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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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昨日の米国株は、イタリア首相辞職による政局混乱を嫌気したほか、政府が給与減税の実施を否定したことなどを嫌気。益出し売りから4日ぶりに反落して終了。
 おはようございます。 トランプ大統領は、昨日、減税に言及。いつでも考えているものの、現時点で何らかの措置を実施する考えはない」と、前日の給与減税報道をやんわり否定しました。その後、対中摩擦について「誰かが中国と対決する必要があった…」とし、「短期的な結果が良いか悪いかは重要ではない」と反しています。前半の発言…トランプ大統領の日頃の強気発言と比べると、なんだかトーンダウンしたような…?まあ、株価次第で発言内容が変わる人ですから、額面通りには受け止められませんが、何か違和感を感じますが…。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万5962ドル44セント      -173ドル35セント(0.66%)
 NASDAQ総合指数        7948.56ポイント         -54.25ポイント(0.68%)
 S&P500               2900.51ポイント          -23.14ポイント(0.79%)
 CME日経平均先物        2万0480円            -180円
 10年物国債金利         1.555%               -0.056%
 ニューヨーク原油         56.34ドル             +0.13ドル
 GOLD                1517.70ドル            +6.1ドル
 ドルインデックス          98.17                -0.18 
  

 昨日の米国株は、このところ連騰していたことから利益確保の動きが強まり小幅に反落してスタート。売り一巡後はアップルがアイホンに対する課税免除期待から買われたことや前日予想を上回る決算を発表していたホームデポが上昇したことなどを受けて上昇。ニューヨークダウは寄り後まもなくこの日の高値2万6160ドル(前日比25ドル高)をつけていました。ただ、イタリアのコンテ首相が辞表を提出したことを嫌気し欧州株が下げに転じたことや、ECBの大規模緩和の思惑から欧州債の金利が低下。これを受け米債金利も低下。リスク回避の動きが強まった、として銀行株や景気敏感株など幅広く売られ、次第に下げ幅を広げる展開に…。前日の上げの要因になった給与減税報道に関し、政府が否定したことも嫌気され、引け間際にはこの日の安値2万5952ドル(同183ドル安)をつけていました。結局、主力3指数とも4日ぶりに反落して終了。ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり1131、値下がり1809(NASDAQ市場は、1142-1947)と、ともに売りが優勢。VIX指数は、0.62ポイント上げ17.50ポイントに小幅上昇。

NYダウ採用30種は、値上がり3、値下がり27。決算が予想を上回ったホームデポが4.4%上昇。単独で指数を62ドル分下支え。ユナイテッドテクノロジー(+0.03%)、アップル(+0.0%)も強含み。一方、景気敏感のダウが5.35%安と採用銘柄中最大の下落。金利低下を嫌気しAMEXが2.4%、JPモルガンが1.27%、GSが1.1%、それぞれ下落。ユナイテッドヘルスが1.86%、IBMが1.5%、それぞれ下落。業種に関係なく幅広く売られていました。15銘柄が1%超え下落し、指数の足を引っ張っていました。

 主力3指数とも、反落。このところ、ドイツやタイなど景気刺激に関する前向きな話が続いたものの、この日は、イタリア首相の辞任、給与減税報道の否定などネガティブな材料が続いたほか、長期金利が再び低下したことも嫌気された格好。主力3指数ともダブル底型をつけているものの、底確定のための先週初めの戻り高値更新を前に足踏みしている格好。ドイツが財政赤字覚悟で景気立て直しに取り組む姿勢を見せるなど、前向きな動きが続いており、いずれダブルの確定から一段高に向かう可能性が強そう。ジャクソンホールでの金融政策シンポジウムでパウエルFRB議長の講演が、きっかけになるか…。

 米国株は反落。円は、米欧の金利低下を受け、対ドルは106円20銭台、対ユーロは117円90銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、大証先物終値を180円下回る2万0480円で帰ってきました。レンジは、2万0465円~2万0660円。本日の日本株は、米株先物にサヤ寄せして始まった後は、米株先物や米債券先物市場睨みの神経質な展開になりそう。為替が106円台で安定的に推移しているほか、500円割れ水準では個人の逆張りの買いも期待でき、大きな崩れまなさそう。引き続き個別重視の展開が続きそうですが、まだ、資金は短期筋が主導。相場に持続性が無いことから、押し目を待って買い向かいたい。自らマーケットを開拓できる企業に注目。ネットワン、アンリツ…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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