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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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予想を上回る企業業績と、堅調な小売が株価を押し上げ大台回復…
 おはようございます。今日は朝からガスっていて、生駒のお山もまったく見えません。この3~4日は朝から秋晴れで、お山のアンテナ群が朝日を浴びて反射し、シャンとした気分にしてくれたんですが…。まあ、相場観にもガスがかからないように、今日も一日気合を入れてがんばりましょう。

 さて、アルミ大手アルコアの予想を上回る決算から始まった、米国の第3四半期決算発表ですが、予想を上回るものが続々と登場。アナリスト予測は、かなり強気のものが多かったのですがそれを上回る実勢になっており、市場に「サプライズ」をもたらしています。
 半導体大手インテルの予想を上回る決算発表を受けたこの日の米国株ですが、寄り前に発表された銀行大手JPモルガンの決算も市場予想を大幅に上回ったことから、大幅高でスタート。1万ドル大台手前で足踏みする場面はあったものの、原油価格の上昇を受けた資源株高や9月の小売売上高の実質増加で小売関連株が買われたこともあり、引け近くに大台を突破。結局、主力3指数とも1%を超える上昇になりました。

 この日発表された小売売上高(9月)は、買い替え支援策が8月で終了した自動車販売の落ち込みから1.5%の減少になりました。ただ、市場予想の2.1%減は上回っています。一方、自動車販売を除いた小売売上高は0.5%の増加。家具やガソリン販売の好調から市場予想の0.2%増を上回り、消費が底堅いことを示しています。

 ニューヨークダウ週足
 さて、図は直近の株式ウィークリーレポートで使ったものですが、先週、下降バンド内の内部抵抗線を突破。相場が強気圏内に入ってきたことを示唆しています。当面、右肩上がりの上限ラインCと主力下降バンドの上限ラインAが交差するポイントが相場の屈折点になるものとなりそうですが、このゾーンは、以前から指摘している月足のテーブル内にあり、抵抗力はかなり強いものがあると思います。
 今回の相場が、本格的な立ち直りに入るには、この下降バンドを抜け出すことが条件になりますが、現段階では、まだ結論を出すにはいたりません。

 このバンドを突破するには、やはり新規の資金流入が課題になりますが、この鍵を握るのが債券市場にある待機資金。景気が回復色を強めるとともに民間の資金需要が強まりますが、現在は財政資金の調達が優先された状態。民間からの銀行借入が増加すれば、市中金利は急速に上昇し、債券の保有リスクも高まってきます。ドル資金の海外への流出も国内資金需要の増加にとっては金利押し上げ要因。現状の状態では、公的資金調達が民間資金の調達を阻害するクラウディングアウトがおき、将来的に金利上昇圧力が強まり、財政、景気にも悪影響を及ぼす可能性も出てきます。そろそろ、何らかの為替政策の変化が出てくるかもしれません。まだ先の話だとは思いますが、債券の保有リスクが高まっていることだけは確か…。現実に、10年物国債の金利は最近の3.1%台から、昨日は3.4%台へと短期間に急上昇しており、債券市場から資金が流出している可能性を示しています。下降バンド突破へ向け、エネルギー充填が始まった…と見てもいいのでしょうか。(図はクリックすると拡大されます)

 14日の米国株
 ニューヨークダウ 10015ドル86セント  +144ドル80セント (1.47%)

 NASDAQ総合指数  2172.23ポイント  +32.34ポイント (1.51%)

 S&P500  1092.02ポイント  +18.83ポイント (1.75%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万205円 +125円

              (円建て)   1万190円  +110円
 

 米国株は大幅上昇、CME日経平均先物も申し訳程度に上昇して帰ってきました。米国株高でドル安が続いていますが、対円相場は89円台前半の小動き。ほぼ昨日と同様な相場環境になっています。昨晩も書いたように日本経済には固有のリスクがあり、なかなか世界の景気回復の流れに乗れませんが、今日も、昨日と同様、為替動向を受けた先物筋に振られる展開か…。米国の銀行株高を受け昨日売られた銀行株の買戻しや先物の買戻しからしっかりはじまるものと思われますが、25日線を突破できずにもたもたしていると、昨日のように先物筋の介入から売り崩される懸念も…。とにかく、ここは、世界景気回復の恩恵を取り込める株…しかない。テーマ株を注目したいところですが、決算発表が近づいていることから、業績の裏づけがないテーマ株は相場の持続力に疑問があります。海外のテーマや景気回復につながるもので、2011年決算見通しの明るいものを丹念に拾うこと。25日線を一気に引き上げる位のサプライズをともなう大幅高がほしいところ…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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