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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国企業決算発表は、市場予想を上回るものが続出…しかし、ニューヨークダウはテクニカル面の正念場に
 おはようございます。
 昨日の米国株は、建機大手キャタピラーの第2四半期決算が、減益ながらも市場予想を大幅に上回る数字を出したことを好感。続伸して始まりました。また、バーナンキFRB議長が議会証言のなかで「景気安定化の兆しが見られる…」と述べたことも好感されています。ただ、経営危機の渦中にあるノンバンク大手CITに破たん懸念が依然残っていると伝えられたことから、一時は、マイナス圏に沈む場面もありました。しかし、その後、アップルや製薬大手メルクなどが次々と市場予想を上回る決算を発表したことから、引けにかけては買いなおされ、結局、ニューヨークダウは過去2年間の連続上昇日数としては最長の7連騰して終わりました。

 株式市場では企業決算が次々と発表されていますが、これまでのところ発表企業の60%以上が市場予想を上回る決算を発表し、企業業績が順調に回復していることを示しています。これまでのところ、米国内を主要マーケットとする企業は人員削減などの合理化が奏功し、減収増益のパターンが多いようですが、キャタピラーやアップル、IBMなどのように海外市場を取り込んだ企業の場合、増収増益に転じる企業もあり、新興市場の成長力を取り込んだ企業の回復力が目立っています。米国の商務長官も、輸出を景気回復の原動力にしようと発言するなど、今後、米国の輸出傾斜が目立ってくるかもしれません。米国の企業決算の内容は、そのままこれから発表される日本企業の決算でも手がかりになるもので、国際展開している企業の業績回復が先行する可能性を示しています。
 
 米国株は順調な回復振りを示しています。ただ、FRB議長が金融緩和の出口論に関し、当分ゼロ金利状態が続くことを示唆。また、デフレ懸念が依然残ることから、債券へのニーズが高まっており、投資資金がリスク資産の株式に還流していないことが、出来高の増加につながらない原因になっているようです。ニューヨークダウは、一昨年8月安値、昨年1月、3月、7月の各安値を結んだ上値抵抗線に到達しており、このライン突破のためには出来高の増加が課題になってきます。当面、企業業績とならび、景況感の一段の改善を暗示する指標が増え、債券市場の価格下落リスク(金利上昇)が増加することがポイントになりそうです。いよいよ目先の正念場に来た感じです。

 21日の米国株
 ニューヨークダウ  8915ドル94セント +67ドル79セント(0.77%)

 NASDAQ総合指数  1916.20ポイント  +6.91ポイント (0.36%)

 S&P500       954.58ポイント  +3.45ポイント (0.36%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  9725円 +75円

              (円建て)  9660円  +10円


 米国株は連騰したものの、CME日経平均先物は10円高とわずかな上昇で帰ってきました。FRB議長が米国の高い失業率がしばらく続き、景気回復の足を引っ張る懸念がある…と議会証言したことから、安全資産としてのドル・円が買われ、対ドルでも円高が進み93円台半ばに上昇したことや、衆院解散が実施された政局リスクを嫌気し、先物が伸び悩んだものと思われます。昨日は、先物筋のリードで日経平均は大幅高して終わりましたが、今日は、円高やCME日経平均先物が伸び悩んでいることから、昨日と一転して冴えない展開が予想されます。指数的には先物業者の思惑次第という展開ですが、衆院が解散されたことで、しばらくは政局は中立要因。また、企業業績の発表の本格化までには間がありますので、当面は、個人資金優位の展開で、各論相場が展開されそうです。ただ、あくまで業績感応相場に移行するまでの幕間つなぎの動きと思われ、基本は、業績増額修正期待がある企業の押し目を拾うところと予想します。その意味でも、米国の企業決算は大いに参考になるのでは無いでしょうか。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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