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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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週明けの日本株は、米株安、アジア株安、トルコリラ急落を嫌気した売りに、投機筋の売り仕掛けもあり、4日続落して終了。
 世界の市場は常識を無視した指導者の暴走で振り回されています。対外借り入れの返済期限が近づき、通貨が下落しているのに、エルドアン大統領は自らの選挙のために利上げなど通貨対策を放置。最近の下落に対しても、軟禁している米国人宣教師の開放問題でトランプ米大統領と対立することで、国民の不満をそらすような行動をとっていることから、投機筋から売りの集中砲火を浴びています。国民に手持ちのドルを売ってトルコリラを買い支えるようにと愛国心に訴えることもしていますが、国民は競って自国の通過を売ってドルを購入。それぞれに資産防衛に走っています。そのうち、国内物価が急上昇してくると、生活苦から不満が大統領に向けられ、自身の立場を維持することもむつかしくなるかもしれません。今日は、さすがに市場に促される格好でトルコ中銀は「銀行が必要とするあるゆる流動性を供給する…」と宣言。また、預金準備率の引き下げも実施。国内の流動性対策に乗り出しています。ちょっとはムードが変わってくるかもしれませんね。

 米国だって、今の調子で関税をかけまくっていると、年後半には物価上昇になって国民生活に跳ね返ってくるはずですが、その時には中間選挙も終わっており、大統領としては、何か別のところに国民の不満の矛先を向ければいいくらいに考えているのかもしれません。でも、米国民はバカではありません。7日に行われたオハイオ州の下院補欠選挙は、当初は楽勝とみられていましたが、今のところ、わずか1754票差で共和党候補がリードしているだけ。18日に不在者投票分が開くようですが、この分が8000票以上あるといい、まだ、どうなるかわかりません。すでにトランプ大統領は勝利宣言をしてしまっているのですが…。明日14日から、夏休み明けで公務に復帰するといいますが、今度は何をやらかしてくれるやら。英国に製造工場をつくるというバイクのハーレーに対し、ユーザーが不買運動をすることを支持するなど、理解に苦しむ動きをしています。もし、オハイオの選挙結果がひっくり帰ったら…稲川淳二のホラー話ではないですが、身の毛のよだつようなことをやりだすのでは…。双方とも、政権スタッフが理論で説明しても聞く耳持たぬ…という感じ。米大統領は、文章より図解の方を好むという事ですから、自分がやっていることの経済的な帰結がどうなるかには関心が無いみたいです。オバマ大統領が経済を強くしておいてくれてよかったですね。

 週明けの日本株は、盆休みで市場参加者が少ない中、先週末の米株安やトルコリラの下落が止まらないことへの警戒感から売りが先行。中国をはじめとするアジア株安、米株先物安を受け売りが先行。窓を開け続落してスタートしました。先週から日米通商協議や中国株安、トルコリラ安を手掛かりに海外先物筋が売り仕掛けを実施。三角持合いを下放れたとみるや、トレンドフォロー型のヘッジファンドも売りに参入。売る仕掛けにともなう円買いも嫌気され、終日下げる展開に…。盆休みで市場参加者が少なく、国内勢に買い向かうところが無かったことから、わずかな売りに押され、じりじりと下落幅を拡大する展開に…。結局、4日続落して終了。日経平均は2万2000円の大台割れ、TOPIXは7月安値に後あと10ポイントまで迫ってきました。

 日経平均終値は、440円65銭安(1.98%)の2万1857円43銭、TOPIXは36.66ポイント安(2.13%)の1683.50ポイント。NT倍率は、12.96倍→12.98倍に小幅上昇。出来高は、1572万株増の15億2364万株、売買代金は、1018億円減の2兆5144億円と、オプションSQに絡み商いが膨らんだ前週末と同水準。騰落状況は、値上がり191、値下がり1884と、売りが圧倒的に優勢。先週末に好決算を発表した銘柄が、上げを支えた格好。
 日経平均サイコロは5勝7敗で変わらず。TOPIXは3勝9敗に低下。底値ゾーン入りを示唆してきました。日経平均RSIは46%→32%(TOPXは43%→32%)に、それぞれ低下。40%を割れ底値ゾーンに入ってきました。25日線かい離率は、-0.831%→-2.80%にマイナスかい離が拡大。中間反発が期待される-3%超えまであと一息に…。騰落レシオは111%→99%に低下。一気に調整が加速。今日は日経平均三本新値が陰転し、短期的な弱気相場に入りました。

 8月は、海外の主力投資家が長期の夏休みに入るほか、欧米の政治家も夏休みを取る人が多く、政治家の動きが鈍ることや、逆張りの投資家が少なくなることから、海外投機筋の動きが活発になる時期。都合のいいことに経済音痴のトルコと米国の両首脳が対立していますから、渡りに船みたいなもの…。いつものように危機感をあおって仕掛けてきています。トルコへの融資が多いのはスペインのようですが、総融資量の5%以下で、それほど問題にはならないようです。また、欧州には前回の効きに懲りて多くの安全装置が設けられており、欧州の銀行がどうにかなる…という可能性も少ないようです。毎度のことで、経済知識のないマスコミを投機筋が巻き込んで危機感をあおる手法がとられているようです。まあ、トルコにもいろいろ問題がありますが、欧州に飛び火するというのは…?トルコが本気で通貨防衛に取り組む(IMFへの融資申請など)姿勢を見せれば、だんだん下火になっていくのではないでしょうか。

 日本株の下げに対しては、先週からCTAにつながる欧州系証券が売りのポジションを積み上げているとしましたが、今日も大幅な売り越しだったようです。ただ、先週末は売る一辺倒でしたが、買い戻しも入り始めており、それほど腰を入れて取り組んでいるとは思えませんが…。TOPIXが7月安値に接近するなど、一旦は買い戻される水準にきていますので、今晩の米国株次第では、短期的な反発があるかもしれません。日経平均の計算上での①ポイントは2万1744円ですが、このゾーンでの動きに注目したい。
今日は決算を受け、WDBホールディング、ケネディクス、トラストテック、ソフトクリエートホールディングスが上昇。下げたものは、アルゴで売り叩かれていました。板の無いところにいきなり成り行きで売りをだしてくるアルゴ売買は、早く何らかの規制をすべきではないでしょうか。関与率の問題もありますが、取引所はチェックしていないんでしようか。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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