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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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今週の米国株は3月来の上げ…金融危機一巡(?)から、景気底打ち・業績回復を先取りする相場へ
 お詫び 昨晩は暑気あたりかなにか分かりませんが、体調不良で書き込みが出来ませんでした。一昨日書いた九字護身法が、わが身に跳ね返ってきたんでしょうか…。

 さて、昨日の米国株は、冴えない決算と予想を上回る住宅関連指標とが交錯。前日引け値をはさんで冴えない展開が続いていましたが、引けにかけ買い上げられニューヨークダウは5日続伸しておわったものの、金融株の影響が大きいS&P500はやや弱含んで終わっています。
 この日は、前日大幅に上げた反動で利食い先行で始まりましたが、前日引け後に発表されたIBMの年間見通しの上方修正を織り込む動きが強まり、ハイテク株が買われて上昇。その後、金融部門の不振で、利益が半減したGEの決算が発表されると一時マイナス圏に落ち込むなど、神経質な動きを繰り返しました。

 米国では主力企業の決算発表が続いていますが、この日は、すでに発表を終えたゴールドマンザックスやJPモルガンの優等生組に対し、問題児とみなされているバンクオブアメリカとシティグループが発表。いずれも、最終利益は黒字を計上したものの、シティは子会社スミスバーニー売却益を除くと実質赤字…。バンクオブアメリカの場合も、メリルリンチの買収効果や保有株式の売却益が利益を押し上げるなど、中身の薄いものになっていました。また、景気低迷の影響も増大し、貸し倒れ引当金が、シティで前年同期比約80%増、バンクオブアメリカが同2.3倍に拡大するなど、今後の経済情勢によっては、先行きが懸念される内容となり、黒字を計上したものの、株価は小幅安で終わっています。

 またこの日は、総合電機大手GEも決算を発表しました。最終利益はEPS0.26ドルと市場予想の0.24ドルを上回ったものの、売上高は前年同期比17%減の390億8000万ドル、純利益は同47%減の26億7000万ドルと、冴えない内容になりました。原発建設を手がけるエネルギー・インフラ関連を除き、全部門が不振となりましたが、特に、GEキャピタルを中心にする金融部門の不振が収益の足を引っ張りました。

 一方、同日発表の住宅着工指数(6月)は前月比3.6%のプラス。2ヶ月連続して増加しました。年率率で58万2000戸となり、市場予想の53万戸を上回っています。戸建てが前月比14.4%増と、2004年12月以来の伸びになったことが貢献しました。また、許可件数は8.7%増の年率56万3000戸となり、至上予想の52万戸を大幅に上回っています。これを受け、KBホームなど住宅建設株などが買われていました。

 今週の株式市場は、ゴールドマンザックスやインテル、IBMなど主力企業の予想を上回る決算を受け、反発。初旬の雇用統計ショックによる下落をカバーする動きになりました。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数がいち早く年初来高値を更新。ニューヨークダウも6月12日につけた高値8799ドル(ザラ場は11日の8911ドル)に迫る動きを見せています。S&P500も上昇し、6月12日の戻り高値946ポイント(ザラ場高値は15日の956ポイント)に迫っています。ただ、決算内容をみると、貸し倒れ損失の増加や国内売り上げの減少など、内需の弱さが目立っています。一方、IBMやアップルなどのように外需依存度の高い企業の検討振りが光っています。NASDAQ指数がいち早く高値をとってきたのもこの動きを反映したものと思われ、当面、米国でも輸出ハイテク株やオバマ景気刺激策に関連した企業の優位が続くものと思われます。上昇第一弾の金融危機一巡から、景気底打ち・企業業績回復を移した上昇第2弾へ(内需の弱さが足を引っ張り上昇力は弱い…)。

 17日の米国株
 ニューヨークダウ 8743ドル94セント  +32ドル12セント (0.37%)

 NASDAQ総合指数  1886.61ポイント  +1.58ポイント (0.08%)

 S&P500     940.38ポイント   -0.36ポイント (0.04%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 9535円 +155円
             
              (円建て) 9495円  +95円


 今週の米国株は、3月以来の大幅な上昇で終わりました。また、CME日経平均先物も、米国では9500円付近で堅調に終わるものの、日本に帰ってくると先物筋に抑えられてさえ無い展開になるという状況が続き、世界の株価のなかでの出遅れ感が目立ってきました。昨日は、米国株の続伸を受け堅調に始まったものの、3連休控えで買い物が続かず、伸び悩んで終わっています。ただ、値上がり数は1000を越えており、全体的には強い相場。この日も、先物が株価(というよりは指数)の伸びを抑えたことが分かります。ただ、連休控えで、先物筋も動きは鈍く、出来高も大幅に減少。一昨日ほどの破壊力は無かったようです。

 来週は、米国株の堅調、CME日経平均先物の上伸、為替の1ドル94円台への軟化という、好環境を受けスタートすることになりますが、休み明け早々に、衆院解散と自民党の両院懇談会というビッグイベントがあり動きはつらくなりますが、解散後は、8月末に総選挙の結果がわかるまでは、少なくとも政局は中立材料。来週から始まる、決算への感応度を強めていくことになります。米国と同様に海外依存の高いハイテク企業のほか、キリンとサントリーが火付け役になった企業再編の動きも、大きなテーマに発展しそうです。来週からの相場は、一時的な霧の晴れ間から、強調相場になるかもしれません。

17日の日経平均株価は51円16銭高の9395円32銭、TOPIXは6.04ポイント高の878,29と、ともに続伸して終わっています。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは88、RSIは36、25日線かい離はマイナス2.4%でした。日経平均週足サイコロは7勝5敗、RSIは57になりました。ただ、13週株価移動平均線が9476円、52週線が9448円にあり、来週の課題はこの二つの線を上回れるかどうか…にかかってきます。先物筋は、この線を手がかりに売り圧力を強めるかもしれませんが、本筋は指数を云々することではなく、個別株の動向を追うこと…。米国株の動きを参考にしながら、新興市場、中小型株を追撃…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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