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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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J&Jの売り上げ減に失望…しかし、インテルの予想を上回る決算で引け後の取引は急伸
 おはようございます。
 企業決算への期待感を強めている米国株式市場ですが、昨日は寄り前に発表された健康関連用品大手ジョンソン・アンド・ジョンソンの第3四半期決算の売上高が市場予想に届かず、前年同期比で減少したことを嫌気し、売り先行でスタートしました。また、注目されていた医療保険改革法案が上院財政委員会で可決し、成立へ向けて一歩前進したことから保険大手エトナやユナイテッドヘルスグループなど医療保険株が下落、有力金融アナリストがゴールドマンザックスの投資判断を中立に引き下げたことから銀行株が売られるなど、金融関連株の下落も目立ちました。一方、ドルの下落やOPEC(石油輸出国機構)の石油需要見通し引き上げを受け、原油価格が上昇したことを受け、資源株が上昇、指標の下支え役を演じ、結局、ニューヨークダウとS&P500は小反落。ハイテク株が多いNASDAQ総合指数はシスコシステムズが発表した通信機器メーカーの買収を好感し、反発して終わりました。

 また、この日引け後に発表された半導体大手インテルの第3四半期決算は、売上高が94億ドル、EPSが33セントになりました。アナリスト予想の売上高90億6156万ドル、EPS28セントをともに上回っています。また、第4四半期の会社側予想は売上高101億ドルのプラスマイナス4億ドルと引き続き好調な見通しを示しました。これを受け、GLOBEX市場では、ニューヨークダウが70ドル以上上昇、NASDAQ100、S&Pとも急伸して取引されています。

 この日発表されたジョンソンアンドジョンソンの第3四半期決算は、売上高は150億8000万ドルで市場予想の152億2000万ドルを下回りました。ただ、純利益は前年同期を1.1%上回る33億5000万ドル(EPS1.2ドル)を確保。アナリスト予想のEPS1.13ドルを上回りました。会社側は2009年決算の通期のEPS見通しを4.54ドルー4.59ドルと、従来見通し(4.45-4.55ドル)から引き上げています。

 この日は、金融関連に悪材料が相次ぐ一方、インテルの好決算、シスコシステムズの通信機器メーカースターレットネットワーク買収などハイテク株に好材料が続きました。ジョンソンアンドジョンソンの決算内容は悪いものではありませんでしたが、昨日も書きましたように、後ろ向きの利益確保から、売上増加→利益拡大を期待する方向に転換しているため、売上高が予想に届かなかったJ&Jの決算に失望したものと思われます。ただ、利益面では市場予想を上回るとともに、通期の見通しも引き上げており、市場の失望感は大きなものにならなかったようです。一方、インテルの決算とともに、注目されるのがシスコシステムズのM&A。アイフォーンやブラックベリーなど新しい携帯端末向けの映像電送などデータ通信の増加を展望した買収で、通信分野での新たな成長に対応した動きで、今後、他の競合企業でも囲い込みの動きが活発化してくる可能性があります。米国の経済のパイの拡大は期待すべくもありませんが、パイの中身は金融から新しい成長分野へと移行しつつあり、今後の投資では、この変化を重視することが大事になります。相場は確実に、成長性を重視した第2ステップに入りつつあるようです。

 13日の米国株
 ニューヨークダウ 9871ドル06セント -14ドル74セント (0.15%)

 NASDAQ総合指数  2139.89ポイント  0.75ポイント (0.04%)

 S&P500    1073.19ポイント -3ポイント (0.28%)

 CME日経平均先物 (ドル建て) 1万75円 -15円

              (円建て)  1万55円  -35円   


 米国株は高安まちまち、CME日経平均先物は小幅安で帰ってきました。ドルは主要通貨のバスケットに対し14ヶ月ぶりの安値を更新してきましたが、対円では小幅な円高の取引になっています。市場環境としては中立ですが、引け後発表のインテル決算を受け、GLOBEX市場で米国株が急伸しているほか、日経225も上昇に転じており、今日の日本株はハイテク株を中心に堅調な展開が予想されます。また、昨日、ドル安を受け金価格が1オンス1069,70ドルと、8日につけた最高値1062.70ドルを上回っており、引き続き産金株や都市鉱山関連株が注目されます。このブログでは日本のパーツ業界の強さを書いてきましたが、今日の日経「大機小機」欄でも世界のものづくりを支える日本の資本財の強さについて触れていました。まったく同感です。内需転換も大事ですが、今は大競争時代を生き残るための資金稼ぎを優先する時。とにかく世界の景気回復を取り込める企業しか買えない。これまで書いてきた物色の方向感に変化なし。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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