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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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週明けの日本株は、米財政改革の行方への懸念やロシアゲートの捜査進展を嫌気した円の上昇を受け先物売りがリード、主力株が売られ、反落して終わりました。個人主導の小型株は堅調。
 今週23日は、日本は「勤労感謝の日」で休場。米国も「感謝祭」で市場は休場になります。先週16日木曜日には米下院が税制改革法案を可決。上院へ送付しましたが、この審議が感謝祭休日明けから始まります。法人税厳正の実施時期、課税所得の分類などで大きな相違があり、果たして年内に成立させることができるか…。下院では、共和党から13人の造反議員が出たものの、227票対205票で法案が通過しました。でも、問題は上院です。勢力図を見ると、共和党の52に対民主党は46、無所属2と均衡しています。すでに、共和党の重鎮マケイン議員ら3人が法案に反対する方針を表明しており、過半数を割り込む予想。トランプ大統領の政治力で、成立させることができるかどうか…。占いでは、同大統領はたぐいまれな強運の持ち主、ということのようですが…。

 一方、大統領選へのロシアの介入を巡る疑惑も、膨らんできました。前CIA長官のバネッタ氏が「トランプ陣営のスタッフは30回程度ロシア側と接触している…」と、発言。先週末は、モラー特別捜査官が、トランプ陣営に文書の提出を求める召喚状を出した、と伝えられ、一気にリスク回避の動きが伝わり、リスク資産の株式が売られ、安全資産の債券が買われ、長期金利が低下。このとばっちりを受けて円が112円を割り込む水準まで買われ、今日の下げの要因になりました。週末には、米国経済を支えてきたものの、このところ低迷気味だった住宅着工件数が持ち直し。感謝祭休日明けの金曜日は「ブラックフライデー」といわれ、クリスマス商戦のスタート。株高による資産効果や完全雇用状態による所得効果もあり、期待感が高まるところですが、ロシアゲートの捜査状況によっては、税制改革がとん挫する可能性があるほか、12月8日に据え置かれた債務上限の一時的廃止措置が期限を迎え、上限引き上げの交渉も始まります。まあ、浮かれてはおれないということで、感謝祭を家族とゆっくり過ごすためにも、リスク資産は減らしておきたい…というのが、米国投資家の考えでしょうか。まあ、トランプさんの「強運」を信じるしかないということ…?

 週明けの日本株は、米国の不透明材料を嫌気した円買いや米株安を受け、売りが先行。寄り前からVI先物が買われ20ポイントを超えてきたことから、先物売りが増加。CME日経平均先物終値を下回って始まってきたことで裁定解消売りも入り、日経平均は、117円安の2万2279円と2万2300円を割り込んでスタートしました。安寄り後は、押し目待ちの買いに下げ幅を縮小。一時、小幅にプラス圏に浮上する場面もありましたが、GLOBEX市場の米株先物が下落、債券先物が買われ金利が低下するなど、前週末の地合いを引き継いで始まったことが嫌気され、円が上昇。主力株が売られ次第に下げ幅を拡大。後場寄り後、まもなく、この日の安値2万2215円(前週末比181円安)をつけていました。ただ、日銀ETF買いへの期待感に加え、朝方から量子コンピュータや投資判断の引き上げなどを受け、新興市場株や小型株が幅広く買われたこともあり、一段と売り込むような動きはなく、反落したものの、今日の寄り付き付近での底堅い終わりになりました。

 日経平均終値は、135円04銭安(0.60%)の2万2261円76銭、TOPIXは4.11ポイント安(0.23%)の1759.65ポイントと、ともに反落。NT倍率は、12.7倍→12.65倍に低下。NTロングの解消が行われた可能性も…。出来高は、前週末比5.26億株減の14億5466万株、売買代金は1兆1749億円減の2兆3496億円に、ともに減少。騰落状況は、値上がり1263、値下がり700と、買いが優勢。海外投資家の動きが読めず主力株の売買が手控えられたことから、個人の売買が目立った、ということ…か。
 今日の終わ値での日経平均とTOPIXサイコロは、ともに5勝7敗に低下。日経平均RSIは58%→55%に低下。25日線かい離率は+1.54%→0.73%に低下。騰落レシオは105%で横ばい。モメンタムは低下気味。

 今月は、月末にヘッジファンドの決算を控えており、先物などデリバティブ取引で指数が波乱する可能性があるとして、指数に関しては警戒的に見てきました。実際、VI指数への仕掛け的な買いでアルゴ売買の先物売りを引き出したほか、NT倍率を使ったペアトレード、オプションを絡めた取引などで市場をかく乱してきました。レポートでも書きましたが、先週9日の、850円の値幅は、前日のVI指数先物の買い仕掛けから始まっていたようです。まあ、「そろそろ…」かなと思いますが、このまま出来高が減るようだと、仕掛け的な商いが増える可能性もあります。海外投資家の実需筋は、10月最終週までに仕込みを終えており、残るは、短期の先物筋…。12月に入ると、米国の債務上限撤廃の期限と同じ8日にメジャーSQがあります。投資家心理が不安になるところだけに、いろんな仕掛けもやりやすい…。まあ、海外実需筋の買いコストが下値を支えそうですから、下振れすることはなさそうですが…。現金を腹いっぱい持っている国内勢はいつ動くんでしょうね。それまでは、業績発表を受けてのアナリストのコンセンサス修正が相場の変動要因となるため個別色を強めた流れに…。業績が増額修正になるかも…として注目してきた福島工業ですが5000円台が時相場になってきそうです。昨年に続き、減益予想から増益予想に変化しそうな銘柄ですが、今日はレンジ上限を意識して売られていますが、この押し目は絶好の買い場になりそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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