FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



世界市場安定のゲタを預けられた日銀…責任は重いよ~
 電話の応対が多く、書き込みが遅れました。ずっと相場の立ち直り条件は「日銀の政策次第…」といってきましたが、予想通りの上昇になってきましたので、持ち株の処理について問い合わせが増えました。ただ、一番嫌いな「当たりましたね」という言葉が多く出てきたのには閉口します。こっちとらは、当てものゲームをやるために、世界の経済や金融政策を必死になって調べているんじゃないんですからね。十分調べて、出した結論を言っているんですから、当たろうがはずれようが、努力には敬意を払って欲しいものです。

 さて、30日の日経平均は817円86銭高の9029円76銭、TOPIXは69.05ポイント高の899.37と、ともに大幅続伸して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは65、RSIは49、25日線かい離はマイナス5%でした。また、出来高概算は30億株、売買代金は2兆2800億円と、ここ数日横ばいのうごきです。今日の日経平均の上昇率は9.96%に達しますが、この数字は歴代4位の上昇率。上がっても下がっても、今月はまさに記録ずくめでしたね。

★米国株の引け際急落は、市場の早とちり…?
 注目の米国の利下げは、市場予測どおりの0.5%でした。0.75%もあるかと、期待した部分もあったようですが、昨晩の下げには、やや失望感もあったのかもしれません。ただ、引け際の400ドルくらい急落していますが、これは、GEの首脳が悲観的な決算内容を発表したことによる、としています。多分、これに引っ掛けてプログラム売りがでたものだと思われますが、引け後も、GE決算を嫌気して、GLOBEXで米国株先物が売られ、これを引きづった格好で今日の日本株の相場が始まりました。

 ただ、日銀の利下げを思惑して円相場が一段安したことや、ドル高の一服を手がかりに他のアジア株が上昇したこと、さらに、GE首脳発言を市場が誤解していたことなどが伝わるとともに、GLOBEX市場での米国株が急反転。S&P500が30ポイント高、NASDAQ100が43ポイント高、ダウ平均が300ドル高するなど大きく反転したことを好感。先物に買戻しが入ったことが上げ幅の拡大につながりました。翌月渡しに入ったことで、ヘッジファンドやミューチャルファンドの売り圧力が弱ったことも、上げを加速したようです。おかげで、強力な強気サインである底値からの「赤三兵」が入りました。

★押し目買いには3本新値の陽転が必要
 当面、25日線がある9500円台を目指すことになると思いますが、今晩の米国株がGLOBEX市場通りに動くなら、25日線を突破してきますので、日本もそれなりの上げが期待できるんでしょう。指数を見る限り、25日線に近づいている意外に加熱サインを出しているものはありません。惜しむらくは、まだ3本新値が陽転していないこと…。10月9日の引け値9157円を上回ると、陽転し押し目買いに転換してきます。現在は売られすぎの修正局面にあり、業績を無視して上げていますが、日経平均の予想PERは12倍台に入っており、売られすぎの修正以降は、業績重視の選別相場に入っていくものと思われます。とりあえず、25日線を目標において、時価からの値幅を算定…。幅がなければ見送るくらいの余裕が必要でしょう。

★日銀内部は利下げにシラケムード…?
 とにかく、世界の株式市場は、日米欧の協調利下げを織り込みながらここ数日上昇しています。日銀は、明日朝8時半から、政策決定会合を開きますが、現在でも利下げに対する抵抗は強いと言われています。実際、一昨日から昨日にかけて市場から2兆円以上の資金を吸い上げて、0.5%の政策金利の維持に努めています。内部では、利下げをしても景気刺激効果は薄い…と言う意見が強いようですが、ここでは利下げ効果よりも、為替相場の安定と株式市場の刺激効果の方が重要なのです。利下げをしなかったら、株価の急落、円の急騰という、バッシングが待っていますから、見送ることは出来ませんが、どうも、最近の動きをみると、日銀という殻に閉じこもって、国際協調には関心がないという感じを受けますので、もしかしたら…という、リスクを朝の書き込みで提示したわけです。

 海外では銀行間貸出金利が低下するなど、ファンダメンタル部分は改善してきているものの、依然として金利は高水準…。また、米国株の急速な立ち直りにもかかわらず恐怖指数(VIX指数)は依然70ポイント近くで高止まりしています。ここにこて、新興国のデフォールト(債務不履行)懸念 が高まり、先進国の金融機関のなかから関連貸し出しが不良債権化する兆候があることなども懸念しているようです。IMFの融資を増やし、対処するようですが、資金面などでてこ入れする必要もあるため、15日のG7、G20 会議が重要になりそうです。

★とにかく、とにかく…日銀次第…
 とにかく、日米ともPERが10倍を切るほどまでに売り込まれた、割安修正相場が始まっています。かなりの戻りが期待できそうですが、世界景気が後退するなかでの反発ですから、自ずと限界があることを理解しておかねばなりません。次回の株式レポートで戻りめどや今後の注目業種などを分析してみるつもりですが、それもこれも、明日日銀が利下げを行うことを前提にしたもの…。

 明日の立会いが始まるまでには、結論がでるんでしょうか…?

  
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ