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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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市場予想を下回る日銀の利下げ…未消化のまま欧米市場にバトンタッチ
 31日、週末の日経平均は452円78銭安の8576円98銭、TOPIXは32.25ポイント安の867.12と、ともに急反落して終わりました。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは67、RSIは51、25日線かい離はマイナス9%でした。また、出来高概算は27億8000万株、売買代金は2兆2900億円と、ともに最近の高水準を維持していました。昨日の「赤三兵」に続き、今日は三本新値の陽転を期待しましたが、やはり3連休控えでは、無理も出来ず、今日の朝予想したように、利食い急ぎの動きから、結局反落して終わっています。

★凄まじかった「九紫火星」の凶暴性
 さて、9月は経済不況が深刻化する「一白水星」で、景気指標の悪化から株価は腰折れになり、10月は反乱や暴動が燎原の火のごとく拡大する「九紫火星」でしたが、文字通り問答無用の暴力的な下げ相場を演じました。やっと、終わった…か、という感じですが、果たして、「八白土星」月の来月はどんな相場になることやら…。まだ、来年2月の気変わりまで、死装束の白の星が支配しますから、安心は出来ません。

 それにしても、10月の日経平均の月間変動幅は4462円…。相当相場経験の長い人でも、ちょっと経験したことが無い荒れ相場だったんではないでしょうか。わずか数日のうちに、大台が上下に3つも変わるんですから、尋常な相場ではありません。日米ともPERが10倍を割り込むところまで、株が売られています。昭和48年から株式相場に携わってきましたが、PERの10倍割れは、私が証券会社に入社する2年前のこと…。まさに、未体験ゾーンのことで、戸惑いもひとしおでした。

★法依存で解約阻止するが、果たして11月はとめられるか…?
 それだけ、レバレッジの縮小にともなう換金売りが凄まじかった…ということでしょう。このところ、鳴りを潜めたかの感がありますが、自らの売りで、自らのファンドの運用成績を悪化させ、さらに解約を招く…という悪循環にファンドの経営者も困り果て、ファンドの契約内にある「解約制限条項」を使い始めたようです。問題は欧米では12月決算企業が多く、決算を機に運用委託契約を解除する動きが強まる可能性があることです。ヘッジファンド側は、さまざま抵抗しているようですが、決算期だけに解約圧力が強まることは否めません。その解約申込期限が11月15日…。一説には、11月の解約規模は5兆円に達するという試算もあり(実際は、前倒しで10月中にかなり売った…?)、注意する必要がありそうです。11月15日が、G7、G20の開催日と重なっているのは何かの因縁でしょうか。

 ただ、そのときには、オバマ新大統領が決まっているかも知れませんから、「規制反対」のブッシュさんの発言力は落ち、参加国の代表は、「何でも規制してまえ…」のオバマさんの方を向いて話するので、案外モット違った形の展開が始まるのかもしれません。でも、やはりヘッジファンドやミューチャルファンドの解約売りは、影響が大きいですからなめてかからないようにしましょう。

★利下げはしたが、いやいや…度が鮮明…今後の流動性供給に黄色信号
 さて、このところ、頭痛の種でした日銀の利下げでしたが、ずっと、もしかしたら、利下げが見送られるかも知れない…としてきました。朝、8時半から始まった政策決定会合は、延々と続き、0.2%の利下げが発表されたのは午後の2時…。10月の消費者物価指数が2.6%も上昇していましたので、「見送りもありうるな…」と警戒していましたが、予想通り、内容は賛成4、反対4の同数で、最終的に日銀総裁の政治判断で決まりました。市場は、0.25%の利下げを織り込んでいましたから、反応も複雑。瞬間、為替も株式も債券市場も、失望した感がありましたが、金利付き量的緩和を実施することが伝わると、落ち着きを取り戻し、値を持ち直していました。ただ、朝も書いたように、今日の悪材料は三連休のカレンダー。結局、手仕舞い売りが増加し、急反落して終わっています。

★市場予想を下回る利下げ幅…日本市場で未消化のまま欧米にバトンタッチ
 日本市場は、市場予想を下回る0.2%の利下げに対し、未消化のままで終わりましたが、このバトンを欧州、米国がどう評価してくるか…。先行指標のGLOBEXは、下落率を拡大しており、あまり好意的な評価をしていない感じがします。今後、安定化策が起動し、金融機関の損失額が確定していくとき、もっとも必要なのは、ドルの流動性。ただ、日銀の各理事がわずかな利下げに抵抗するようでは、流動性の供給で日銀の協力を取り付けるのは厳しい…と、市場が判断したら…。ここ数日の、世界的な株価の上昇は日銀が動いたことを評価しただけに、失望感がでるとちょっと怖い…。

★新興市場、中小型株の引け味に注目
 ただ、日経平均、TOPIXが下げても、新興市場は全て高い…。個人の資金が動き始めた可能性があるだけに、整理の行き届いた中小型株、新興市場株のつまみ食い相場が始まるかもしれません。なにしろ、2006年の1月にピークをつけて以来、まる3年も売られてきていますから、まさにからからの枯れ草状態…。一旦、火がついたらちょっとやそっとでは消えないかもしれませんね(まさか…?)。ヘッジファンドや投信という負け組みの血でベタベタになった指数銘柄とはちょっと違う動きをしてきそうです。

 三連休中は、全体感よりも各論に重点を置いて、銘柄選別に時間をかけてみましょうかね…。

 
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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