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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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週末の日本株は、米株高はあったものの、円高や米国のイラン攻撃可能性などを嫌気した売りに押され、3日ぶりに反落して終了。
 トランプ大統領は、ペルシャ湾で多発する船舶への攻撃や国際航路を飛んでいた(米国の言い分)無人偵察機への攻撃に関し堪忍袋の緒を切ったように、一旦は、イラン攻撃を承認したといいますが、数時間後のは取り消ししています。北朝鮮の時も同じ事があったようですが、やはり、人命にかかわる攻撃となると躊躇するようです。今回の場合はイラン革命防衛隊がやった、と自ら認めているので報復に出やすかったはずですが、戦争も持さない決断となると二の足を踏んだようです。この辺が、プロの政治家と異なるところです。就任前は、「この男は何をやらかすかわからない。下手をすると核のボタンを押しかねない」といい、辞任したマチス国防長官に「俺の仕事は奴にボタンを押させないようにすることだ…」と言わしめたくらいでした。彼は辞めましたが、もしかしたら「ボタンを押すことは無い」と確信したからかもしれません。まあ、世界にとっては良いことかもしれませんが、ボルトン大統領補佐官やポンぺオ国務長官らタカ派にとっては、どうだったのでしょうか。これ以上、革命防衛隊が刺激的な動きを取ると、サウジやイスラエルなど対イラン強硬国が米国を巻きこむような動きをしないとも限らず、しばらくは、火が見えながらくすぶり続けることになりそうです。

 週末の日本株は、金利引き下げ期待から米国株が急伸した流れを受け、買いが先行。小幅に続伸して始まりました。ただ、米10年債金利が一時的に2%を割り込むなど日米金利差縮小を手掛かりに円が買われたことを嫌気し、寄り後は前日引け値近辺で持ち合う動きになりました。前引けにかけ、トランプ大統領が一時イラン攻撃に承認を与えたと伝わり、下落に転じましたが、後場に入ると、ユニクロなど指数寄与度の高い銘柄にまとまった売りが入り、日経平均が下げ幅をj広げると、先物に売り仕掛け(先物売り・円買い)が入りだし、円高が進行。急所となる107円80銭台を去り込むと、ストップロスの円買い戻しが入り、107円20銭台まで上昇。ヘッジ的な先物売りも入りだし、引け近くに日経平均はこの日の安値2万1221円(241円安)をつけていました。引けにかけTOPIXコア銘柄にまとまった買いが入り、下げ幅を縮めたものの、買いが続かず日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反落して、週の取引を終わりました。

 日経平均終値は、204円22銭(0.95%)の21258円64銭、TOPIXは14.00ポイント安(0.90%)の1545.90ポイント。NT倍率は、13.76倍→13.75倍にわずかに低下。日経平均への売り圧力が強かったようですが、ユニクロとソフトバンクの2社で日経平均を80円押し下げたことが影響。投機筋にとっては、相場を操縦するためには重宝な銘柄です。出来高は、約5.2億株増の15億3666万株、売買代金は、9255億円増の2兆7182万株。騰落状況は、値上がり619、値下がり1458と売りが優勢。
 日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは6勝6敗と、ともに低下。日経平均RSIは72%、TOPIXは64%と、ともに横ばい。日経平均25日線かい離率は、+2.1%→+1.0%と、25日線上は維持して終わりました。騰落レシオは101%→93%に低下。まあ、朝も書きましたように、今日は、休み中にイラン攻撃でもやられたらかなわない…など不透明要因を抱えたまま週を超えられないという投資家のの売りで下落した格好。

 まあ、米国株リードではありましたが、とりあえず、急所である5月22日高値を抜いただけでも「良し」としておきましょう。日、週とも一目均衡表の雲まで戻ってきており、当面は、上値の重い動きになりそう。ただ、雲はいずれも薄く、米国次第では、突破する可能性も…。ただ、日本株の場合、指数は指数売買を行う海外投機筋という背後霊が付いており、気にしても仕方がない…。以前から書いているように、政府が補助金を支給して支援している中小企業のIT武装を支援する企業関連など、業績に伸びしろを抱えている企業を継続的に追いかけるのがベスト。今日もレポート注目株のシステナ、コア、日本システム技術が高値を更新。プラスで終わっています。IT業界では、人材不足になっていますが、中小のIT関連企業は、IT関連技術者を多くい抱えており、人材獲得のために企業丸ごと買収される可能性もあります。このところ、注目度が高くなってきましたし、そろそろ、新しいテーマに乗り換えた方が良いかな…と思っています。
 今後の全体の見通しなど詳しいことは、日曜日のレポートで注目株を含め解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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