おはようございます。一週間続いたメールとの格闘がようやく終わり、正常に起動するようになりました。一時は、パニックになりかけましたが、子供のおかげでなんとか立ち直りました。子供に感謝!
昨日の日本株は、このところ続いている週初高(米国での日本株関連ERFやコールへの買いが影響)の流れを受け継ぎ、買いが先行。CME日経平均先物高を受けた先物買いや前週末の米国市場でSOX指数が高値に接近した動きを受け、指数寄与度の高い東京エレクトロンが買われるなどし日経平均は264円高と反発してスタート。米国市場でポストコロナ関連が買われている流れを受け空運株や海運株が買われて上げ幅を拡大。前場半ばにこの日の高値3万0458円(前週末比 441円高)をつけていました。ただ、天皇誕生日休日を控え、さらに上値を買い上がる動きは無く頭打ち感が強まっているところに、米夜間取引市場で米10年国債金利が1.393%と急伸したことが伝わると、次第に手控え気分が強まり、上げ幅を縮小。後場寄り後にこの日の安値3万0089円(同72円高)をつけていました。引けにかけては小動きに推移し、結局、小反発して終了。
日経平均終値は138円11銭高(0.48%)の3万0156円03銭、TOPIXは9.40ポイント高(0.49%)の1938.35ポイントで週の取引をスタート。出来高は2669万株増の12億5043万株、売買代金は32 億円減の2兆4636億円。休日控えで商いは低調。騰落状況は、値上り1542、値下がり577と買いが優勢。日経平均サイコロは7勝5敗、TOPIXは8勝4敗で、ともに変わらず。日経平均RSIは79%→78(TOPIXは79%→79%)と、ともに高止まり。騰落レシオは100%→108%に上昇。指数堅調を受け出遅れ株に買いが入ったことが物色範囲の拡大につながったようです。
日本株については、注意テクニカル指標が警戒ゾーンで高止まり、これまでの経験則では株価が横ばいに転じて過熱調整を行うパターンを踏んでおり、同様のパターンを想定。この日の動きに見られるように、米金利の急伸だけでなく、日本でも10年債金利が昨年3月水準(0.119%)を上回る0.124%に上昇。市場としても金融当局の出方待ちにならざるをえなくなっています。しばらくは、金利情勢や、姿勢が変化したとみられる日銀のETF買いなど中銀の動きを観察することになりそう。
22日の米国市場動向 ニューヨークダウ 3万1521ドル69セント +27ドル37セント(0.08%) NASDAQ総合指数 1万3533.04ポイント -341.41ポイント(2.46%) S&P500 3876.50ポイント +30.21ポイント(0.77%) CME日経平均先物 2万9985円 -185円 10年物国債金利 1.364% +0.024%(1.328%~1.393%) ニューヨーク原油 61.49ドル +2.25ドル GOLD 1807.10ドル +29.70ドル ドルインデックス 90.08 -0.28
週明けの米国株は、夜間取引で10年債金利が急伸したことを嫌気。ハイリスク株が売られニューヨークダウは113ドル安と反落してスタート。寄り後にこの日の安値3万1286ドル(前週末比208ドル安)をつけザラバの高値を更新していました。ただ、この日下院で追加景気対策関連法案が可決されたことを受け、早期の景気刺激策を期待した買いが増加。次第に下げ幅を縮小。金利上昇を受けた金融株や景気敏感株が買われたほか、ディズニーなどポストコロナ株も堅調。昼過ぎにはこの日の高値3万1653ドル(同159ドル高)をつけています。しかし、パウエルFRB議長の議会証言を控えており、イベント前のポジション調整から引けにかえ上げ幅を縮小。結局、ニューヨークダウは小幅に続伸。金利高止まりを嫌気し、NASDAQ総合指数とS&P500は5日続落して終了。VIX指数は、25.05ポイントまで上昇した後、1.4ポイント高の23.45ポイントで終了。
ニューヨーク市場の騰落状況は、値上り1564、値下がり1687(NASDAQ市場は、1531-2504)と、ともに売りが優勢。NASDAQ市場の出来高は65億株台に漸減。一時、20億株以上開いていた格差は5億株に縮小。さすがの個人の投機熱にも限りが見えてきたようです。NYダウ採用30種は、値上り14、値下がり14、変わらず2(ウォルグリーン、ベライゾン)。ポストコロナを展望しディズニーが4.42%上昇、景気敏感のキャタピラーが3.8%上昇、2社で指数を107ドル分押し上げ。AMEXの3.22%高など9社が1%超え上昇。一方、アップルが2.98%、マイクロソフトが2.68%、下落するなど7社が1%超え下落。この日はテスラの8.5%安が目立ちました。
主力3指数は高安まちまち。レポートでも、このところ米金利上昇の市場への影響を取り上げてきましたが、昨日は、1.4%台に接近。割高株や借入過多企業への懸念が強まってきました。既にNASDAQ総合指数は三本新値が陰転、MACDも売りシグナルを出し弱気相場に入っていることは書きましたが、この日はテスラ急落の影響もありS&P500の3本新値が陰転。MACDも売りシグナルを出してきています。まあ、まずは金利が落ち着きを取り戻すことが第一。直近レポートでも示しましたように、1.4%台は大きな分岐点になります。金利と株価はシーソーの関係。ここは、株式投資の基本に立ち返るところ…。 ※レポート購読会員を募集しています。関心のある方はレポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
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