fc2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
02 | 2024/03 | 04
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



週明けの米国株は、米中合意接近との話が流れたことや。景気指標の改善、大型M&A、半導体企業への投資判断上げなども上げが買いを支援。主力3指数とも引けで高値を更新して終了。
 おはようございます。

 25日の米国市場動向 
 ニューヨークダウ       2万8066ドル47セント     +190ドル85セント(0.68%)
 NASDAQ総合指数      8632.48ポイント        +112.60ポイント(1.32%)
 S&P500             3133.64ポイント         +23.35ポイント(0.75%)
 CME日経平均先物      2万3425円           +95円
 10年物国債金利       1.753%              -0.020%
 ニューヨーク原油       58.01ドル            +0.24ドル
 GOLD              1454.50ドル           -9.10ドル
 ドルインデックス        98.32               +0.05 
 

 週明けの米国株は、前週末から高まった米中第一段階合意への期待感に加え、この日も中国「環球時報」が合意の時期が接近していることを伝えたことや、米政権幹部(オブライエン大統領補佐官)から年内合意の可能性が示されたことを好感。中国関連株を中心に買いが先行。ニューヨークダウは42ドル高と続伸してスタートしました。この日は、ネット証券首位の同業2位企業の買収やルイビトンによるティファニーの買収など大型M&Aが相次いだことや画像処理半導体のエヌビィディアへの投資判断上げを機に、一時頭打ち感の出ていた半導体関連が息を吹き返したことなどから、終日堅調に推移。引け近くに中国が知的財産権の侵害に対する罰則を強化する方針と、争点になっていた問題で譲歩する姿勢を示したことも、交渉の前進と捉えられて、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くにこの日の高値2万8068ドル(前週末比192ドル高)をつける場面も…。結局、主力3指数とも揃って高値を更新して終わりました。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上がり2145、値下がり808(NASDAQ市場は、2445-741)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上がり22、値下がり8。ユナイテッドヘルスが2.11%上昇。単独で指数を40ドル分押し上げ。中国関連のダウが1.85%、アップルが1.75%、スリーエムが1.58%、それぞれ上昇。11銘柄が1%超え上昇し、指数の上げに寄与。一方、エクソンが0.66%、マクドナルドの0.65%、それぞれ下落。ディフェンシブ系がさえなかったものの、いずれも下げは限定的。
 主力3指数とも、続伸。米中通商協議合意への期待感が上げの要因。一時、シカゴ連銀行全米活動指数(10月)が悪化し、上げ幅を縮める場面がありましたが、より最新のダラス連銀製造業景況指数(11月)が改善したことを受け、上げ幅を回復するなど、市場の景気への関心の高さも目立ちました。米中合意はありがたいものの、関心の高さから見て材料出尽くしになる可能性もあり、今後は、景況感の改善も注目点になってきそう。

 米国株は続伸。円は、米中合意期待からドルが買われ、対ドルは108円90銭台と円安に振れたものの、対ユーロは119円90銭台で横ばい。CME日経平均先物は大証先物終値を95円上回る2万3425円で帰ってきました。レンジは、2万3195円~2万3435円。本日の日本株は、米株高を受け堅調に推移しそう。日本株は、米中合意の進展を先行して織り込んだところもあり、引けで行われるMSCI採用銘柄に伴うリバランスに向けた先物筋の仕掛け的な売りが警戒されるものの、円安や米市場で半導体株が切り返したことなど買い材料が多いことから、仕掛けは限定的なものになるか…。補正予算関連、半導体関連の切り返しに期待。中国株、米株先物、米金利先物動向を見ながらの先物リードの展開は変わらず。 
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。




***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ