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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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昨日の米国株は、原油価格の急伸やウォルマートの大型自社株買いを好感した上げに加え、決算への期待感が支えとなり、主力3指数とも反発して終了。
 おはようございます。 昨晩は、実家の方の用事が重なり書き込みができませんでした。ご容赦!
 NT倍率の上昇が続いています。9月11日の12.07倍から、昨日は12.28倍に上昇してきました。9月後半までの上げは、海外先物筋の先物売りの踏み上げで上昇しましたが、10月は、実需買いや新たな先物買いにスイッチできるかがカギ…としました。例年通り、海外投資家の実需買いが入れば相場の寿命も長くなりますが、先物主導になると、ちょっと先行きが心配。投資主体別売買動向を見るまでは、結論は出せませんが、ちょうど一か月前は、米朝間の緊張で相場が底割れ寸前にあったことを考えると、投資家の懐事情も関係してきそう。今週末は、オプションSQですが、1万9000円のプットが1万3000枚以上の残高があるなど、1か月前の弱気相場のポジションが残ったまま…。もしかしたら、10月に入っての先物買いの動きは、SQへ向けてのオプションの損失カバーの動きかも…。昨日の根拠なき上げは、このにおいがプンプンしているが…。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万2830ドル68セント      +69ドル61セント(0.31%)
 NASDAQ総合指数        6587.25ポイント         +7.52ポイント(0.11%)
 S&P500               2550.64ポイント         +5.91ポイント(0.23%)
 CME日経平均先物        2万0815円            -15円
 10年物国債金利         2.345%              -0.016%
 ニューヨーク原油         50.92ドル             +1.34ドル
 GOLD                1290.60ドル            +5.60ドル
 ドルインデックス          93.28                -0.45  
 

 昨日の米国株は、サウジアラビアの原油輸出削減やOPECの生産調整強化の動きを受け原油価格が急伸し、エネルギー株が買われたことから、反発してスタートしました。ウォルマートのネット販売が大幅な伸びになったことや2兆円規模の自社株買いを発表し大幅高して始まったこともあり、ニューヨークダウは、寄り後にこの日の高値2万2850ドル(前日比89ドル高)をつけ、前日に続きザラバでの最高値を更新。買い一巡後は、北朝鮮情勢やスペイン・カタルーニャ自治州の独立問題などを懸念。昼にかけ上げ幅を縮小する場面がありましたが、同州の首相が独立宣言をしたものの、中央政府との交渉のため効力を停止したことを好感。今週から本格化する決算への期待感から次第に上げ幅を回復。結局、反発して終了しました。決算への期待感から、S&P500、NASDAQ総合指数とも反発。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1892、値下がり1016(NASDAQ市場は、1774-1121)と、ともに買いが優勢。

 NYダウは反発。採用30種は、値上がり20、値下がり9、変わらず1(マイクロソフト)。大型の自社株買いなどのウォルマートが4.47%上昇。同社だけで指数を24ドル押し上げました。また、キャタピラーが1.03%、コカ・コーラが1%、シェブロンが0.93%、それぞれ上昇。指数寄与度が最大のボーイングが0.98%上昇し、指数を17.5ドル押し上げ。一方、下落銘柄には1%超え変動したものはなく、ユニアテッドヘルスの0.83%が最も大きい下落率。米国株は、高値警戒感を抱えながらも堅調に推移しています。先週は、税制改革や金融規制緩和などトランプ政策への期待感から、大きく上げましたが、今週に入り業績への期待感に市場の関心がスイッチしてきたようです。主力3指数とも青天井状態になり、先行き予想が難しくなっていますが、プット&コールレシオが上昇するなど高値警戒の動きも強まってきており、材料次第で相場が振れやすくなってきたことには注意が必要。

 米国株は反発。円は、北朝鮮リスクや米・トルコ間の緊張などを嫌気したリスク回避の買いや、米金利低下を受け、対ドルは112円40銭台(一時、111円99銭)に上昇。対ユーロは、ECB関係者のQE縮小発言を受け、132円70銭台に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を15円下回る2万0815円で帰ってきました。レンジは、2万0655円~2万0840円。本日の日本株は底堅く推移しそう。決算の上方修正銘柄が増えていることから、徐々に決算を意識した流れが強まりそう。今日から開催される中国「七中全会」でで新指導体制が注目されます。北朝鮮リスクは付きまといますが、中国の圧力を無視してまでできるかどうか…。今日も、GLOBEX市場の米株、債券先物の動きを見ながらの先物筋の動きが焦点に…。レポートで待ち伏せとした、技研製作所の決算は、実績、今期予想ともコンセンサスを上回るものになりましたが、市場の反応は…。米市場で半導体株指標のSOXは1200ポイントを超えてきました。2015年8月に、中国の元切り下げショックで未達になっているポイント(2万0985円)を抑えることができるか…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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