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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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昨日の米国株は、エネルギー株の上げに支えられたものの、タカ派色を強めたFOMC結果を嫌気して売られ、主力3指数とも小反落して終了。
 おはようございます。 昨日のFOMCは想定通り、0.25%の政策金利の引き上げを実施。参加者が示した金利見通しは、年内は3回の利上げの可能性を示唆したものの、強気に修正する動きも強まりました。2019年見通しについては12月時点から引き上げられ利上げ回数は3回になる可能性が強まりました。前回3%を上限に固まりがあった長期見通しは、3%が多かったものの、さらに上を見通す関係者が増えた一方、12月時点よりも、下振れる見通しを出す人もあるなど、ばらつきが目立ちました。長期に関しては見方が分かれているものの、3%付近で落ち着くとみている参加者が多かったようです。総じてタカ派色を強めたという感じだったでしょうか。

 21日の米国市場動向
 ニューヨークダウ          2万4682ドル31セント       -44ドル96セント(0.18%)
 NASDAQ総合指数         7345.29ポイント          -19.02ポイント(0.26%)
 S&P500                2711.93ポイント          -5.01ポイント(0.18%)
 CME日経平均先物         2万1140円             -30円
 10年物国債金利          2.885%               -0.012%
 ニューヨーク原油          65.17ドル              +1.63ドル
 GOLD                 1327.50ドル            +15.6ドル
 ドルインデックス           89.70                -0.72 
 

 昨日の米国株はFOMCの結果待ちから見送り気分の強い始まりになりました。午前中は売り買いとも手控えられ軟調に推移。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の安値2万4655ドル(前日比82ドル安)をつけていました。ただ、この日発表の中古住宅販売件数が3か月ぶり増加したことや、予想外の在庫の減少から原油価格が上昇。住宅関連やエネルギー株が買われ右肩上がりの展開に…。FOMC声明文の発表後、予想を通り政策金利が引き上げられたものの、今年の利上げ回数が事前予想の3回にとどまったことを好感。景気敏感株などが買われニューヨークダウは2万4977ドル(同250ドル高)をつける場面も…。ただ、年4回の利上げを主張する参加者が増えたことや、来年の利上げ見通しの回数が2回から3回に引き上げられたことなど、タカ派色を強めたことを嫌気。議長会見で会計支出と設備投資の伸びに陰りがあるとしたことも嫌気され、急速に上げ幅を縮小。結局、主力3指数とも小幅に反落して終わりました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1706、値下がり1251(NASDAQ市場は、1729-1161)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.34ポイント下げ17.86ポイントに低下。

 NYダウは小反落。採用30種は、値上がり12、値下がり18。原油価格の上げを受けシェブロンが2.22%上昇。指数を17ドル押し上げ。エクソンが1.02%、キャタピラ―が1.13%、それぞれ上昇。エネルギー関連が堅調。5銘柄が1%超え上昇し指数を下支え。一方、金利上昇を受けハイテク株が軟調に推移。アップルが2.27%、単独で指数を27ドル分押し下げ。ユナイテッドヘルスが1.75%下落。指数を27ドル分押し差げ。先行きの金利上昇を嫌気し、P&Gが1.62%ベライゾンが0.86%それぞれ下落するなど高配当株もさえませんでした。主力3指数とも小反落しましたが、昨日も書いたように、NYダウは下放れした三角j持ち合いの下限ラインを上値抵抗としテ意識。NASDAQ総合指数とS&P500 も、ともに三角持ち合いを下放れ、右肩下がりの上限ラインを上値抵抗として意識。ともに短期的な弱気パターンに入っており、NYダウとS&P500は100日線、NASDAQ総合指数は50日線の上を維持し、次の出直りにつなげられるかが焦点に…。

 米国株は小反落。円は、想定通りFOMCが利上げしたことによる出尽くし感から、対ドルは106円付近に上昇、対ユーロは130円90銭に下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円下回る2万1140円で帰ってきました。レンジは、2万1125円~2万1370円。本日の日本株は、為替や米株先物を見ながら神経質な動きに推移しそう。ドル円相場が安定感を増してきたことから、も配当・権利取りから押し目買い気運も高まり、底堅い動きになるか…。ただ、期末接近から機関投資家が動けないことから、個人などの短期資金を中心にした材料株物色の流れに変化はなさそう。決算発表時に貸株を使って売り込まれた銘柄の買い戻しも焦点に…。先週不自然な下げ方を下ソニー。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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