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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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気迷い感を強めながらも、続伸…アナリストの強気が増加中
 おはようございます。  昨日は体調不良(血圧上昇)のため、書き込みができずに失礼しました。週末になると血圧が上昇します。もっと気楽に相場を見れば良いのですが、以前から書いているように、この10月、11月は買いの重要な時期と見てきましたので、気を抜くことはできません。でも、すでに答えは出たようですから、来週からは肩の力を少し抜いて見るようにしましょうか。

 さて、「景気回復後の利上げピッチが早くなる…」と懸念させた前日のバーナンキFRB議長の金融引き締めに関する発言からドルが上昇。これを受けた昨日の米国株は、ドル高による資源価格の軟化から資源株が売られ反落してスタートしました。しかし、原油価格が国際エネルギー機関(IEA)の原油需要の上方修正などから石油関連株が値を戻したほか、最近の相場の特徴であるアナリストによる投資判断の引き上げがハイテク株やヘルスケア関連にだされたことや、相場全般に対する強気見通しが出されたことから、引けにかけ買い物が増加。結局、主力3指数とも続伸して終わりました。

 この日は、大手投資銀行バークレーズが、IT関連需要の増加からコンピューターハード業界の投資判断を引き上げ。特に、IBMの目標株価を従来の119ドルから140ドルに引き上げたことからダウの大幅な伸びに寄与しました。通信業界の活性化からサーバーやストーレージ(外部記憶装置)などの需要が拡大する…と予想しています。また、インターネット広告の増加から検索大手グーグルの業績が向上するとして、投資判断が引き上げられるなどし、ハイテク株が人気化。フィラデルフィア半導体株指数は、この日3%強上昇しています。

 米国株は来週から本格化する決算発表を前に、基本的に見送り気分の強い展開になっています。ただ、企業業績回復への期待感はアナリストや投資関係機関の投資判断や株価目標の引き上げから、じょじょに強まりを見せています。ただ市場全般はまだ気迷い感が強く、昨日のニューヨーク市場の出来高は10億株を割り込み、騰落銘柄数も値上がり1804、値下がり1188と、全面的な強気にはなっていません。来週、インテルやGEの決算が発表されますが内容いかんでは、ポジティブサプライズから、一気に「懐疑」が吹き飛ぶ可能性も出てきます。

 特に、バーナンキ発言を嫌気して昨日債券市場で、10年もの国債金利は、瞬間3.4%まで上昇。前日からの金利の上昇率は4%近くに達しており、債券市場に基調変化が起きた可能性を示しています。債券市場のアナリストの間にも、債券を持つリスクを示す人も増え始めており、今後、債券から株式への資金シフトが加速する可能性も出てきます。このところ、現在1070ポイント台のS&P50が一年内に1200ポイントに上昇する、という見通しが示されましたが、昨日は、「年内に」1200ポイントに達するとも見通しもでてくるくらいアナリストの心理状況が変化してきました。思ったよりも相場が急上昇する時期が近づいているのかもしれません。来週のインテルとIBMの決算、とくに外需が注目されます。(ただ、期待感が過剰な期待感に変化したときには、失望が待っていることも忘れてはいけません)
 9日の米国株
 ニューヨークダウ 9864ドル34セント +78ドル07セント (0.80%)

 NASDAQ総合指数  2139.28ポイント +15.35ポイント (0.72%)

 S&P500  1071.49ポイント +6.01ポイント (0,56%)

 CME日経平均先物(ドル建て)  1万85円  +95円

             (円建て)   1万60円  +50円


 9日の日本株
 日経平均株価 1万16円 +183円92銭 

 TOPIX    897.83ポイント  +10.24ポイント

 出来高 20億9383万株 (内、SQ関係分1億6000万株)

 売買代金 1兆5929億円 (同1900億円)

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ : 70  RSI : 37  25日線かい離 :-3%


 日経平均株価は4日続伸して終わりました。3連休を控え、金融株やノンバンク株などに買戻しの動きが強まったほか、後場になると、先物にもまとまった買戻しが入りほぼ高値圏で終わっています。市場では、オイルダラーや米国年金の買いが噂されていましたが、上昇銘柄をみると日経平均採用銘柄の上げが目立つほか、TOPIXに比べた日経平均の上げ率が大きく、先物の買戻しと同時に裁定買いがインデックス銘柄中心にはいったことが本当のところではないでしょうか。これだけ、為替市場で円高予想が強く、景気の2番底懸念が強いのに、長期性の資金が入るというのは(これまでのところ)考えにくいところです。最近の、書き込みでも、裁定買い残が解消売りにともない、一気に3000億円以上も減少したので、近々、積み増しの動きから日経平均が上昇するのでは…と書いてきましたが、SQの足かせがとれたため、先行して始まったようです。

 まあ、25日線より下にいますので、あまり信頼は置けませんが、ここに来て環境が変りそうな感字になってきました。まず、鳩山首相が記者会見のなかで、15ヶ月の変則予算について言及し。雇用対策とともに景気対策の可能性を示唆したことです。また、すったもんだしていたモラトリアム問題も、金融機関の「努力目標」というところで、落としどころを探りトーンダウンして終わったこともプラス材料になりそうです。結局、亀井発言は金融機関の経営や融資姿勢に対するけん制の意味が大きかったということでしょう。

 さらに、バーナンキ発言で米国の金利上昇が鮮明になりましたが、このところ史上最低水準にあった欧州の銀行間貸出金利(米国の貸出金利が援用される)が上昇を始めてきました。この動きが継続するかどうかで、キャリー取引の対象が円に移行する可能性も出てきます。そうなると、円高予想が一転して円安予想に転じてきますので、日本経済にとって順風になる事も予想されます。ここからは、日米ともに金利が株価の動向を決定する重要な要素になってきそうです。来週以降は、相場の見方を変える必要が出てくるかもしれません。もっとも、物色の方向性はこれまで主張してきたことと変りませんが…。来週は、ロンドン銀行間貸出金利(LIBOR=ライボー)に注目。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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