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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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週明けの米国株は、史上初の原油価格のマイナスへの下落や大型キャンセルがあったボーイングの下げなどを嫌気。益出しを急ぐ動きから、主力3指数とも反落して終了。
 おはようございます。

 20日の米国市場動向
 ニューヨークダウ         2万3650ドル44セント    -592ドル05セント(2.44%)
 NASDAQ総合指数        8560.72ポイント       -89.41ポイント(1.03%)
 S&P500               2823.16ポイント       -51.40ポイント(1.79%)
 CME日経平均先物        1万9310円          -330円
 10年物国債金利         0.608%            -0.036%
 ニューヨーク原油         -37.63ドル         -55.9ドル (6月限りは 20.43ドル -4.6ドル)
 GOLD                1712.40ドル         +13.60ドル
 ドルインデックス          99.95             +0.17
  

 週明けの米国株は、前週まで2週続伸していたことを受け、益出しの売りが先行。ニューヨークダウは147ドル安と反落してスタートしました。寄り後しばらくは寄り付き水準で推移していたものの、今晩が5月限りの売買最終日となる原油先物に見切り売りが増加。急落して、一時、史上初のマイナス40ドルになったことを嫌気しエネルギー株が売られたほか、中国の国営リース会社が737MAXの発注分27機をキャンセルしたことが伝わったボーイングが急落。休園が来年まで及ぶのでは…との観測から投資判断の引き下げがあったディズニーが下落するなど、引けにかけ下げ幅を広げる展開。引け近くには、この日の安値2万3627ドル(前週末比615ドル安)をつけていました。結局、主力3指数とも3日ぶりに反落して終了。VIX指数は、5.68ポイント上げ43.83ポイントと、この日の高値で終了。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り670、値下がり2294(NASDAQ市場は、1247-2030)と、ともに売りが優勢。NYダウ採用30種は、値上り2(IBM +0.24%、シスコシステムズ +0.14%)、値下がり28。大型のキャンセルがあったボーイングが6.75%下落。単独で指数を70ドル分押し下げ。投資判断下げがあったディズニーが4.1%下落。原油価格の急落を嫌気し、エクソンが4.72%、シェブロンが4.18%、ダウが5.66%、それぞれ下落。12社が3%超え下落し、指数の足を引っ張っています。

 主力3指数とも反落。直近レポートで、主力株の影響が大きいNYダウとS&P500がテクニカルな節目に近いことを書きましたが、企業決算発表時期が来たことで改めて景気敏感セクターへの懸念が強まり売られた形。ただ、下値支持ゾーンが控えており押し目も限定的になる…として置きました。ただ、NASDAQ市場について強気を示唆しましたが、この日も、新型コロナへの治療薬やワクチン開発企業、リモートワーク関連も堅調に推移しています。リモートワークで高まるハッキングリスクに関連し、セキュリィティ関連でクラウドストライクをレポート4月5日号で注目しましたが、昨日は逆行高でした。市場は、指数の方向感はつかめないものの、新型コロナ対策関連で様々なニーズが発生しており、投資家の資金は関連株に集中。当面、関連株人気が続きそうです。各論相場…。

 米国株は、反落。円は、米株安はあったものの対ドルは107円60銭台、対ユーロは116円80銭台と、ともに前週末水準で横ばい。CME日経平均先物は大証先物終値を330円下回る1万9310円で帰ってきました。レンジは、1万9295円~1万9755円。週明けの日本株は、新型コロナの有力治療薬による経済再開の思惑を先行て織り込んでいたことから、この日は米株先物安を受けて、日経平均、TOPIXとも反落して終わっていました。週明けで手掛かり材料が少なく薄商いとなり先物売買の影響が強まったようです。2万円大台の壁が接近し、国内投資家の逆張り投資が増加。日経ダブルインバースの買いなど弱気ポジションを増やしたことにより先物売りが増えたことも、指数の頭を押さえたようです。また、レポートでも、先週末、NT倍率が13.79倍に上昇したことから、NTロングの解消があるのでは…としましたが、やはり、TOPIXに買い戻しが入り小型株が堅調に推移するパターンにあんりあした。個人など短期資金は、指数売買の影響を受けにくいマザーズなど新興市場に資金を移し、バイオ株やIT関連、需給関係が良い直近IPO銘柄を手掛けており、指数の動き以上に個別株の動きは活況。

 レポートでは、リモートワークやICT教育、半導体関連に的を絞って注目してきましたが、ローツェ、日本M&Aセンター、GIGAスクール構想を受けたワコム、防護服などの調達力で注目したモノタローなど順調に値を伸ばしています。また、ワイドショーのテレビ画面を見ればわかるように、画像と音声のずれがあり、リモートワークなどを円滑に進めるには5Gの普及が急がれる…として、ヨコオも注目。ともに堅調に推移しています。 時代遅れの企業で構成されている指数を気にしていては、新しい流れに乗ることはできません。当面、前段で書いたところに資金が集まりそうですが、一方で、昨日、騰落レシオが124%と、警戒ゾーンの120%を上回ってきました。やや、何でも買えば良いというような動きが出てきており、修正される時期が近いようです。この、日曜日が24節句の「穀雨」、木曜日は「新月」と変化日が続きます。まあ、一度、日経平均日足一目均衡表でも見てはどうですか…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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