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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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本日の日本株は、NAFTA改定合意への期待感から米国株が続伸した流れを引き継ぎ、続伸したものの、先物の思惑的な売買が交錯し、指数は頭の重い動きに…
 今日はかかりつけ医のところに処方箋をもらいに行かないといけませんので、急いで書きます。

 相変わらず日本株の動きの鈍さが目立っています。今日発表された政府の月例経済報告でも、輸出入ともに鈍化。消費者物価指数の鈍化懸念も示されました。なかなか、デフレ脱却宣言とはいかないようです。最近の株価の重さについては、以前から、2016年に金融政策の目標を資産の買取り額から金利調節に変更した時点で、物価目標も達成していないのに日銀は金融正常化の一歩を踏み出したのではないか…と市場は疑い始めましたが、先月末の会合で、金利調節の幅を拡大したことや、ETFの買取りについて変動しうるとしたことで、市場は、日銀がすでに金融正常化を始めていると、確信し始めたようです。フォワードガイダンスなど持ち出して、消費税の引き上げ前後までは、緩和的な動きを続ける、といいますが、明らかに政府に次回の消費税上げを催促するような動きです。やることはやったんだから、次はあんたが約束を守る番だ…とでも言いたいかに見えます。

 明らかに財政健全化を主張する財務省と歩調を合わせているんでしょう。これまでも、消費税の引き上げとともに財務省は公共投資など財政支出を大幅に削減。一気に需要を縮小させデフレを長引かせてきました。おそらく、来年の引き上げ後も同じことを繰り返すんでしょう。これまで、財政、金融、規制緩和が歩調を並べて動いたことは無く、必ず,官が足を引っ張りに来ています。おそらく、来年同じことをやったら、おそらく日本は沈んだままになるのではないでしょうか。今、一番心配していることです。今日の日経朝刊の5面にS&Pグローバルのポール・シェアード前副会長が、「日銀は、物価目標達成へなんでもするといいながら、財政健全化を支援する姿勢を見せ消費者の購買力を消耗させる逆効果の政策に一役買おうとしている…」と欺瞞的な行動を批判しています。この記事は、いつまでたってもデフレから脱却できない根本的な政策ミスを指摘しており、一読しておく必要がありそうです。また日銀会合後、海外投資家は17日までに、現物先物を合わせわずか半月で1兆1500億円を売り越していますが、海外投資家がこの記事と同じような見方をしているとしたら…。一度くらいはオールジャパンでデフレ克服に挑戦してみたらいいのですが、いつも官が足を引っ張りますね。

 レポートでは、歴史的な水準にあるNT倍率の動きに注目…としてきましたが、やはり、この動きが相場を左右するようになってきました。まあ、指数だけの話ですが…。今日は、前場中は、大した材料も出ていないのに、先物を買い煽るような動きが出て、前場指数は前引けにかけて上昇。日経平均は前引けにこの日の高値2万2968円(前日比155円高)をつけていました。ただ、昼休み中に中国株が下げ幅を拡大すると、後場からは益出しの売りが次第に増加。中国市場が始まる2時頃に先物にまとまった売りが出され、裁定解消売りからユニクロが売られ、前日比6円高の水準まで上げ幅を縮小。米株先物が堅調に推移していたことから、押し目買いもはいり、引けは7日続して終わっていました。直近レポートでは、日経平均先物=ユニクロ、TOPIX先物=任天堂、、トヨタ自動車と書きましたが、やはり対照的な終わり方をしてきました。

 日経平均終値は、34円75銭高(0.15%)の2万2848円22銭、TOPIX終値は、7.97ポイント高(0.46%)の1739.60ポイント。NT倍率は13.17倍→13.13倍。24日のピーク13.23倍から大幅に低下してきました。今週は、NTロングの解消がカギになるとしましたが、やはり、解消が行われ、TOPIX先物が買い戻されていることが、NT倍率の低下。TOPIX裁定買いでの任天堂の堅調。小型株の堅調につながっているといえそうです。出来高は、6916万株減の11億2679万株、売買代金は1811億円減の1兆9682億円とともに減少。市場はレンジ相場が続くのでは…との見方をしているようです。騰落状況は、値上がり 1413、値下がり584と買いが優勢。TOPIX最低の影響で全体に買いが入ったことが値上がり数の増加につながったようです。

 日経平均サイコロは、9勝3敗、TOPIXは7勝5敗に、それぞれ上昇。日経平均サイコロは警戒ゾーンの75%(9勝3敗)に到達。日経平均RSIは53%→55%(TOPIXは46%→ 49%)にそれぞれ上昇。日経平均25日線かい離率は、+1.52%→+1.63%と小幅に拡大。騰落レシオは95%→96%に小幅上昇。日経平均サイコロを除き、過熱感なしに強気モメンタムが拡大していることを暗示。再びレンジ相場となり下値を探るのではないか…との懸念があるようですが、昨晩も書いたように2万3000円台をつけ、高値が切り下がるパターンが終わっているだけに、これまでと同様な見方をする必要はなさそう。指数に大崩れの懸念は無いことから、当面は、各論相場が継続することになりそう。今日は、レポート直近号のアンリツ、ソニー、TDCソフト、日本システム技術が新高値を更新。TDCソフトは株式分割を発表しています。まあ、引き続き、指数はNT倍率の動きがカギに…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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