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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国では景況感と企業業績の改善が同時進行するベスト環境…日本は現物資金が回帰するかどうかがカギ
 おはようございます。
 昨日の米国株は、前日引け後に発表された予想を上回るインテルの決算を好感し、大幅続伸してスタート。その後、景気後退の鈍化を示す経済指標が発表されるなど株価を後押しする材料が相次いだことから、ほぼ終日株価は上伸。結局、大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高も13億7400万株と前日の10億株割れから盛り返したほか、値上がり数も2782(値下がりは289)に達するなど、ほぼ全面高の様相を呈しました。

 この日、発表された6月の鉱工業生産指数は前月比0.4%の減少。市場予想の0.6%減を大幅に上回り、過去8ヶ月間で最低の減少率となり、景気後退ピッチが急速に緩んでいることが分かりました。主な項目のうち公益事業が前月の1.3%減から0.8%増に浮上(前年同月は3.9%減)したことが、主な理由ですが、景気刺激策が効果を挙げ始めたサインと受け止めることも出来ます。また、同日発表の7月のニューヨーク州製造業景況指数はマイナス0.55となり、判断の分かれ目になるゼロにあと少しのところまで改善してきました。前月のマイナス9.41から大幅に改善するとともに、市場予想のマイナス5.0も大幅に上回っています。新規受注が前月のマイナス8.15からプラス5.89に、出荷がマイナス4.84からプラス10.97にそれぞれ改善したことが貢献したようです。ただ、先行きの見通しを示す業況判断は前月の47.81から33.99に低下していることには注意が必要です。

 この日は、株価を追い上げるように好材料の発表が相次ぎましたが、同時に前回開催されたFMOC(連邦公開市場委員会)の議事録が公表されています。この中で、第4四半期の実質成長率見通しが4月のマイナス2.0%-同1.3%から、同1.5%-同1.0%に上方修正されたことも好感されました。

 景気回復の腰折れを懸念していた株式市場は、ゴールドマンザックスとインテルの決算発表を機に大きく転換したようです。特に、インテルの予想は景気敏感株全般への期待を強める結果になり、大手銀行によるシスコシステムズなどハイテク企業の投資判断格上げなどが相次ぎました。また、これまで発表された4-6月決算の数字がアナリスト予想を20%近く上回っているとの調査会社の推計があったことも、市場心理を好転させています。

 このところ米国株立ち直りの条件として、ニューヨークダウの13週株価移動平均線回帰と三尊天井の谷を結ぶ上値抵抗線の突破を挙げてきましたが、昨日の上げで、当面の課題を突破しただけでなく、ニューヨークダウは前月29日の高値8529ドル、NASDAQ総合指数は同30日高値1861ポイント、S&P500は同29日高値の927ポイントをそれぞれ上回り、目先波の下降トレンドに変化を起こしています。まだ出来高が薄いため、今後発表される主要企業の決算内容によっては乱高下する動きが予想されますが、下値抵抗ラインが切り上がったことで、当面深押しのリスクは減少したものと思われます。いよいよ8月相場へ向けてのスタートでしょうか?

 15日の米国株
 ニューヨークダウ   8616ドル21セント +256ドル72セント (3.07%)

 NASDAQ総合指数  1862.90ポイント  +63.17ポイント  (3.51%)

 S&P500        932.68ポイント   26.84ポイント  (2.96%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9575円  +285円

              (円建て)   9515円  +225円


 米国株は3日連続高、CME日経平均先物は9500円台を回復して帰ってきました。米国を中心に景況感の改善と、企業業績の好転が平行して始まっており、株式市場にとっては非常に明るい材料。米国株高から、リスク選好が高まり、ドルが軟化。つれて円も94円台に軟化しており、相場環境としては最高の状態です。世界の景気敏感株として、ハイテク株を中心に海外投資家の評価も上がりそうなものですが、懸念材料はファンダメンタルと関係無しに売り圧力を強める先物業者の動向。今日も、寄り付き段階では、昨日の買戻しから高くスタートするものと思われますが、現物の買いが伸びなかった場合は、また先物や裁定解消売りに振り回される展開にならないとも限りません。米国の景況感の改善から債券市場に逃避していた資金のリスクが高まっており、当面、この資金の行方が注目されます。株式市場への還流があれば先物の影響を減らすことが出来ますが、見送り姿勢を強められると…。総選挙までの日程があまりに長すぎる…。自動車部品、電子部品などパーツメーカーが面白そう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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