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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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昨日の米国株は、ECBの追加緩和を好感したほか、米中首脳会談、通商協議継続の決定を受け、大幅続伸して終了。
 おはようございます。 昨晩は、ドラギECB総裁が、物価目標(+2%)を達成できない場合、追加緩和も排除しない…としたことで、欧州株が上昇。米株先物も上昇していましたので、早めに床に就きましたが、その途端、新潟で震度6強の地震がありました。また、米国では、トランプ大統領が習近平中国主席と電話会談し、G20 大阪サミットで会談することが決まったとツィート。中国人民日報も同様の報道を行っています。クドローNEC委員長も大統領のツィートを追認する発言をし、G20での米中首脳会談が実現する運びになりました。会議に先立ち事務レベルの協議も行われることになり、市場の会談への期待感が一気に高まり、株価は急騰しています。トランプ大統領が、どこまで妥協して合意を勝ち取るかが注目点になりますが、依然、国内強硬派へ向けて、印象的な物別れをするかのリスクもあります。株価が急伸したことで今晩のFOMCは、難しい選択を迫られることになりそうです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万6465ドル54セント     +353ドル01セント(1.35%)
 NASDAQ総合指数      7953.88ポイント        +108.86ポイント(1.39%)
 S&P500             2917.75ポイント        +28.08ポイント(0.97%)
 CME日経平均先物      2万1190円           +280円
 10年物国債金利       2.0578%             -0.028%(一時、2.017%まで低下)
 ニューヨーク原油       53.90ドル            +1.97ドル
 GOLD              1350.70ドル          +7.8ドル
 ドルインデックス       97.64               +0.08 
 

 昨日の米国株は、ECBへの追加緩和期待から欧州株が上昇した流れを引き継ぎ、買い先行で続伸してスタート。寄り後まもなく、米中首脳会談の実施や通商協議再開に関する大統領のツィートが伝わると、中国関連株などに買い戻しの動きが入り、上げ幅を拡大。午前中の取引半ばに、ニューヨークダウはこの日の高値2万6527ドル(前日比414ドル高)をつけていました。買い戻し一巡後は、今晩のFOMCの結果を気にした売り買いが交錯。引けにかけて高値持ち合いの動きが続きました。この日は、指数寄与度の大きいボーイングに大型受注の材料が出て急伸したことも指数の上げにつながり、主力3指数とも続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2119、値下がり837(NASDAQ市場は、2210-900)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.20ポイント安の15.15ポイントに低下。

 NYダウ採用30種は、値上がり23、値下がり7。欧州航空機大手から「737MAX」200機の大型受注があったボーイングが5.37%上昇。単独で指数を129ドル分引き上げ、前日に続き上げをリード。中国関連のスリーエムが3.05%、キャタピラーが2.36%、ナイキが2.69%、それぞれ上昇。税率上げで売られていたアップルも買い戻され2.35%上昇。指数を31ドル分押し上げ。15銘柄が1%超え上昇し、指数の上げに寄与しました。一方、ディフェンシブ系のP&Gが1.25%、ベライゾンが 0.52%、コカ・コーラが0.45%、それぞれ下落。
 NYダウとS&P500は前日日足一目均衡表が「三役好転」となり強気相場入りしていましたが、この日は急伸。短期テクニカル指標の過熱サインを無視する格好に…。前週末の段階で、NYダウの週足サイコロは5勝7敗(41%)、週足サイコロは54%と、中期指標での整理が進捗していたことが、動きを軽くしたようです。この日は、NASDAQ総合指数が雲を抜け「三役好転」を達成。遅れて強気入りしてきました。中期指標jから見れば息の長い上げが期待できますが、短期指標では過熱感が残ったまま…。今晩のFOMCが流れを決めることになりそう。

 米国株は、続伸。円は、対ドルでユーロが売られた流れを受け、対ドルは108円40銭台に小幅上昇。対ユーロは121円40銭に上昇。CME日経平均先物は大証先物終値を280円上回る2万1190円で帰ってきました。レンジは、2万0840円~2万1195円。本日の日本株は、CME日経平均先物終値にサヤ寄せして高寄りした後は、中国株や米株先物の動きを見ながら膠着した動きになりそう。市場の関心はFOMCが今回の会合で利下げに踏み切るか、米中首脳会談で何らかの合意を見るか…など、まだ超えるべきハードルを残しており、当面は中小型株優位の展開になりそう。引き続き、中小企業支援関連に注目。日立製作所と自動車のEV化でメリットを受ける富士電機…も。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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