(2.13%)
 S&P500              2438.21ポイント          -35.81ポイント(1.45%)
 CME日経平均先物       1万9355円            -355円
 10年物国債金利        2.212%               -0.029%
 ニューヨーク原油        48.69ドル             -0.97ドル  
 GOLD               1292.10ドル            +12.80ドル
 ドルインデックス         93.40                -0.10  


 昨日の米国株は、北朝鮮情勢に関し、当事者の口撃がエスカレートしたことを嫌気。アジア、欧州株が下落した流れを受け、リスク資産を減らす動きが増加。売りが先行し続落してスタートしました。朝方、発表された生産者物価指数(PPI)が、11か月ぶりに前月比でマイナスに転じたことから、景気の先行き懸念も台頭。この日発表された百貨店の決算がさえなかったことも嫌気され、終日売りが続く展開に…。安全資産買いの一環で、債券が買われ金利が低下したことからGSやJPモルガンなど指数寄与度の大きい金融株が売られたことも指数を押し下げ、ニューヨークダウは引け近くに、この日の安値2万1843ドル(前日比205ドル安)をつけ、ほぼ安値圏で終わりました。リスク回避の動きから割高なグロース株も売られNASDAQ総合指数も2%を超え下げ、3日続落していました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり406、値下がり2626(NASDAQ市場は、602-2325)と、ともに売りが圧倒的に優勢。VIX指数は、昨年11月の大統領選前4日の22.51ポイント以来の16.04ポイントに上昇。先行き不安が高まってきました。

 NYダウは3日続落。採用30種は、値上がり2(コカ・コーラ+0.33%、IBM+0.05%)、値下がり28。アップルが3.17%と最大の下落率。金利低下を嫌気し、GSが2.39%、JPモルガンが1.43%、AMEXが1.32%、それぞれ下落。いずれも指数寄与度が大きく、指数を押し下げました。14銘柄が1%超えの下落に…。NYダウの3本新値はこの日陰転。短期的な弱気相場入りしています。以前から、書いているように、2009年3月の金融危機後の底を基点にする右肩上がりのレンジ上限に来ていた他、金融危機の下落幅の倍返しポイントを達成。目標達成感が出ていたものの、強い動きが続いたことから、売りのタイミングを計る投資家が多かったことも下げが大きくなった要因。決算発表が一巡し、当面の材料が出尽くしたことから、ポジション調整の売りを出している面もありそう。当面は需給調整から、底値模索の動きへ…。「SELL IN MAY。AND GO AWAY」に続く言葉が、次のエントリーポイントを示唆してくれるか…。
 
 米国株は続落。円はリスク回避の動きから買われ、対ドルは109円10銭台に、対ユーロは128円40銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を355円下回る1万9355円と急落しで帰ってきました。レンジは、1万9350円~1万9810円。ほぼ安値引け。出来高は、前日から5000枚減の5万950枚。週明けの動きは、今晩の米国市場次第の動き…。今後の見通しなど、」詳しいことは、日曜日発信のレポートで解説します。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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