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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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昨日の米国株は、FOMCが利下げに含みを残した決定をしたことを好感。出尽くし売りを吸収し、3日続伸して終了。
 おはようございます。 昨日のFOMCは、予想通り政策据え置きを発表。ただ、これまでの「辛抱強い」という表現を削除。「景気持続のために適切に行動する」という表現を挿入。景気に変調がある場合は機動的に利下げで対処する方針を示しました。声明文では、17人のメンバーのうち8人が利下げに賛同。ブラード・セントルイス連銀議長は利下げに1票を投じており、FOMCは利下げを容認する方向に変化しています。参加者による金利見通し(平均値)は、19年末は2.4%で3月見通しから横ばいだったものの、20年は2.6%から2.1%に修正。来年にかけ2回以上の利下げの可能性を示唆しています。FOMC後の会見の中で、パウエル議長は、製造業、投資、貿易が弱かったと景況感に変化が見られるとし、「多くの委員が利下げの論拠が強まった…」と見ていると述べ、早ければ7月の利下げを示唆しました。また、トランプ大統領からの政治的な圧力に対し、「任期を全うする」とし、政治的な圧力を勘案しないことを表明。市場に安心感を与えました。まあ、市場の安定に配慮した、工夫の跡が見られる内容でした。

 19日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万6504ドル00セント    +38ドル46セント(0.15%)
 NASDAQ総合指数       7987.2ポイント        +33.44ポイント(0.42%)
 S&P500              2926.46ポイント       +8.71ポイント(0.30%)
 CME日経平均先物       2万1285円          +15円
 10年物国債金利        2.0267%           -0.031%
 ニューヨーク原油        53.76ドル           -0.14ドル
 GOLD               1348.80ドル         -1.9ドル
 ドルインデックス         97.24             -0.41
  

 昨日の米国株は、この日開催のFOMCでの利下げや米中通商協議再開への期待感から買いが先行。小幅に続伸してスタート。買い一巡後は、イベントを前にしたポジション調整もあり、売りが増加。昼頃にはマイナス圏に沈みニューヨークダウはこの日の安値2万6415ドル(前日比50ドル安)をつけていました。昼からは、FOMCでのサプライズ利下げを期待した買いも入り、上げに転換。発表された声明文では政策は据え置かれたものの、利下げへ向けての布石が打たれていたことを好感し買いが増増加。発表後にこの日の高値2万6569ドル(同104ドル高)をつけていました。ただ、発表が想定内だったことに加え、関心が米中通商協議に移り、中国関連株にポジション調整の売りが増加。引けにかけ上げ幅を縮める展開に…。結局、主力3指数とも3日続続伸してて終わったものの、史上最高値に接近し多こともあり頭の重さが目立ってきました。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1755、値下がり1164(NASDAQ市場は、1811ー1286)と、ともに買いが優勢。VIX指数は、0.82ポイント下げ14.33ポイントに低下。 

 NYダウ採用30種は、値上がり20、値下がり10。材料出尽くし感から、景気敏感セクターが売られる中、ディフェンシブ系銘柄が買われ、ユナイテッドヘルスが1.83%上昇。単独で指数を30ドル分押し上げ。メルクが1.03%、ファィザーが1.00%、コカ・コーラが0.95%、それぞれ上昇。ディズニーが1.21%上昇するなど5銘柄が1%超え上昇し、指数を下支えしました。一方井、投資判断の下げがあったダウ・ケミカルが2.24%安と続落。中国関連のボーイングが1.44%下落。単独で指数を37ドル分押し下げ
ナイキが0.89%、スリーエムが0.65%、それぞれ下落。金利低下を受けJPモルガンが0.72%下落。

 主力3指数ともそろって3日続伸。ともにに日足一目均衡表が「三役好転」の強気相場入りしたことから、続伸すしています。ここにきて、週MACDが、そろってシグナルラインに接近。今後の相場次第ではゴールデンクロスし買いシグナルを出すか可能性も出てきました。昨晩も書きましたように、大統領が再選出馬を表明したことや、中国共産党設立百周年など、イベントへ向けての経経済へのテコ入れが本格化してくることもあり、短期的な見通しは別にして、長期的な観点からも上げが続くことになりそう。投資家のキャッシュポジションが積み上がっていることも需給の改善要因に…。

 米国株は続伸。円は、米金利低下を受け、対ドルは108円付近に上昇(一時、107円90銭)、対ユーロは121円40銭台で横ばい。CME日経平均先物は大証先物終値を15円上回る2万1285円で帰ってきました。レンジは、2万1175円~2万1315円。本日の日本株は、米株先物や中国株の動向次第ながら、こ膠着感を強めた展開になりそう。FOMCが7月FOMCでの利下げの可能性を示唆したことから、今日の日銀金融政策決定会合で、緩和につながる何らかの政策が示唆されるかが焦点に…。日経平均週足が一目均衡表表の雲下辺に到達。相場的には大きな分岐点に差し掛かってきました。雲内に入れるか…、雲抜けを目指すか…、それとも雲に抑え込まれ、再び、下値を探る動きになるか…。今日の日銀会合結果は、大きな意味を持ってきそう。引き続き、好経営環境の中小企業支援関連…。            
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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