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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
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昨日の米国株は、米中対立懸念の後退や景気回復期待から買いが先行。アップルなどWEB主力株の上げがリードし、主力3指数とも続伸して終了。
 おはようございます。

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ        2万6156ドル10セント    +131ドル14セント(0.50%)
 NASDAQ総合指数       10131.36ポイント      +74.89ポイント(0.74%)
 S&P500              3131.29ポイント       +13.43ポイント(0.43%)
 CME日経平均先物       2万2505円          -55円
 10年物国債金利        0.719%            +0.013%
 ニューヨーク原油        40.37ドル           -0.36ドル
 GOLD               1783ドル70セント      +17.30ドル
 ドルインデックス         96.68ポイント        -0.36 
 

 昨日の米国株は、経済再開期待を受け、アジア、欧州株が上昇した流れを受け、買いが先行。ナバロ大統領補佐官が「米中貿易協議の第一段階合意は終わった…」と発言し、夜間取引の米株先物が波乱したものの、大統領が火消しに動いたことでこの日の寄りまでに市場は落ち着きを取りもどし、この日発表の景気指標がいずれも前月水準を上回ったことも好感。終日堅調に推移しました。前日に続き株価目標の引き上げが続いたアップルが買われたことで、WEB大手企業が上昇。全体の上げをリード。金利が強含んだことでJPモルガンやGSなど金融関連も堅調で指数の上げを支えました。一方、ディフェンシブ系のベライゾンが1.29%、ファイザーが1.03%、それぞれ下落したほか、ボーイングが取引先企業に発注減を通告したことが嫌気され、レイセオンが0.77%下落するなど、主力3指数とも続伸したものの、頭の重い展開。ニューヨークダウの終日値幅は、2万6105ドル~26万314ドルと狭いレンジの動きでした。NASDAQ総合指数は、この日も史上最高値を更新。成長性を期待する買いが続いています。VIX指数は、一時、29.26ポイントと大台を割り込んだ後、0.40ポイント安の31.37ポイントに低下。

 ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1702、値下がり1254(NASDAQ市場は1827-1510)と、ともに買いが優勢。NYダウ採用30種は、値上り14、値下がり16。株価目標の上げが続いたアップルが2.13%上昇。単独で指数を52ドル分押し上げ。ユナイテッドヘルスが1.68%上げ、指数を33ドル分押し上げ。マイクロソフトも0.67%上げ過去最高値を更新。5社が1%超え上昇し、指数の上げに寄与。一方、ディフェンシブ系のファイザーが1.03%、ベライゾンが1.29%、ウォルグリーンが0.99%、それぞれ下落。IBMが1.37%下落したものの、その他の下落率は限定的。

 主力3指数とも続伸。ニューヨークダウ、S&P500 とも上昇中の25日線を支えに堅調を持続しているものの、依然、11日の1861ドル安の影響から抜け出せない状態。一方、NASDAQ市場の52週来高値更新銘柄数は200に増加。出遅れていた投資家が海外要因や新型コロナ禍の影響を受けにくいWEB関連に資金を振り向けている状態が読み取れます。米中関係への懸念や景気の先行き不透明感もあり、しばらくはWEB主力株に資金を振り向ける動きが続きそうです。

 米国株は続伸。円は、ソフトバンクのTモバイルUS株を売却し資金を日本国内に還流させるとの都の思惑から買われ、対ドルは106円40銭台(一時、106円07銭)に上昇。対ユーロは120円30銭台で横ばい。CME日経平均先物は、大証先物終値を55円下回る2万2505円で帰ってきました。レンジは、2万2185円 ~2万2765円。本日の日本株も、指数は米株先物次第の展開が続くものの、米国同様買い遅れた投資家の押し目買いから指数は底堅さを持続しそう。引き続き、個別の材料株や今や隠れたテーマになりつつある超低位株に短期資金が集まり、賑わうことになりそう。ただ、一方で、好業績主力株に割安感が出始めており、出遅れた機関投資家が下半期に向けて買いに動く可能性も…。先物筋の動きが活発になってきており、場中に海外からためにする話が流され波乱することも想定して置く必要がありそう。業績の裏付けがあるコロナ追い風テーマ株、5G関連、ソニー、NEC…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。




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