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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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本日の日本株は、ドイツ、中国、米国で浮上した景気刺激の動きを好感。ハイテク株など景気敏感株やTOPIXコア型銘柄に買いが入り、3日続伸して終了。
 日本株に対し弱気の意見が飛び交うなか、今日はようやく日経平均の3本新値が陽転。強気相場入りが確認されました。日経平均、TOPIXともMACDがシグナルラインに接近。早ければ明日にもゴールデンクロスし、買いシグナルを出してくる期待感もあります。まあ、日本の場合、「消費税引き上げ」や「老後年金2000万円不足」問題から、「消費より貯蓄」という流れができかかっており、消費の先行きが危ぶまれています。アベノミクスを支えてきた輸出も、米中の経済摩擦で足元から崩れ始めています。アベノミクスは本来三本の矢で成り立っていたはずですが、結局、一番大事な規制緩和による新産業の創出が政権のサボタージュで未達成。結局、日銀の異例の緩和とそれによって下落した円に支えられた輸出の好調が、アベノミクスの成果だったことになります。

 その、輸出も足元からガラガラと崩れそうになっています。米中欧と経済の主要な極は、事態を深刻に見て、それぞれ対策を講じ始めていますが、日本からは何も聞こえてきません。輸出の減少を補完する消費の先行きも危うい、景気を支える手段は財政出動だけ…という事になりますが、これとて、実際に景気後退の兆候が出てからしかやらないんでしょう。どうやら、日本政府はまだ5月の10連休ボケが続いているんでしょうね。まあ、先進各国がそれぞれ景気てこ入れをしてくれれば、輸出が回復する…との読みでもあるんでしょうか。どこか、近くの国の大統領が実験経済みたいなものをやって顰蹙を買っていますが、いい勝負ですね。G7で安倍ちゃんの一発サプライズを期待したいところですが、隣にトランプ爺さんがいては…ね。インバウンドだって、円高が進めば、潮が引くみたいに減少していくことになります。

 本日の日本株は、米株高や米金利上昇を受けた円安を好感し買いが先行。日経平均は42円高と続伸してスタート。先物への買い戻しもあり、寄り後に一段高しましたが、米株先物が軟調に推移するとともに、米債券先物市場で金利が低下すると、円が強含み、先物売りが入ったほか、個人が安値で買ったETFに利食い売りを出したことから上げ幅を縮小。前引けにかけては小動きの展開になりました。後場に入っても、円が強含んで推移したことを嫌気し、膠着した動きが続きましたが、米株先物が上げ基調を取り戻すと、引けにかけ買い直され、引け間際にこの日の高値 2万0684円(前日比121円高)をつけていました。米j国でハイテク株が買われた流れを受け東京エレクトロンやキーエンス、ファナック、トヨタ自動車などが買われ、指数の上げに寄与していました。

 日経平均終値は、114円06銭高(0.55%)の20677円22銭、TOPIX終値は12,44ポイント高(0.83%)の1506.77ポイントと、ともに3日続伸。NT倍率は、13.76倍→13.72倍に低下。TOPIXコア銘柄に買いが入ったようです。出来高は1973万株増の9億2472万株、売買代金は404億円増の1兆5837億円と、模様眺め気分の強い展開。騰落状況は、値上がり1729、値下がり347と、買いが優勢。
 日経平均、TOPIXサイコロは、ともに6勝6敗で変わらず。日経平均RSIは、27%→28%(TOPIXは、25%→28%9にともに上昇。日経平均25日線かい離率は、-1.99%に縮小。騰落レシオは81%→87%に上昇。指数にばらつきはあるものの、モメンタムは上向いており、底値からの出直りを暗示する動きに…。

 指数は米国市場の動き次第。8月初めの急落の際に個人投資家がレバレッジETFを大量に買っており、どうしても今後の戻りはやれやれの売りに頭を押さえられそう。やはり、大きく伸びるには、市場にたまり込んだ売りを一気に踏ませるようなサプライスが必要。そうでなければ指数はこのゾーンで持ち合う動きになりそう。まあ、もともと、指数の伸びは期待できないので、成長性のある好業績銘柄など個別重視で投資することが大事…としてきましたので、意外感はありません。今日は直近で取り上げたカカクコムやシグマクシス、日本電子などが堅調に推移。まあ、指数は大崩れせず、個別株の足を引っ張らなければ良いという事でしょう。しばらくはエントリータイミング図るチャートとファンダメンタルの2合わせ技でのぞむことですね。引き続き、米債券市場の動きがポイント。、 
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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