大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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クリスマスウィークに入り、薄商い…景気敏感株が売られ先行き懸念は根強い
 おはようございます。
 週明けの米国株は、特別な経済指標の発表もなく、堅調なスタートになりましたが、欧州株安や景気の先行きに対する警戒感が強く、資源株や金融株、景気敏感株などが売られじり安。一時は200ドル以上下げる局面もありました。ただ、引けにかけては、押し目買いも入り値を戻したものの、結局、4立会日連続下落して終わりました。クリスマスウィークに入り、薄商い状態が続いていますが、ニューヨークダウは、この4日間の下げで、FRBによるゼロ金利突入で上げた分を全て帳消しにしています。
 
 ただ、このところ「短期線と中期線のせめぎ合い…」と指摘して来ましたように、この日も、25日線に達した時点で押し目買いが入り値を戻しており、市場が25日線を意識している状況が分かります。しかし、上値では下降中の13週線が頭を押さえていることも事実…。この綱引きがどちらが勝つのか…何かサプライズな好材料の支援が欲しいところですが、短期線と中期線を比較すると、中期線のトレンド力の方が強く、当面、注意して流れを見て行きたいところです。昨晩も書きましたように、中期移動平均線の状況が改善される2〜3週間後まで、なんとか今の水準を保ってくれればOK!VIX指数(恐怖指数)は下落中なので、期待しても良いのかな…。

 22日の米国株
 ニューヨークダウ  8519ドル69セント −59ドル42セント (−0.69%)
             レンジ 8601〜8372ドル 229ドル幅

 NASDAQ     1532.35ポイント −31.97ポイント(−2.04%)
             レンジ 1563〜1503ポイント 60ポイント幅

 S&P500      871.63ポイント −16.25ポイント (−1.83%)
             レンジ 887〜857ポイント 30ポイント幅


 米国株は4日連続の下落となり、景気の先行きへの警戒感が強まっている様子が分かります。特に、トヨタの決算が赤字に転落する予想になったことは、米国ビッグスリー再建への懸念材料として市場が受け取る可能性もあり、注意が必要です。CME日経平均先物は、トヨタの決算予想などを嫌気し、8615円引けと、昨日の日本株を100円以上上回って終わっており、休み明けの相場への影響が懸念されます。トヨタをはじめとする自動車各社の厳しい決算予想は、今後、鉄鋼や機械など関連業界の減産体制の強化につながる可能性もあり、製造業を中心に再度業績悪を織り込みに行く可能性も出てきます。日本株も米国と同様に、下降中の13週移動平均線に到達しており、売られやすい位置にいるだけに、ここからの動きは注意したいところです。
 為替市場では、ドルが買い戻される動きにありますが、今回のドル安局面で株式市場も、原油市場も反応しなかったことを見ても、相場の基調は好転していることが分かります。もしかしたら、株を枕に年を越せ…の相場格言が生きてくるかもしれません。ディフェンシブと円高関連、それと材料仕手株の流れに変化はないか…?



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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん
 昭和23年生まれの九州男児。国立大学卒業後、大手証券入社。その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。現在は株式レポートの発行へ向け準備中。

問い合わせは hideo-ta@m4.kcn.ne.jpまで、メールで。

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