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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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週明けの日本株は、米議会での税制改革案の審議入りを受け、手控え気分が強まるなか、引け近くの先物筋の仕掛け的な売りから、続落して終了。
 週明け早々から、日本株は大きく下落して週の取引を始めることになりました。22本の陽線を立てていた三本新値も、本日、陰転値(2万2420円08銭)を下回り陰転。短期的な弱気相場に入りました。今日は日経平均の日足MACDもシグナルラインを下回り、売りシグナルを出しています。引け間際に、何らかのポジション解消が行われたんでしょうね。今回の上げ相場では海外投資家の買いが原動力のように言われますが、中身は投機的な動きをする短期投資家と、数年単位で投資する中長期投資家に分かれます。おまけに、短期筋の中心のヘッジファンドは今月末が決算。いろいろと、台所事情が絡み、こんな荒っぽい動きになるんでしようね。

 まあ、先週9日の波乱局面では、一気の上げで、バブル最高値3万8915円から、金融危機ごの安値6994円までの押しの半値戻しを達成していますし、急所だった1996年6月高値2万2750円という大きなポイントをぬけているので、目標達成感が出るのも当然の動きです。また、レポートでは、金融危機後の出直り相場を、ゾーンA、ゾーンB、ゾーンCに分けて流れを見てきましたが、先週9日の上げで、ほぼゾーンBの上限ラインに到達。週足は700円の上髭を残す「塔婆型」をつけていました。また、海外短期筋は、日経平均とTOPIX間の動きを比較したNT倍率を使った売買も活発にやっていました。NT倍率が9月11日に底を打って上昇に転じると、NTロング(日経平均先物買い・tOPIX先物売り)のポジションを作りはじめ、その買いが日経平均を裁定買いを通じて押し上げてきた側面もあります。しかし、NT倍率が最近の最も高い水準の12.66倍を上回る12.68倍(9日)に上げると、自動的にNTロングのポジションを解消するプログラムが発動。日経平均先物が売られ、裁定解消売りが日経平均を押し下げることになりました。この取引では、TOPIX先物が買い戻されますから、先週末、今日とTOPIXの下落率が日経平均を下回る状態になっています。

 おそらく今日の引けにかけての下げも、円の上げが伴っていますから、先物筋の買いポジションが閉じられたものではないでしょうか。上げのエネルギーが大きかっただけに短期筋のポジション解消の動きには警戒したいところ。特に、NT倍率の低下がはっきりしてくると、今度はNTショート(日経平均売り・TOPIX買い)を仕掛けるところも出てきますから、しばらくは海外短期筋が波乱要因になるかもしれません。先週から、今後は国内投資家の動きと海外中長期投資家の買いがポイントになる…としましたが、これだけ短期筋に荒らされると高いボラティリィティを嫌うまともなところは、日本株買いを押さえ、日本と同様に世界株の中で出遅れているだけでなく、新しい産業や企業が勃興している中国への資金投入を増やしかねません。ここからは、投機筋にはあまり活躍してほしくないものです。当面の下値めどなどはレポート直近号でかいていますので参考にしてください。
 
 週明けの日本株は、米国の税制改革案の審議の行方を見たいということや、手掛かり材料難から模様眺め気分の強い始まりになりました。ただ、先物がCME日経平均先物終値を上回って始まったことから、押し目待ちの買いものが入り、日経平均は74円安と予想よりもしっかりした始まりになりました。ただ、朝方から、指数寄与度がもっと大きいファーストリテーリングを売る動きが強く、指数の下げを狙った動きがありました。同社株の下げが足を引っ張り、前引けにかけ下落幅を拡大する場面もありましたが、日銀ETF買いへの思惑もあり、後場からは前引け水準で小動きに推移していましたが、欧州市場が開く2時過ぎになると、まとまった先物売りが入りだし、それとともに裁定解消売りも増加。益出しの売りもはいり、日経平均は4日続落。安値引けして終わっています。TOPIXは3日続落。

 日経平均終値は、300円43銭安(1.32%)の2万2380円99銭、TOPIX終値は、16.95ポイント安(0.94%)の1783.49ポイント。NT倍率は、週末の12.60倍→12.55倍に低下。NT倍率を使った売買のポジション調整が行われた印象はぬぐえません。出来高は、、前週末比3.25億株減の15億6573万株、売買代金は同7932億円減の2兆7962億円に、ともに減少。騰落状況は、値上がり594、値下がり1377と売りが優勢。
 今日の終値での日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに変わらず。日経平均RSIは、81%→67%に急低下。25日線かい離率は、+4.25%→+2.54%に低下。騰落レシオの116%とともに、警戒ゾーンを示す指標は無くなりました。当面は、強気モメンタムの低下から下値を模索する動きになるか…。

 個別は相変わらず、アルゴの売り叩きが横行しています。良い数字が出てきても、コンセンサスに届かなかったり、通期見通しを上方修正してもやはりコンセンサスを下回れば叩き売られる始末…。まあ、これからのことはどうでも良く、あくまで今の時点での数字を評価しているんでしよう。ただ、まだ、経営者に弱気の人が多く、進捗率が第3四半期で90%以上でも売りが出てきます。まあ、最終的には達成率が110%とか120%になるものも出てくるんでしょうが、自分なりに通期が増額修正されると判断すれば、天与の買い場と思って買うのが得策。決算発表のたびに、これをやっていたら、3か月サイクルでそこそこの成果が残せるはず…、。まあ、ノイズ(雑音)ですね。できれば、次に出直るまでに、週足テクニカル指標の過熱感が取れてほしいですね。増額修正思惑で以前から注目してきた福島工業ですが、想定通り上方修正してきたものの、やはり不適切会計でつけた週足長大陰線は抜けられませんでしたね。でも、ここからの動きが注目です。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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