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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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ボーナス資金を当て込んだ投信設定が40本超え…最近の円安も先物買いも正体は?
 県内の中小企業経営者の方からお呼び出しがかかり、ちょっと出かけておりましたので、書き込みがおそくなりました。また、出かけますので、今日は簡単に済ませたいと思います。

 週末31日の日経平均株価は、191円62銭高の1万356円83銭と3日続伸、TOPIXは13.32ポイント高の950.26と11連騰して終わりました。出来高概算は24億株、売買代金は1兆7430億円と大幅に増加して終わりました。日経平均、TOPIXともサイコロは11勝1敗の加熱ゾーンにあります。騰落レシオはまだ110以下の水準ですが、RSIはすでに危険ゾーンの80ラインを超えてきています。今後は週足のサイコロとRSIの動きに注目です。

 さて、米国株はインテルとゴールドマンザックスの決算発表を機に立ち直り、最近は、住宅関連指数や失業保険需給者総数の減少など、景気指標の改善が株価の揚げ足を早めています。以前から、金融危機が一巡した第一段の上げから、第二段の上げに向かうには景気指標の改善が必要になる…としてきました。まさに、最近の状況はその通りの動きになっています。また、米国の写真相場と揶揄されてきた日本株も決算発表を機に、独自性を強めて動いてきました。

 アナリストやマスコミ関係の皆さんから、「悪い、悪い」と前宣伝されてきましたが、蓋を開けてみると赤字幅の縮小、黒字転換、増額修正などが相次ぎ、機関投資家もちょっと様子がおかしい…として、慌てて買い出した…というのが最近の状況ではないでしょうか。このコーナーや株式レポートでは早い段階から、決算予測の前提になった前年度末の状況と比べ、為替、原材料価格、株価上昇による株式含み損の減少…など収益環境が好転していることを強調してきましたが。確かに、売上高は減少しているものの、為替差益が出たり、原材料コストの低下が利益を押し上げたり、有価証券の含み損の減少が収益を押し上げた…との発表が増えています。

 前回、株価が底打ちしたときも、2000年ごろから、国内企業は系列の枠を超える事業再編を実施。従業員を削減するなど徹底的なコスト圧縮をしたほか、高付加価値部門への事業集約化を進めるなど血のにじむような努力を払ってきました。その結果、企業収益は「減収増益」に転じ、まず一株当たり利益の好転から株価上昇がスタート。その後、世界的な需要拡大を受け、売上高が増加に転じると、損益分岐点が大幅に低下していますから、利益は急増。「増収大幅増益」となり、株価は一層上昇するというパターンをたどっています。

 株式の解説を聞いていると、利益は上がっていますが「売り上げがね~」という記者さんが多いようですが、企業経営者の血のにじむような努力を馬鹿にしたような発言で聞いていて腹がたってきます。話は横道にそれますが、彼らが3月初旬と6月中旬に解説していたことを、もう一度VTRをまわして再生してみては如何…。それでも人前で、偉そうに解説できるなら、どうぞ…という感じですね。そんなことは、いつものことですからどうでもいいんですが、まさに、いまこの収益回復パターンが始まってきた感じです。問題は、売り上げ増につながる需要の回復があるかどうか…。この点に関しても、景気刺激策の需要の先食いだ…と、したり顔の解説が続いています。

 だから、一段の上昇には景気指標、それも米国のものの改善が必要…と考えています。それだけに、今晩の米国のGDP発表は注目されますが、オバマ大統領は、海外訪問の際に、あまりの過剰な期待はいけないよ…と、釘を刺すような発言をしていますので、ちょっと注意をした方がいいかもしれません。

 さて、長いスパンの話はいいですが、最近の動きはどうなんでしょうか。最近は、先物の出来高が増加しています。一部、先物業者ががんばっていましたが、このところ簡単に動かせないようになっていました。不思議だな~と、何度か書いてきましたが、確かに、業績面の好転を好感して上がっているところはありますが、どうもそれだけではないような気がします。その答えが、今日分かったような機がしましたが、なんと、今日だけで投資信託の募集の締め切り本数が40本を越えているということです。ボーナスシーズンを当て込んで、投信の設定をしたようですが、何でこんな高いところで設定する必要があるのか…毎度疑問に思ってしまいます。また、泣かされる投資家が出てくるんでしょうね。投信を売った方には毎年毎年手数料が入ってきますから結構なことですが…。年初来高値に進んできたところを買わされた投資家の方は…。本当に何時までたっても自分だけがよければ良いという体質は改まりません。銀行さんもそのうち投資信託専門のクレーム処理室の設置が必要になるかも(網既にあるかも…)知れませんね。

 また話がそれそうですが、結局、この大量設定にともなう外貨の手当てが最近の円安を、また、インデックス型の投信が先物による手当買いを実施した可能性があります。最近、裁定買い残が急増していますが、投信などが先物買いによる手当てを進めた結果、現物と先物のサヤが拡大するケースが増えた、という見方も出来ます。ちょっと注意して相場を見たほうがいいかもしれません。以前から、日経平均株価のポイントとして9875円付近を上げ、次のポイントとして1万356円を書いておきました。本日このポイントを押さえに来ましたので、目先的に波乱するする可能性がでてきます。個人的なポイントの計算の仕方ですので、あてにはならないかもしれませんが、自分では「いわしの頭も信心から…」で、結構頼りにしているところです。日米とも、サイコロは超過熱状態…。押し目買い方針には変りはないものの、いかにも買いに出来くいのも本音。

 来週はちょっと注意してかかることにしましょう。それではそろそろ出かけます。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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