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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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負け組み金融機関の決算に失望…金と比べた原油価格の割安是正からダウが上昇?
 おはようございます。昨日は薬切れによる血圧上昇で、病院に駆け込み書き込みができず失礼しました。「あなたの血圧は薬で持っているんだから、切れたらすぐに来なさい…」ときついお叱り。そのあと、「毎度のこととは言いながら、どうなっても知りませんよ…」ときた。どうやら最悪の患者の一人らしい…。

 さて、米国株式市場は「業績感応相場」が続いています。昨日は、金融界の負け組みバンクオブアメリカとGEが決算を発表。ともに期待にそぐわぬ悪い内容だったことから、市場は大幅に反落してスタート。昨日引け後に発表されたIBMが冴えない見通しを発表したことや、ミシガン大消費者信頼感指数(10月)が市場予想に届かなかったことなど、冴えない材料が続いたことから終日安値圏での商いが続きました。ただ、9月の鉱工業生産指数が市場予想を大幅に上回ったことから、原油価格がほぼ一年ぶりの1バレル78ドル台後半まで上昇。これを受け資源株が買いなおされたことから引けにかけ下げ幅を縮小したものの、結局、主力3指数とも反落して終わりました。

 この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数(10月)は、69.4.前月の73.5から低下するとともに、エコノミスト予想の平均値73.5も下回り、消費心理の弱さを示しました。景気の現況指数は前月の73.4から、72.1に、消費期待指数も同73.6から67.6にそれぞれ低下し、市場の失望感を誘いました。また、同日発表の鉱工業生産指数(9月)は、98.5。前月0.7%上昇するとともに、市場予測の平均値0.2%上昇を大幅に上回りました。自動車関連や衣類の好調が目立ちましたが、特に、自動車買い替え支援策終了にともなう反動が懸念された自動車・同部品が前月比8.1%伸びたことが注目されました。(ただ、8月の支援策廃止前の駆け込み需要の増加で、納車が遅れている分の生産がありそう)

 昨日までに金融大手4社の決算が出揃いましたが、積極的にリスクをとってトレーディングを強化した、JPモルガンとゴールドマンザックスの好調振りが目立つ一方、十分にリスクをとりきれなかったシティやBOAとの格差が目立ちました。ただ、いずれも、個人ローンや不動産ローンなど貸し倒れ引当金の増加など、コスト上昇が目立っており、証券市場が再び不振になったときの、収益体質の弱さが懸念されます。今後、住宅や商業用不動産、個人消費の低迷が続いた場合、収益低迷が長引く可能性があり、今後のポートフォリオ構築ではウェートが低下して来る可能性が大きいものと思われます。

 米国株は今週も堅調が続き、2週連続陽線で終わりました。市場の反応を見ると、過去の相場をリードしてきた金融株には期待以上の業績を、製造業については利益面よりも売り上げ面を注目する傾向があるようです。先行きの成長が期待できない金融に対してはより大きな見返りを求め、今後の成長が期待できる製造業には「将来性」を求める…という流れです。明らかに投資基準が違ってきており、今後の物色動向にも影響を与えてきそうです。来週は、中国でのアイホン販売が開始されるアップルなど「将来展望」の拓けた企業の決算が発表されますので、ますます、この流れが鮮明になってきそうです。
 また、原油価格の上昇が目立ってきましたが、従来言われてきたのは原油価格×10が金価格。昨年は原油価格と金価格の倍率が7倍まで縮小し、原油価格の行き過ぎが目立ちましたが、現在はこれが13.5倍まで拡大。金価格に比べた原油価格の割安感が目立っており、当面、この修正から原油価格上昇が続くことになりそうです。したがって、資源株の影響が大きいニューヨークダウやS&P500優位の展開が続くことになるかもしれません。15日朝の書き込みで掲載したニューヨークダウのチャートの上値抵抗線の状況を見ながら、来週も強調相場がつづくことになりそう。

 16日の米国株
 ニューヨークダウ 9995ドル91セント -67ドル3セント (0.67%)

 NASDAQ総合指数 2156.80ポイント -16.49ポイント(0.76%)

 S&P500  1087.68ポイント  -8.88ポイント (0.81%)

 CME日経平均先物 (ドル建て)  1万215円  -55円

              (円建て)   1万205円  -65円


 16日の日本株
 日経平均株価 1万257円 +18円91銭高   TOPIX  900.95ポイント  -3.16ポイント

 出来高 : 19億7433万株  売買代金 : 1兆3228億円

 日経平均サイコロ : 8勝4敗  騰落レシオ : 83  RSI : 49 25日線かい離 : +1.2%
 
 
 米国株は続伸、CME日経平均先物も1万300円台、為替は1ドル90円台…順風の相場環境でしたが、日本航空の再建をめぐる不透明感から大手銀行株が引き続き売られたほか、電力、建設など内需中心の金利敏感株がもさえない展開。一方、低価格を売り物視するファーストリテーリングなどが買われ日経平均の指数を支えました。全般的には、週末控えで先物の手仕舞い売りなどが増加。業績発表を控え上値を追う動きも無く、騰落銘柄数が値下がり数900を超えるなどさえない展開でした。この日も、ほぼ寄り付き段階で、勝負がつき終日の値幅は74円という狭いレンジ内の動き…。

 日本株は、海外株高の追い風を受けているものの、為替や政策の不透明感、景気の二番底懸念から重たい空気の相場が続いています。一昨日上向いた25日線は再び低下しており、相場の方好感が乏しくなっています。一昨日も書きましたように。ともに上昇中の13週と26週移動平均線にはさまれた狭いレンジ内の動きに入っており、右肩上がりは維持しているものの、力不足の展開は否めません。政策は内需を指向しているものの、実際の経済は外需を中心に回復しており、投資家にとってもどちらを重視して良いのか決めかねて居る状態ではないでしょうか。ただ、最近の株価上昇や長期金利の上昇で、ドル相場にも変化が出始めており、円が91円台に入ったことは、相場の方向感を決める意味では明るい材料になりそうです。来週のアップル決算を初め一連の米国ハイテク株決算は日本株にもインパクトを与えてきそうです。物色方向に変化無し。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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