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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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本日の日本株は、新型肺炎の感染者数に歯止めがかからないことを嫌気し見送り気分が強まる中、米株先物安を受けた先物売りに高安まちまちで終了。
 戻りの第一めどとした2018年末のクリスマス底付近の抵抗力は大きいようです。直近レポートでも、過去5年の価格帯別出来高の最多ゾーンとなっており、需給の壁突破に難航しているようです。まあ、2兆円台半ばの売買代金では、なかなかこの壁を超えるのは難しそうです。逆張りの個人投資家がダブルインバース型のETF購入を増やすなど、弱気ポジションが溜まり始めており、これを一気に踏ませるような好材料が出れば簡単に突破ができるのですが…。地方自治体の首長さんたちが少ない予算と格闘しながら、何とか地域の活力を維持しようと必死に取り組んでいるのですが、国の対応はさっぱり…。やる気があるのかないのかわからず、世論にせかされる格好で政策が決まるという情けない状態。これで、果たしてパンデミック終息後の回復の絵が描けるのか…。米国では、どうやらニューヨーク州が感染のピークを越えたようで、連峰政府を中心に経済再開の青写真を作るために動き始めていますが…。

 今まで、バブル崩壊から立ち直りかけた1997年に無理やり消費税の引き上げを実施し回復の芽を摘み、2000年のITバブル崩壊では飲み込まれなくてよかったとITと距離を置いた政策を取り置いてけぼりを食い、金融危機時には、他国に遅れて金融緩和を実施し、世界的な回復の波に乗れずじまい。東日本大震災では、需要が落ち込んでいるにも関わらず復興税を実施して消費を冷やしています。これまでことごとく、とってきた政策が間違っていたにも関わらず、既に今回の危機後に税金を引き上げることを言う御用学者が出てきました。まあ、これまですべて間違ってきて、日本を世界の成長から取り残してきたわけですから、今回も、財政均衡を図るために消費税を引き上げて、日本を再起不能の状態にしたい勢力がいるんでしょうね。すべて、妄想ですが…。若い人や成長を求める企業は国内にとどまらず、海外に雄飛したほうが良いのでは…。

 本日の日本株は、朝も「米国株先物次第…と書きましたが、米株先物が終日軟調に推移。後場に入って下げ幅を拡大したことを受け、引けにかけ売られ日経平均、TOPIXとも反落して終了。後場寄りにかけ日銀ETF買いを意識してプラス圏(前日比22円高)に浮上し、しばらく前日引け値水準にとどまっていましたが、米株先物が下落幅を拡大するとともに先物売りが増加。指数が下げに転じると、短期筋も個別株物色の手を止め物色範囲が狭まっていきました。ただ、好材料の出たものには素直に買い向かっており物色意欲の強さは維持されているようです。

 日経平均終値は、88円72銭安(0.45%)の1万9550円09銭と反落。TOPIX終値は0.56ポイント高(0.04%)の1434.07ポイントと続伸。NT倍率は13.7倍→13.63倍に低下。日経平均が売られるとともに、NTロングが解消されTOPIXの押し上げにつながったようです。出来高は1.82億株増の14億8903万株、売買代金は2600億円増の2兆5279億円と、商いは増加したものの、依然、低水準。騰落状況は、値上り556、値下がり1574と、売りが優勢。
 日経平均サイコロは6勝6敗と変わらず。TOPIXは6勝6敗に上昇。日経平均RSIは50%→58%(TOPIXは51%→54%)に、それぞれ上昇。日経平均25日線かい離率は、+6.4%→+6.0%にかい離が縮まったものの、依然、反落懸念を残したまま。騰落レシオは105%→97%に低下。総じて上向きのモメンタムにあるものの、まだ、明確に方向感を示すには至らず。

 指数は、需給の壁に当たってもみ合っているものの、個別は、新たなテーマが打慣れていることから堅調に推移。防護服やマスクなどの調達能力から注目したモノタローや半導体関連のローツェ、事業再編絡みで注目した日本M&Aセンターなどが順調に値を伸ばしています。また、今回の新型コロナ関連で米国株も注目しましたが、リモートワークに使われるスカイプを持つマイクロソフトを130ドル台からレポートで取り上げましたが、17ドル台まで上昇。巣篭り消費で生鮮食品のネット販売が増加しているウォールストリート、リモートワークのZOOMなども注目後に値上がりを続けています。まあ、往々にしてこういうショックの後は人々の消費行動など文化が変化する可能性があり、それが新しいニーズを生み出してきます。よく研究すれば、世界的な金余りとともに,テンバガーを輩出してくるのではないでしょうか。米株先物は、まだ400ドル近い下げになっていますね…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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