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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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3連休明けの米国株は、欧州議会選挙結果を好感して上げたものの、トランプ大統領の関税引き上げ発言や中国の対米レアアース輸出規制報道を嫌気した売りが増加。主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       25347ドル77セント     -237ドル92セント(0.93%)
 NASDAQ総合指数      7607.35ポイント       -29.66ポイント(0.39%)
 S&P500             2802.39ポイント       -23.67ポイント(0.84%)
 CME日経平均先物      2万1015円          -215円
 10年物国債金利       2.264%            -0.065% 
 ニューヨーク原油       59.14ドル           +0.51ドル
 GOLD              1278.70            -4.90ドル
 ドルインデックス        97.94             +0.33
  

 三連休明けの米国市場は欧州議会選挙結果を好感したことや、この日発表された消費者信頼感指数が予想を上回ったことを受け、買いが先行。連休前から続伸してスタートしました。半導体大手アドバンスト・マイクロン・テクノロジー(AMD)が半導体の新製品(5G対応?)を発表したことも好感されWEB関連株が上昇。ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の高値2万5717ドル(前週末比132ドル安)をつけています。ただ、買い一巡後は、中国の政府機関紙ともされる環球時報が「政府が、レアアースの対米輸出制限を検討している…」と報じると、再び対中貿易懸念が増幅。トランプ大統領が「中国と合意する準備はできていない」、「対中関税の引き上げ拡大も…」と述べたことも警戒感を高め、次第に売り優勢に展開に…。この日行われた2年債入札結果が良く金利が低下すると、金融関連株が売られだし、次第に売りが波及。下げ幅を広げる展開に…。引け近くにこの日の安値2万5342ドル(同243ドル)をつけていました。結局、主力3指数とも反落。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり970、値下がり1989(NASDAQ市場は、1140-1953)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、高値17.70ポイントまであり、1.65ポイント高の17.50ポイントで終了。
 
 NYダウ採用30種は、値上がり1(VISA +0.66%)、値下がり29。リスク回避の動きが強まり、これまで買われてきたディフェンシブ系銘柄にも売りが波及。ユナイテッドヘルスが2.25%下落。単独で指数を24ドル分押し下げ。同P&Gが2.09%、J&Jが1.28%、それぞれ下落。AMDの新半導体発売を嫌気しインテルが2.24%下落。金利低下を受けGSが1.84%下落し、指数を24ドル分押し下げ。18銘柄が1%超え下落し指数の足を引っ張りました。出来高が急増しており、MSCI採用銘柄の入れ替えに伴うリターンリバーサルの動きが影響した可能性も…。
 主力3指数とも反落。前週、NYダウが日足一目均衡表の雲割れし、「三役逆転」が成立。弱気相場入りしたことを懸念しましたが、やはり底値模索の動きが出てきました。当面、13日安値2万5222ドルを維持し2番底を固められるかが焦点に…。また下回った場合は、13日安値で踏ん張り上げトレンドを維持した3月11日安値2万5208ドルもポイントになってきそうです。ジャンクボンドと投資適格債の金利差が拡大。プット・コールレシオが90%付近を維持するなど、投資家のリスク回避姿勢が強まっており、節値を維持できるか微妙なところに…。この日、NASDAQ総合指数が一目均衡表の雲を下回り、三役逆転が成立したことも懸念材料に…。

 米国株は反落。円は、イタリアの財政問題などを嫌気して債券買いが進行。米金利が2017年10月来の水準まで低下したことを受け、対ドルは109円30銭台に、対ユーロは122円10銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を215円下回る2万1105円で帰ってきました。レンジは、2万0985円~2万1270円。本日の日本株は、CME終値にさや寄せする先物売りで安寄りした後は、為替や米株先物などをにらんだ展開になりそう。昨日の日経平均も米株同様、日足一目均衡表の雲をわずかに下回り三役逆転となっており、海外投機筋の仕掛けが気になるところ…。昨日の先物手口でCTAにつながる欧州系証券の売りが目立っており、中国株や米株先物の動き次第では、仕掛け的な動きも…。引き続き、米中摩擦や世界的な景気減速の影響を受けにくいない内需系好業績株の押し目買い方針を継続。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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