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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
10 | 2019/11 | 12
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昨日の米国株は、米中通商合意への先行き懸念や弱い消費関連指標を受けて売られたものの、利下げや業績への期待を支えに小反落で終了。
 おはようございます。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万7001ドル98セント     -22ドル82セント(0.08%)
 NASDAQ総合指数       8124.18ポイント        -24.52ポイント(0.30%)
 S&P500              2989.69ポイント        -5.99ポイント(0.20%)
 CME日経平均先物       2万2520円           +30円
 10年物国債金利        1.744%             -0.030%
 ニューヨーク原油        53.36ドル            +0.55ドル
 GOLD               1494.00ドル          +10.50ドル
 ドルインデックス        98.04               -0.24  
 

 昨日の米国株は、米下院が「香港・人権民主主義法案」などを可決。対中圧力を強め米中通商合意署名への警戒感が強まる中、朝方発表された9月個人消費が7カ月ぶりに減少したとを嫌気。売り先行でニューヨークダウは52ドル安と反落してスタート。寄り後に、この日の安値2万6943ドル (前日比81ドル安)絵おつけていました。ただ、前日のJPモルガンなどの好決算に続き、この日発表したバンクオブアメリカ・メリルリンチの決算が予想を上回ったことも好感。NAHB住宅市場指数が予想を上回り住宅市場が堅調に推移していることも安心感を誘い次第に買いが増加。昼頃にはこの日の高値2万7058ドル(同34ドル高)をつける場面も…。益出しの動きにマイナス圏に沈む場面もありましたが、引け近くに地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表され、景況感が下方修正されると、奇人消費の減少も相まってFRBの追加利下げ期待が高まり、再びプラス圏に浮上する場面が会ったものの、引けにかけて売られ、主力3指数とも小幅に反落して終了。米中通商協議合意への懸念と、企業業績への期待感が交錯。この日のNYダウの終日値幅は、115ドルと狭いレンジの動き。

 ニュヨーク市場の騰落状況は、値上がり1530、値下がり1389(NASDAQ市場は、1613-1503)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり11.値下がり19。好業績のJ&Jが1.75%。シスコシステムズが0.93%、ディズニーが0.85%、それぞれ上昇して続きました。一方、エネルギー関連企業への業績懸念からエクソンが1.71%、シェブロンが1.03%、それぞれ下落。マイクロソフトが0.82%下落して続きましたが、物色の方向感がないうえ、値上がり、値下がりとも、小幅な値動きにとどまりました。1%超え変動したものは3銘柄にとどまっていました。

 主力3指数ともに小反落。昨日もかきましたように、過去半年の出来高最多帯に入っており、戻り売りの消化から上値の重さが目立ってきたようです。この日は個人消費が7カ月ぶりに落ち込んだことを受け、債券が買われ金利が低下。株式市場への資金還流が減少したことも響いたようです。引き続き、米金利の動向がポイントになりますが、欧州ではドイツ10年債金利が9月の高値水準を抜いて取引され、金利のダブル底が確定していますが、米債券市場への波及から米債が追随する可能性もありそう。この日引け後に決算を発表したIBMは売り上げが予想を下回り売られているものの、画像配信のネットフリックスや輸送のCSXが予想を上回り株価は上昇しています。業績や需給改善への期待感が健在であり押し目買い基調は不変。

 米株は小反落。円は、弱い小売り指標を受け対ドルは108円70銭台に小幅上昇。対ユーロは120円30銭台に小幅下落。CME日経平均先物は、大証先物終値を30円上回る2万2520円で帰ってきました。レンジは、2万2425円~2万2610円。本日の日本株は祖底堅い展開になりそう。出遅れ感のある景気敏感株が買われる動きが出ており、しばらくはかさ上げ的な動きが続きそう。ただ、NT倍率がレンジ上限の13.8倍超えに接近しており、NTロングの解消から、TOPIX優位の展開に変わり、小型、新興市場株に流れが変わることも想定して置く必要がありそう。個人を中心に先行きを弱気し弱気ポジションを作る投資家も多く、相場は底堅く推移しそう。引きつづき、好業績銘柄の押し目狙いで…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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