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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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週末の米国株は、米中摩擦の激化懸念から売られ、反落したものの、ディフェンシブセクターの買いやハイテク株見直しから下落幅は縮小。
 おはようございます。 昨日は、決算発表のピークで、データチェックに時間を取られ、書き込みの時間が取れませんでした。内容を見ると、鉄壁と思われていた中小企業支援関連でも、受注は増加しているものの、減益になるものがされました。自社での処理能力の限界を超え、外注に出したことがコスト高になり利益の足を引っ張っているようです。一方、高度なソフト開発などに対応できる人材を抱えた企業では、高付加価値の受注を自社で処理。利益率も向上しているようです。中小企業支援は注目度が高まっていますが、不採算案件を抱えるリスクも出てきたようです。高付加価値の受注を処理できる高い技術力と人材を抱えた企業に注目が集まりそう。この分野では熾烈な人材獲得競争が始まっており、一気に人材と取引先を獲得するためM&Aが増えてくるかもしれませんね。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ       2万6287ドル44セント      -90ドル75セント(0.34%)
 NASDAQ総合指数      7959.14ポイント         -80.01ポイント(1.0%)
 S&P500             2918.65ポイント         -19.44ポイント(0.66%)
 CME日経平均先物      2万0485円            -165円
 10年物国債金利        1.748%             +0.028%(一時、1.67%まで低下)
 ニューヨーク原油       54.50ドル             +1.96ドル
 GOLD              1508.00ドル           -1.50ドル 
 ドルインデックス        97.03               -0.58 
 

 週末の米国株は、イタリアの政局混乱やトランプ大統領の対中強硬発言などを嫌気し欧州株が売られた流れを引き継ぎ、売りが先行。前日上げていた分の益出しもあり、ニューヨークダウは40ドル超え反落してスタート。大統領が「中国との合意の準備ができていない」、「9月の協議が実現しなくても構わない…」など、対中強硬発言をしたほか、ファーウェイへの制裁を続ける方針を示したことも嫌気され、中国関連株やハイテク株が幅広く売られ、昼前にこの日の安値2万6097ドル(前日比281ドル安)をつける場面も…。ただ、ファーウェイへの制裁は政府調達部門に限ると政府関係者が補足説明したことが好感され、ハイテク株が下落幅を縮小。好業績のディフェンシブ系銘柄が買われ、引けにかけ下落幅を縮小。引け近くには、この日の高値2万6413ドル(同35ドル高)をつけ、プラス圏に浮上する場面も…。週末のポジション調整売りもあり、主力3指数とも反落して終了。二ユーヨーク市場の騰落状況は、値上がり982、値下がり1946(NASDAQ市場は、1021-2110)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、1.06ポイント上げ17.97ポイントに上昇したものの、高値は19.44ポイントまで。警戒ゾーンの20ポイントを超えなかったことも投資家に安ど感を与えたようです。
 
 NYダウ採用30種は、値上がり8、値下がり22。マクドナルドが1.44%上昇し、単独で指数を21ドル分押し上げ。ただ、1%超え上昇したのは同社のみ。大型新薬が業績を引っ張るメルクが0.93%上昇、AMEXが0.7%、トラベラーズが0.57%、それぞれ上昇して続きました。一方、IBMが2.83%下落し単独で27ドル分指数の足を引っ張りました。中国関連のキャタピラーが2.16%、ナイキが1.23%、それぞれ下落。8銘柄が1%超え下落し、指数を押し下げていました。
 主力3指数とも反落。週間でもそろって続落。ともに200日線や52週線など長期線が下値支持として機能しており、上昇トレンドも継続中。主力3指数とも、前日の上げで日足一目均衡表の雲上に出てきましたが、この日は雲上辺まで調整したところから反転しています。対応点の状況から見て、13週線、26週線の上値圧迫が強まりそうで、週明け相場は膠着感を強めた展開になるか?
 
 米国株は反落。円は、ユーロが下落した流れを受け、対ドルは105円60銭台、対ユーロは118円30銭台と、ともに強含み。CME日経平均先物は、円相場が一時105円25銭と最近の高値を更新したことが嫌気され、大証先物終値を165円下回る2万0485円で帰ってきました。レンジは、2万0360円~20760円。週明け相場は、CME日経平均先物終値にサヤ寄せし安寄りした後は、今週と同様に米債券先物や米株先物、中国人民元基準値の動きを受けた先物次第の展開が続きそう。お盆休みで市場参加者が減少する中、海外投機筋の仕掛け的な動きに警戒したい。決算発表の一巡で、好業績株の見直し買いが入りそうだが、在庫調整の一巡で基調が変わり始めた電子部品デバイス部門の中で、需要が回復し始めた分野が注目されそう。5G関連がテーマとして浮上できるかがカギになりそう。
 今後の見通しなど詳しくは、月曜日発信のレポート12日号で解説します。今週はヨコオ、シュッピン、インターネットイニシアティブなどが堅調推移でした。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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