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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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昨日の米国株は、米中摩擦の拡大懸念に加え、新興国の利下げを受けた世界景気の減速を嫌気して売られたものの、金利の持ち直しを好感した買い戻しから下げ幅を縮小。主力3指数は高安まちまちで終了。
 おはようございます。昨日は臨月に入った二女のところへ家内が出かけ、急に炊事当番が回ってきました。買い出しや調理に時間を取られ、書き込みの時間が取れなせんでした。ただ、この日は、値上がりベスト5のなかに、中小企業支援や5G関連で注目株に取り上げたヨコオ、インターネットイニシアティブが入ったほか、7月21号で前期の決算で減益決算になった原因を追究。品ぞろえや価格見直しなど経営の改善を進めていたことから再注目…としたリユース関連のシュッピンが値上がりトップになっていました。中小企業支援では、前日引け後にTDCソフトも決算を発表していましたが、前期実績を下回り売られていました。期待外れでしたが、しっかり増収は確保。新分野の次世代インテグレーターへの投資を積極化したことが利益を圧迫したようです。ただ、この会社は第一四半期に思いった投資をし下半期にかけて収益化していく動きがあり、おそらく、今期が底になる可能性が強そう。レポートで次回のエントリーポイントを探ることにします。

 指数に関しては、米株先物動向や米債券先物市場での金利の動きを受けた海外投機筋次第の展開が続いています。中国や世界景気の減速を受け、代替え的に景気敏感市場である日本株を売っている側面もあります。トレンドフォロー型のヘッジファンドが売りを積み上げてきましたが、昨日から買い戻しを入れてきており、引き続き彼らの動きが焦点になりそう。以前から、レポートでも書いてきたレンジAの下値ゾーンでの攻防に入っていますが、投機筋は下値支持線を切らせ一段安を狙う一方、下値とみた個人が買い向かうなどアベノミクス相場の浮沈をかけて攻防戦が始まっているようです。短期テクニカル指標は、底値圏にきているものの、中期指標の整理未了感が残ったままで、しばらくは日柄をかけて買いシグナルを待つことになるか…。6月鉱工業生産指数で、電子部品デバイスの在庫がマイナスに転じたことと、アドバンrテスト、ヨコオなどの5G関連の動き、ソニーのCCD半導体の動きに注目。

 7日の米国市場動向 
 ニューヨークダウ       2万6007ドル07セント     - 22ドル45セント(0.09%)
 NASDAQ総合指数      7862.82ポイント        +29.56ポイント(0.38%)
 S&P500             2883.98ポイント        +2.21ポイント(0.08%)
 CME日経平均先物      2万0600円           +130円
 10年物国債金利       1.734%             +0.026%(一時、1.598%まで低下)
 ニューヨーク原油       51.09ドル            -2.54ドル
 GOLD              1513.20ドル          +29ドル
 ドルインデックス        97.62              -0.01 


 昨日の米国株は、米中摩擦の増大懸念に加え、この日、インド、タイなど新興国が相次いで利下げをしたことから世界的な景気減速懸念につながり、売りが先行。ニューヨークダウは215ドル下げテスタートした後、VIX指数が前日の高値を上回ったことも嫌気され、寄り後まもなくこの日の安値2万5440ドル(前日比589ドル安)をつける場面も…。ただ、この日行われた10年国債入札(270億ドル)が不調となり、金利が反転上昇に向かうと安心感から買いが増加。FRB関係者が利下げの必要性に言及したことも好感され、公益株や高配当株などディフェンシブ系銘柄を中心に買われ、引けにかけ下げ幅を縮小。引け近くには、この日の高値2万6073ドル(同44ドル高)をつける場面も…。引けにかけ売買が交錯したものの、予想を下回る決算が嫌気されたディズニーの下げなどが響き、ニューヨークダウは小反落。主力WEB関連が買いないされたこともありNASDAQ総合指数とS&P500は続伸。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1360、値下がり1588(NASDAQ市場は、1546-1591)と売りがやや優勢。VIX指数は、23.06ポイントまで上昇したあと、0.59ポイント安の19.59ポイントで終了。12日以来の20ポイント割れ。

 NYダウ採用30種は、値上がり13、値下がり17。ドラッグストアのウォルグリーンが2.0%、コカ・コーラが1.74%、P&Gが1.09%、それぞれ上昇。アップルが1.04%上昇。8銘柄が1%超え上昇し、指数の下値を支えました。一方、業績が予想を下回ったディズニーが4.94%下落。単独で指数を48ドル分押し下げ。JPモルガンが2.17%、ファイザーが1.0%、キャタピラーが1.06%、それぞれ下落するなど、景気敏感セクターの弱さが目立ちました。
 主力3指数は高安まちまち。金利の動きと景気見通しが綱引き状態になって、投資家心理を揺さぶっています。ただ、この日も、200日線に接近したところから買い戻しが入り、切り返しに入っており、200日線を下値とみる合意が出来つつあるようです。依然、米中摩擦が市場を圧迫していますが、決算発表でも内需系企業の堅調ぶりが目立っており、そろそろ、相場も落ち着きを取り戻してくるか…。引き続きVIX指数の動きがポイントに…。

 米国株は高安まちまち。円は10年債金利の上昇を受け、対ドルは106円20銭台、対ユーロは118円90銭台と、小幅高。CME日経平均先物は、大証先物終値を130円上回る2円万0600円で帰ってきました。レンジは、2万0205円~2万0645円。本日の日本株は、CME終値にサヤ寄せして高寄りした後は、中国人民銀行の元の基準レートや米株先物、米債券先物など外部要因にらみの神経質な展開に…。CTAにつながる欧州系証券は、まだ高水準の日経平均先物の売り残を抱えており、指数は投機筋の動きが焦点。ただ、先週からの短期間で残を積み増しており、短期勝負の可能性が高く、為替など環境が変化すれば、一気に買い戻される期待も…。引き続き、中小企業支援関連と5G関連企業の動きに注目。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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