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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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昨日の米国株は、高値警戒感による益出しや金利低下を受けた銀行株の下げなどから、主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。 北朝鮮の動きが止まったせいか、なんだか静かになった感じがします。一方で、防衛関連といわれるグループが日米で上昇を続けており、気味が悪い感じもします。一部には、11月初めのトランプ大統領の中国などアジアへの外遊後にも何かが起きる…との噂も流れています。外交の世界では、お互いやりあっている間は大丈夫、急に対話ムードが出てきたり、静かになった時が危ない、といわれています。トランプ大統領が目と鼻の先に来るのに北朝鮮としては何もしないではおれないでしょう。トランプ大統領の外遊が、呼び水にならなければいいのですが…。

 12日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万2841ドル01セント       -31ドル88セント(0.14%)
 NASDAQ総合指数        6591.51ポイント          -12.04ポイント(0.18%)
 S&P500               2550.93ポイント           -4.31ポイント(0.17%)
 CME日経平均先物        2万0980円             +30円
 10年物国債金利         2.323%                -0.022%
 ニューヨーク原油         50.60ドル              -0.70ドル
 GOLD                1295.90ドル             +7.00ドル
 ドルインデックス          93.10                 +0.14
  

 昨日の米国株は、連騰への警戒感から益出しの動きが強まり、反落してスタートしました。朝方発表された大手銀行JPモルガンとシティグループの決算がともに予想を上回り買われて始まったものの、両社ともクレジットカード向けの貸し倒れ引当金の積み増しがあったことを嫌気し、寄り後に下落に転じたこともあり、マイナス圏で推移。昼にかけ金利低下を受け公益株やハイテク株が買われプラス圏に浮上。ニューヨークダウはこの日の高値2万2884ドル(前日比12ドル高)をつけ、ザラバでの最高値を更新していました。ただ、2018年の原油需要予想の下方修正を受けエネルギー株が売られたことや、指数採用のディズニーに投資判断の下げがあり下落したことを受け、引けにかけ下落幅を拡大。引け近くにこの日の安値2万2821ドル(同51ドル安)をつけていました。主力3指数とも3日ぶりに反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1599、値下がり1384と買いが優位だったものの、NASDAQ市場は、値上がり1217、値下がり1674と、売りが優勢。全般に小動きで、ニューヨークダウの終日値幅は63ドルの狭いレンジの動きでした。

 NYダウは反落。採用30種は、値上がり12、値下がり18。ハリケーン災害復旧需要期待からキャタピラ―が1.08%上昇。防衛のユナイテッドテクノロジーも0.9%上げ、指数を下支え。一方、金利低下を嫌気しGSが1.07%、JPモルガンが0.88%、それぞれ下落。独自のネット配信事業進出への負担増から投資判断が下げられたディズニーが1.64%下落。指数の足を引っ張りました。ディズニーとGSの2社で指数を30ドル近く押し下げています。主要3指数のいずれも高値圏での持ち合いの範囲内の動き。ただ、ジャンクボンドと投資適格級社債との利回り格差が拡大しているほか、プット&コールレシオが上昇するなどリスク回避の動きを示唆する指標もあり、投資家心理が変化しやすくなっていることには警戒が必要。昨日の生産者物価指数のコア指数が前月を上回るなど、物価上昇につながる動きがあるにも関わらず、債券が買われている(金利は低下)していることも、強気の懸念材料に…。

 米国株は反落。円は米金利低下や株安を受け対ドルは112円20銭台、対ユーロも132円80銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円上回る2万0980円で帰ってきました。レンジは、2万0920円~2万1035円。本日の日本株は、底堅いはじまりになりそうですが、オプション決済後の先物の動きが注目されます。2015年高値を更新したことでいったんは利食い売りの動きが強まるほか、週明け18日の中国共産党大会を控え、休み中に北朝鮮が何らかの示威行動に出る可能性(習体制が固まったようで、圧力強化を恐れ自制すと思われるが…)もあり、後場にはヘッジ的な動きが強まる可能性も…。引き続き、先物次第の展開。週末控えでもプラスで終われるか…相場の強さが問われそうです。引き続き、決算発表を控え増額修正余地の大きい銘柄を待ち伏せ買い感覚で…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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