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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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日本政策投資銀行がCP買取へ…これって日銀へのあてつけ…?
 今日は電話もなく、終日、静かなものでした。でも、なんだか知らないが胃が痛い…。どうも、胃が痛むと、その後ろくなことがない…。明日は、日銀さんがどうするか結論がでるが、まさか、何にもしないなんてことはないよね…。これ以上胃が痛くなったら病院にいかなくちゃならないが、行けば即入院の可能性が高い…。頼むから、無茶しないでよ~。

 さて、18日の日経平均は54円71銭高の8667円23銭、TOPIXは0.23ポイント高の838.69と、ともに小幅続伸して終わりました。出来高概算は19億2000万株、概算売買代金は1兆5400億円と、ともにうす商い…見送り気分の強い展開でした。日経平均サイコロは8勝4敗、騰落レシオは98、RSIは52、25日線かい離はプラス4.3%でした。日経平均サイコロと25日線かい離が、要注意になってきましたね。

★手の出しようがなく好取り組み材料株を物色
 まあ、明日、日銀がどんな金融政策を打ち出してくるか、世界の市場が注目していますので、動きようがありませんね。日銀が利下げをすることはかなり高い確率だと思いますが、問題は利下げ幅…。また、CP(コマーシャルペーパー)の買取まで踏み込んで流動性の供給を増やしにかかるのか…ということ。これまでの経過をみると、利下げしないこともありうるかも…。さらに、介入も気になる…ときては、円をさらに買いあがることにもリスクがある…ということで、為替のほうも87円台後半で膠着したままです。結局、輸出株を売り込むことも、内需株を買いあがることもできずで、資金は個別の材料株に向かい、ダイワボウやGSユアサなど、材料含みの信用好取り組み銘柄が散発的に賑わいました。

 ただ、良く分からないのが、米国CME市場での日経平均先物の動き。一昨日は9000円台で終わり、昨晩は8800台で終わるものの、日本に帰ってくると、まずシンガポールで叩かれて、日本でも安くなる…という具合で、CMEの動きの背景が良く分かりません。先物で売っていた連中で、買戻しが遅れていたところがクリスマスの長期休暇を前に買い戻しでもしているのでしょうか。どうも内容が分からないのが気になります。

★25日線の改善が株価を押上げへ
 日経平均は、このところ、きわめて狭いレンジ内の往来相場になっていますが、持ち合い期間が長くなったことで、25日移動平均線の状況がだいぶよくなってきました。今日現在は8312円ですが、前日からの下落幅は2円に縮小。すでに25日前の対応点を時価は上回っていますので、ここ数日のうちに移動平均線が上向いてきます。これが上昇してくれば、株価を押し上げる効果が出てきますので、全体の相場付きも変わってくるはずです。このところ、日経平均の振幅が小さくなっているのは、内需株が買われる一方で、輸出株が売られることで相殺された結果だと思われます。

★悪い話ばかり流さないで、円高で儲かっている企業も、ちょっとは取り上げてよ、マスコミさん
 どうもマスコミの論調は、派遣切りなどを実施している輸出企業が取り上げられがちで、株式市場の方も大変な状態になっているんだな~、と一般の人には思われがちなんですが、原材料を輸入に頼っている企業は、とりあえず円高による差益が入ってくるほか、これから決算期末にかけては原材料の低下効果がでてきて、中には「ウハ、ウハ」の会社も増えてくるはずです。景気の悪化を見越し、合理化を進めていますから、減収でも大幅増益になる企業が増えて来るんではないでしょうか。

 今みたいなときに、儲かっていますからなんていうと、白い目で見られそうなので黙っていますが、決算発表を見たら意外な企業が意外な増益になっていたということも、十分ありうることです。ここから新年の相場は、こんな銘柄を以下に発掘するかがポイントになりそうです。とにかく、明日、日銀さんが、どんな結論を出し、為替市場がどんな反応をしてくれるかで、今、えらそうに予想した物色テーマも絵に描いた餅で終わってしまうかも知れません。

★政策投資銀行をつかって日銀にあてつけ…?
 このところ、日銀の悪口を散々書いてきましたので、今日は自粛しますが、ちょっと面白い話が流れていました。「日本政策投資銀行が年内にCP購入を開始する…」と言うものですが、言わずと知れた政府系金融機関ですね。金融の逼迫で企業が発行するCPの引き受け手がなく、企業金融はこう着状態ですが、このところ、自民党や政府内から日銀に買取してもらえたら…という論調が増えていました。しかし、買取することで何かあったら日銀の資産内容が悪化するので、日銀としてはやりたくない…。延ばし延ばししている間に企業金融はますます逼迫しており、財界からの突き上げも増えていたようです。今日の報道は、日銀がやらないんだったら、政府系金融機関を第二の日銀として、買取させればいいということで起きたもので、日銀にとっては大きなあてつけになります。

 米国では、金融機関に資金を注入しても不良資産の損失が大きく、市中に資金が流れないことから、FRBが自ら、CPや証券化商品を買い取り、資産内容が悪化するリスクを負ってでも資金を市中に流そうと懸命にやっています。でも、日銀は、資産内容が悪化するような危険な商品を買い取ることが出来るか…と、二の足を踏んでいるわけです。日本政策投資銀行のCP買取は、日銀が出来ないなら、とにかく政府系金融機関にやらせて何とか市中に資金を供給しようと言うことで、経済全体から見ればいいことなんですが、本来なら資金規模が大きい日銀がやるべきことです。

 この点でも、日銀が自分の領域を守ることにこだわり、日本経済全体のことを考えていない…と批判されているわけです。今日の政策投資銀行の発表を受け、日銀がさらに頑なに殻の中にこもってしまうのか。自らリスクを抱えて、流動性供給に踏み切るのか…。今回の日銀政策委員会が世界から注目されているのは、量的金融緩和のとき以来ではないでしょうか。

 とにかくここは、入試の結果を待つ受験生の気持ち…。結果がよければ素直に喜べるし、悪い結果が出てくれば、急いで予備校を探すなり、次の行動をとらねばなりません。ただ、少なくとも最近の相場は悪い結果を予想していないような感じがするんですが、何しろ相手は、とんでもない時期に量的金融緩和とゼロ金利をやめ、世界を金融危機に追い込んだ前科を持つ日銀総裁…。何かが起きたときの心構えだけはしておく必要がありそうですね。
 
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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